クレジットカード付帯の海外旅行保険の使い方

海外旅行に行くときは、海外旅行保険に加入する人が多いと思います。
わたしも自分たちの経験から基づいて言うと、旅に出るとき、特に世界一周や長期旅行に出るときは絶対に保険に入っていたほうがいいと思います。

海外旅行の保険は、金子秀人損害生命保険事務所、AIU保険会社、ジェイアイ傷害火災保険などが有名なところですが、私たちはクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用しています。

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私たちの旅の保険

保険会社が提供する保険プランに加入すると、長期旅行で夫婦旅の私たちは軽く数十万はかかってしまいます。
なので、私たちはクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用することに決めました。

クレジットカード付帯保険は、複数のカードの補償額が合算できるので、よく検討すれば保険会社が提供する保険プランと同等の補償が受けられます。

だいたいのクレジットカード付帯保険は3ヶ月間しか適用されないので、3ヶ月以上旅行する予定の私たちはカード選びには苦労しましたが、結果大幅に保険料を削減できました。

海外旅行保険のために4枚のクレジットカードを持って来ましたが、かかった金額は2人で年間1500円です。(初年度無料などの特典があるため、2年目はもう少しかかります。)

今までに3回ほど海外で病院に行っていますが、何の問題もなく使えていますし、旅8ヶ月目の現在でも保険によって守られています。

カード選びについては、世界一周・海外旅行に持っていくクレジットカード選びという記事でまとめたので、今回は保険の使い方について説明したいと思います。

クレジットカード付帯保険で旅をしたいけれど、実際に病院を利用するときの使い方がよくわからない、という方がいると思いますので(わたしもそうだった)その不安を拭えればと思います。

海外旅行にクレジットカードを持っていく理由と、海外旅行保険についてまとめました。そして、世界一周(長期旅行)に持っていくことにしたクレジットカードを紹介します。

クレジットカード付帯保険の使い方

保険の適用のしかた

クレジットカードには、自動付帯利用付帯の2種類があります。

自動付帯は、クレジットカードの利用がなくても、日本出国時点で保険適用がスタートします。
利用付帯は、クレジットカードの利用があってから、保険適用がスタートします。
利用付帯は、その期間の定め方が2種類あります。

①日本出国前に、日本でその旅行のための公共交通機関の支払いにカードを利用したら、日本出国時点で保険適用がスタートするカードと、

②日本出国前または後に、国内または海外でその旅行のための公共交通機関の支払いにカードを利用したら、その時点から保険適用がスタートするカード、があります。

※公共交通機関は飛行機、バス、電車、タクシーなど。

自動付帯の保険の適用のしかた

自動付帯は、前述のとおり日本出国時点で自動的に保険が適用されているので、保険適用のために何かをする必要はありません。

利用付帯の保険の適用のしかた

①日本出国前のカード利用で適用されるカード

日本出国前に、日本でその旅行のための公共交通機関の支払いにカードを利用したら、日本出国時点で保険適用がスタートするので、一番簡単なのは出国の飛行機チケットをそのカードで購入してしまうことです。

その他には、空港までの長距離バスの料金をカードで決済するなどの方法があります。

②日本出国後のカード利用でも適用されるカード

日本出国前または後に、国内または海外の公共交通機関の支払いにカードを利用したら、その時点から保険適用がスタートするので、海外にいる間に保険を適用させたい場合は、飛行機移動の際のチケットをカードで購入してしまうのが一番簡単だと思います。

私たちは飛行機にほとんど乗らないので、海外の交通機関をクレジット払いというのは毎回少し苦労しましたが、探せば方法があります。

実際に使用した場面は、
・タイのチェンマイでグリーンバスをネットでクレジット払い
・インドの電車をネットでクレジット払い
の2回です。

JCBカードの場合、VISAやMasterに比べて使えるところが少ないのが難点です。

実際に病院に行くときの流れ

保険の適用ができたところで、ここからが本題です。
海外で「具合が悪いので病院に行きたい」となったときに、どのようにすればよいか。

私たちが実際に利用したときの一例なので、これが絶対というわけではありません。
こんなんでも利用できましたよ、という内容です。

1.まず電話する

本来はカード会社ではなく保険会社に電話をするのですが、わからなければカード会社に電話をして、カード付帯保険を使って病院に行きたい旨を伝え、保険会社の電話番号を教えてもらえばいいです。

カードの裏に書いてある電話番号は、カード紛失の際の緊急番号ですが、急ぎの場合はまずここに掛けてしまってもいいかもしれません。

だいたいカード会社のホームページに海外から掛けられる緊急電話番号が載っていると思うので、出発前にリストアップしておくとスムーズだと思います。

※IP電話を利用している人は注意!

私たちはスマートークというIP電話を利用しているのですが、海外からIP電話でも掛けられる電話番号がどこにも載っていないので苦労しました。

IP電話をご利用の方は、出国前に保険会社に電話をして、海外からIP電話でも掛けられる電話番号を聞いてリストアップしておくことをおすすめします。

2.内容を伝える

保険会社に繋がったら、「今海外にいて、具合が悪いので病院に行きたい」と伝えます。
電話代かかる場合は、折り返しの電話をお願いしても良いと思います。

ここからは基本的に電話先の指示に従えばいいだけですが、聞かれる内容は
・利用カード名
・カード番号(家族カードの場合、本カードの番号を伝えた方がスムーズ)
・日本出発日
・帰国予定日
・カード使用について(いつ、何に、いくらくらい支払ったか)
・症状について(いつから、どのような症状)
・今いる国、地域(病院を利用する国、地域)
・折り返しの電話番号
などです。

その後一旦電話を切って、保険会社側が提携している病院が近くにあるかを調べてから折り返しの電話をくれます。

提携の病院があれば、その病院名と住所を教えてもらえるので、その病院に向かいます。
その際、キャッシュレスで診察を受けられるかを確認しておきましょう。

提携の病院がないようであれば、特に病院の指定はないので、近くの病院を調べてもらうか宿の人に聞くかして病院に行きます。
この場合は現金建て替えだと思います。

ちなみに病院に行くまでの交通費も請求できます。
レシートをもらえない国でも、どこからどこに乗って、いくらかかったかをメモしておきましょう。

3.病院に行く

病院に行ってからは、日本と同じように受付をして診察、処方という流れです。

タイのバンコクで、保険会社と提携している病院(Bankok Hospital)を利用したときは、日本人専用受付カウンターで、まずパスポート提示をし、受付用紙にクレジットカード番号や日本での連絡先、具体的な症状などを書きました。

日本語が話せる先生に診てもらい、薬の説明の紙も日本語、支払いはキャッシュレスと至れり尽くせり。

インドのアーグラで、保険会社と提携していない病院(シャンティーマンガリーホスピタル)を利用したときは、パスポート提示なし、てきとうな紙に名前、歳、日本の住所を記入しただけで診察してもらえました。

英語でのやり取りと、現金建て替えということ以外、特に不便はありませんでした。
領収書をもらえない場合がありますが、頼んできちんと書いてもらったほうがいいでしょう。

病院に行ったあと、保険会社に費用などを報告する必要は特にありませんでした。
なにか不備があれば電話を掛け直してくれます。

4.書類発送

保険会社が日本に書類を送ってくれていると思いますので、日本に帰ったら書類の記入と発送をします。

私たちは、病院に行ったあとすぐに帰国する予定はなかったので、書類の発送が遅くなっても大丈夫か確認したところ、その保険会社は3年間は大丈夫とのことでした。(電話をした日からなのか、病院に行った日からなのかは未確認)

日本に帰る予定がなくても請求できる方法はあると思うので、何年も日本に帰る予定がない人は保険会社に聞いてみてください。

申請に必要な書類については、帰国してからのほうが正確なことが書けると思うので後に追記しますが、今わかっている限りでは
・日本出国時と帰国時の航空券の半券かeチケットコピー
・利用付帯の場合、クレジットカードを使って公共交通機関を支払ったときの控え
が必要だとのことです。

交通費に関しては、領収書がもらえなかった場合は、領収書がもらえなかった旨を記入する必要があるそうです。

アドバイス

病院に行くときは、可能であれば大きな都市に移動してからの方がいいと思います。
保険会社と提携している病院がある可能性が高いからです。

提携の病院であれば、日本語可能だったり、キャッシュレスで診療を受けられたりするところもあって、かなり楽です。

携行品損害保険も利用しました

先日Surface Pro3を落としてしまって、画面が割れ、タッチパネルが完全に使えなくなってしまいました。

自分で落として壊してしまったので、保険が適用されるか心配でしたが、保険会社の損保ジャパン日本興亜に電話をしてみたらできるとのことで安心しました。

電話で伝える情報は、病院を利用するときとほとんど同じで
・利用カード名
・カード番号(家族カードの場合、本カードの番号を伝えた方がスムーズ)
・日本出発日
・帰国予定日
・カード使用について(いつ、何に、いくらくらい支払ったか)
・壊れたものの状況について(いつから、どのような症状)
・今いる国、地域
・折り返しの電話番号
などでした。

必要書類

・保険金請求書原本(事故日、事故状況を説明、捺印またはサイン)
・パスポートコピー(顔写真と日本出国帰国印ページ)、もしくは航空券半券、eチケットコピー
・損害品の修理見積書原本/修理領収書原本/修理不可能証明書原本
・損害品の写真
・損害品購入時の領収書、または保証書、取り扱い説明書等の原本
・利用付帯の場合、海外の公共交通機関をクレジットカードで支払ったことがわかる利用明細書

上記の書類を保険会社に送付します。

※免責として3000円かかります。

以上、損保ジャパン日本興亜の一例でした。

さいごに

以上、とても簡単で単純な流れでした。
あ、こんな感じでいいの?とわかってからは、割と気軽に病院を利用することができました。

一番苦労するのは、電話をかける時のWi-Fi環境だったりします。
途中で途切れたり、電話が取れなかったり・・・。

2017/7/18追記

日本に一時帰国中、損保ジャパン日本興亜に保険金請求の手続きをし、無事保険金をもらえたので報告します。

必要書類

・保険金請求書
・交通費申告書
・交通費領収書(ない場合は理由を明記)
・日本出国時と帰国時の航空券の半券かeチケットコピー
・利用付帯の場合、クレジットカードを使って公共交通機関を支払ったときの控え
・病院でもらった領収書

携行品損害は、

・保険金請求書
・日本出国時と帰国時の航空券の半券かeチケットコピー
・利用付帯の場合、クレジットカードを使って公共交通機関を支払ったときの控え
・損害品の写真
・修理等見積書(見積書発行不可の会社でしたが、修理費用が記載されている問い合わせメールのコピーで大丈夫でした)
・損害品購入時の領収書

を提出しました。

保険会社に書類を送って、メールor電話確認後、1週間後には指定口座に振り込まれていました。
早すぎてびっくり!

おまけ

インドの病院の手書きの領収書、こんなんで大丈夫かなと思ったけど、大丈夫でした。笑

保険会社によって流れや必要書類は異なりますが、流れは大体こんな感じです。
参考になれば嬉しいです。