【マガジンvol.4】 わたしとウィーン2

「ウィーンはいつもウィーン」
オーストリア民族音楽、シュランメル音楽の代表曲である。ヨーロッパの中央、すなわち中欧に位置している国オーストリアの首都、ウィーン。
中世からハプスブルク家の都として栄え、ヨーロッパ屈指の都会へと成長した。
旧市街は世界遺産に登録されている。「音楽の都」とも呼ばれるウィーンだが、魅力は音楽だけには留まらない。シュテファン寺院、王宮、ザッハートルテ…観光のキーワードを挙げればキリがないけど、百聞は一見に如かず。
伝統とモダンが融合するバランスの良い街。見どころも沢山、ウィーンに行ってみよう。
「ウィーンはいつもウィーン」 伝統とモダンが融合するバランスの良い街。見どころも沢山、ウィーンに行ってみよう。

「おしゃれして行こう」

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黄色が美しいシェーンブルン宮殿。オーディオガイド付きで14.5€。
40分ほどで見終わり、庭園をまわる。

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黄色い宮殿に青い空、緑の木々に色とりどりの花。完璧すぎて夢みたいだった。

少し肌寒かったが、トイレで、持ってきたスカートに履き替えた。
ここにくるときはこの風景に合うようにおしゃれしなきゃ。

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「夢中」

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美術史博物館でブリューゲルやフェルメールの絵を見た。知っている有名な絵がいくつかあって楽しめた。

実は本編より楽しみにしているスーベニアコーナーで、お気に入りの絵のポストカードを買って、さあ、カフェで休もう。
美術館はたのしいけれど、夢中になっているぶん見終わるとぐったり。

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「美術館ごと」

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ヴェルベデーレ宮殿の美術館12.5€。最高だった。

こじんまりとした美術館だが、クリムトが光りすぎていて泣きそうになった。
美術館ごとほしい。それくらい圧倒された空間だった。

「自虐」

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おみやげ屋さんを少しのぞいた。
こんなキャップを見かけた。

「NO KANGAROOS IN AUSTRIA」。

小さいころはAustriaもAustraliaもおんなじ国だと思っていたし、今でもぱっと見、まちがえる。

オーストリアも自覚していたんだね。

「ウィーンのおすすめは銀器コレクション」

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ホーフブルク宮殿はかつて約650年にも渡って栄華を極めた、ハプスブルク家の住まいとされていた王宮。
王宮内の部屋の見学はもちろん、敷地内に併設されているシシィ*博物館や宮廷銀器コレクションを含めるとかなりボリュームがあって、長時間楽しめる。

*シシィ:フランツ・ヨーゼフ1世の皇后エリザベートの愛称

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wien16宮廷銀器コレクション。
銀器コレクションと言いつつも、様々な種類の食器が多数展示されている。
とにかく種類と数がものすごい。特にポットやカップ。
wien13個人的にこういうのが好きで、時間を忘れてかなり長い間ぼーっと魅入ってしまった。
カトラリーセットとかグラス、カップを集めたい。

こういうジャンルのコレクション展示では、今まで行った中で一番良かった。おすすめ。

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「悲シシィ」

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王宮内のシシィ博物館が印象的だった。
シシィの愛称で親しまれるエリザベート皇后の、美への追求、現実逃避、夢想主義、悲しい最期など、暗いけれど興味をひかれてしまう内容が盛り込まれていた。
詳しい日本語ガイドのおかげもあって予想以上に楽しめたし、シシィに感情移入してしまって、終わった後はちょっとしゅんとしてしまった。

腹が満ちればこころも満ちる

「ウィーンと言えば」

ウィーンと言えば!
ヴィーナー・シュニッツェル(仔牛のカツレツ)。
ほとんど自炊だったヨーロッパ旅行において数少なかった外食の一つに、ヴィーナー・シュニッツェルは選ばれた。
その時たまたま歩いていた道で見つけた2,3軒のレストランの中で1番安いところに入っただけだし、食事として量は少なかったけど、美味しかった。
美味しかったというか、日本の定食屋で白米と味噌汁と漬物と一緒に出てきてもなんら不思議はない。そんな感じ。 悪くない。いや、すごく良い。

「レモンが足りない」

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Figlmuller(フィグルミュラー)というウィーンで有名なシュニッツェルのお店。
日本でいうカツよりは薄いが、顔の2倍はあるこれを平らげるのはけっこう覚悟がいる。(どのくらいデカいかはレモンの大きさで比べてみてほしい。)
レモンを絞ってみるも、ひとつじゃどう考えても足りない。
店員に「食べれる?」みたいにおちょくられながら頑張って最後まで食べたが、後ろからワッって脅かされたらたぶん吐いてた。

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そんなカツよりも、ここで食べたサラダがおいしくて忘れられない。ウィーンのサラダは酸っぱ甘くておいしいなと思っていたが、ここは特に美味しかった。カツ、サラダ、ビールで21.3€。

「賢い買い物」

旅中はホステルのキッチンが使えればパスタ、それ以外はサンドイッチを作って食べていたから、スーパーでは常に美味しそうな最安商品をチェックした。

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旅先でスーパーを物色するのはもはや趣味でさえある。スーパーをうろつくとその国の物価が少しだけ見えてくる。
ヨーロッパのスーパーには大容量で安い商品がたくさんあるが、そういうものは大抵は味がイマイチだ。
そんな中で、圧倒的な安さとクオリティを両立している、オーストリアの”clever”というブランドがある。

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ある日の買い物で実際に買ったものの一部。広告写真のようだけど、”clever”を集めたわけじゃない。パンでもヨーグルトでもお菓子でも、最安を探すと必ず”clever”に行き着くのだ。

一番気に入ったのは、色々な種類(チョコレートやジャムが付いている)のクッキーの詰め合わせで、500g入り。似たようなものを各国で買ってたけど、”clever”ではダントツの安さで感動した。写真に写っているのは、ウエハースをチョコでコーティングしたもの。これも安かった。

ただ残念だったのは、”clever”はオーストリア国内でしか見かけなかったということ。
まあでも、日本で言うと”トップバリュ”とでも言ったところだろうか。
まさに”クレバー”な買い物である。