ヨーロッパに安く海外旅行に行く方法のひとつとして、オフシーズンに行くという方法があります。
しかも、オフシーズンの観光地はどこも空いているので、長蛇の列に並んだりする必要はありません。
でもその代わり、冬なので寒い。
今回は海外旅行(特に短期旅行の場合)で、寒い国や冬の時期に行くときの持ち物や服装と、そのポイントについて、寒がりなわたしが経験したことを踏まえて書いていきます。
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寒い国に行くときの持ち物・服装とそのポイント
1.ヒートテック・貼るカイロには注意が必要
ヒートテックやカイロは便利ですが、寒い国や冬では室内に入ると暖房が暑いくらいのときがあるので、汗っかきの方は注意が必要です。
汗をかいたまま、また寒いところに行くと、簡単に風邪をひいてしまいます。
汗をかいたら着替えたり、汗が引くまで待つなどして体温調節することをおすすめします。
2.コートで完全装備
コートさえしっかりしていたら、中が多少薄着でも大丈夫。
しっかりしたコートを用意しましょう。
以前、冬の北京に旅行に行ったときに、とても寒いと聞いていたので分厚いモッズコートを新しく買っていきました。
結果、これがなかったらどうなっていたことかと思うくらい重宝しました。
それとやはり、雨や風に強い素材がいいと思います。
最近はかわいいダウンが流行っていますので、機能がしっかりしたものを1枚持っていると、どこへ行くにも安心です。
より暖かさを求めるのであれば、ロングコートをおすすめします。
普通の丈のコートよりも、腰や脚の付け根まで防寒できるので暖かいですし、ポケットが大きい場合が多く、位置的にも手を突っ込みやすいです。
女性だと、冬でもおしゃれのためにスカートにタイツを履く方もいますが、そんな方にも少しでも暖かいロングコートはおすすめです。
3.靴下は重ね履き
足元が冷えると体全体が冷えてしまうので、靴下を重ね履きにするのがおすすめです。
キツめの靴下を重ねてしまうとギブスみたいになって窮屈なので、ゆるめの靴下も持っていくといいと思います。
もちろん手袋も忘れず。
4.とにかく耳を隠せ!
寒いときはとにかく耳を隠せ!
これは、実際に寒いところに行ってみて気づいたことです。
寒くて寒くてもうだめ、と思ったときにフードで耳を隠したら俄然平気になりました。
耳あて、ニット帽、マフラー、ネックォーマー、フード、なんでもいいので耳を隠してください。
東ヨーロッパのウクライナに行ったときは、老若男女ほとんどの人がニット帽をかぶっていました。
寒い国に住む人たちの中では常識のようです。
5.靴はスニーカーよりも革靴ブーツ
▲土砂降りに完敗のプライマークのスニーカー
寒い国では、安いスニーカーは裸足も同然ということを失敗から学びました。
冬のニューヨークを、PRIMARK (プライマーク)で5ユーロくらいのぺらぺらスニーカーで行ってしまったのです。
一緒に行った友人たちは革靴(ドクターマーチン)を履いており、雨も風もへっちゃらでしたが、わたしは足先まで完全に冷え切って凍えていました。
寒い国に行くときは、寒さと雨に強い靴を履いていってください。
6.マスクは寒さと乾燥対策
全身をどんなに完全防備しても顔が寒い、というときはマスクが防寒になります。
ただ、そんなことをするのは日本人だけですし、滞在中ずっとマスクをして外出するのはなんだか旅の風情がないので、本当に寒い時だけにするといいと思います。
マスクは、夜寝るときや飛行機の中など、乾燥するときにも使えます。
さいごに
とにかく旅行中は風邪をひかないように、服だけでなく薬なども忘れずに持って行くといいと思います。
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