突然ですが、わたしは「肌断食」を行うことを決めました。
始めようとしたきっかけは、使っていたファンデーションを切らしたこと。
今までは、恥ずかしながら母にもらった試供品をずっと使っていました。
基本的に薄化粧なので、プラスチックケースに入った試供品でも1年くらい持ちました。
なによりコンパクトだし軽いしで、持ち運びするときに非常に便利だったのです。
そんなわけで次のファンデーションはどれがいいかなーと検索。
いろいろ見ているうちにたどり着いたのは、ベビーパウダー?!
肌にやさしい、使用感もナチュラル、そして安い。らしい
もともと肌に化学製品を塗ることに違和感を感じていたわたしは、3拍子揃ったベビーパウダーにすぐに食いつきました。
そしていろいろ調べているうちに、ベビーパウダーをファンデーションがわりに使うなら、もっと肌に優しくてお金と手間がかからない方法があることを知りました。
肌断食
それは「肌 断 食」。
なんとも忌々しいネーミング。
肌断食に定義などはないようなのですが、肌のスキンケアをやめて本来肌が持っている回復力を活かす、という方法らしいのです。
化粧品に頼って怠けている本来の肌の力を取り戻そう!と。
化粧水・保湿・クレンジング・メイクなどのすべてをやめる、というものもあれば、週末だけ、または夜だけなどのプチ肌断食というのもあるみたいです。
参考 肌断食の正しいやり方Q&A、お肌を休ませるスキンケアのまとめ
ですが、そこまでストイックにやってしまい、化粧もしない・日焼け止めもしない生活をとなると、わたし的にはかなり困るのです。
それがたとえ肌にとって最善の方法だったとしても、わたしは化粧を全くせずに人と会うのはいやだし、日焼け止めを塗らない代わりに日傘・サングラス・帽子など完全装備で外出するものいやだからです。
なので、完璧な肌断食は早々に諦めて、自分なりの肌断食を始めることにしました。
そもそもなぜ始めることにしたのか
化粧水は肌のバリアを壊す!とか悪循環!とか、ネットでたまに言われていますが、専門的なことなのでなにが正しいのかはわたしにはわかりません。
でも、そんなわたしが自分流肌断食始めることにしたのには理由があります。
・長期旅行のことを考えて
旅行に行くとき、いつも面倒だと思っていたんです。
化粧品はすべて旅行用の容器に詰め替えて、帰ってきたらそれを洗って、乾かして。
もし長期の旅行なら、詰め替え容器だけでは足りないし。
それに旅行中、お風呂あがりや朝の準備に化粧品を塗りたくる作業に時間を取られたくなかったのです。
それでいつも、男は楽でうらやましいな~思っていました。
・いままでのスキンケアに疑問
わたしは中学~大学1年生くらいのときにニキビが多かったので、ニキビ用せっけんや化粧水など色々試してきましたが、効果のほどはいまひとつ。
そしてある日テレビで見たとおり朝の洗顔をぬるま湯洗顔だけにしたら肌の調子がよくなり、それ以来徐々にニキビは減っていきました。
今では、肌きれいだね~と言われることが増え、今までのは一体……?と。
スキンケアに無頓着な男性のほうが赤ちゃん肌みたいできれいなことが多いし、やっぱり化粧や過度な洗顔がいけないんじゃないか?と思っていました。
・これからのスキンケアに不安
長期旅行のところと少し近いですが、化粧品に頼らないで生きられるようになりたいな、と思っていました。
お風呂からあがったあとは、いつも何よりも先に化粧水を塗り、乳液・保湿までしてはぁ安心、という毎日。
母からもらう、そこそこいい値段の化粧品を使っていたから安物はもう使えないし。
これをこの先毎日何十年も続けるのかぁ。
もし母からもらえなくなったら自分で調達しなきゃなぁ。
どれが良くてどれが悪いとか比べるのにお金と時間が掛かるし、どんどん新作は出るし、正直どれも変わらないけど変なものはつけたくないし、ネットはステマばかりで信用できないし。
あぁ、今のうちに化粧品の呪縛から解き放たれたい!!!
こういう理由で、自分流肌断食に挑戦することにしました。
自分流肌断食
科学的根拠などには基づいていないですが、わたしが自分に合っていると思ってやっている自分流肌断食をご紹介します。
ぬるま湯で軽く洗うだけ。
その後ニベア→日焼け止め→ベビーパウダー→ポイントメイク
【夜】
化粧をしなかった日は、ぬるま湯で軽く洗うだけ。
化粧をした日は石鹸で洗い、クレンジングは使わない。
お風呂上がりは何もつけず、乾燥したらニベアを塗る。
※化粧品は基本せっけんで落ちるものを使用。
※マスカラなど落ちにくいメイクをしたときは、クレンジングを少し使う。
使っている化粧品
・ベビーパウダー
こちらのピジョンの固形パウダーを使用しています。
固形なので飛び散らないし、量を調節しやすいと口コミで人気だったのでこれにしました。サイズもコンパクトでいい。
ケースはシンプルな白。小さいので持ち運びがしやすい。
中には専用のパフが付属していますが、口コミで化粧用のパフを使ったほうがいいとのことだったので100均のパフを使用。
ドラッグストアを何軒か見ましたが、どこも売っていなかったのでamazonで購入しました。
280円、安い!
追記:現在Amazonでは3つセットしか売られておらず、代わりに新しくこのような商品が売られていました。
原料などが気になる方は以下の記事を参考にしてください。
参考
ベビーパウダーは顔に使っても大丈夫?安全性と使い方【Q&A】| アンチエイジング先生
・ニベア(NIVEA)
おなじみのニベア青缶。
家では169gの大缶、持ち歩き用に56gのミニ缶を使用しています。
ワセリンでもよかったのですが、べたべたになりすぎてしまうかなと思ったのと、ちょうど家にあったからという理由でニベアを使用しています。
今使っているニベアは、タイで日焼けをしてしまったときに購入したものなんですが、顔だけでなくいろんなところに使えたり、世界中どこでも買えるというのはかなりポイントが高いです。
化粧品の呪縛から逃れられたような気がする!
・石けん
もらい物のナチュラルソープ「ガミラシークレット」を使用しています。
使ってみると、さすが製法や素材にこだわった石けんという感じで、洗ったあと普通の洗顔せっけんよりつっぱらないし、しっとり感が残るので、肌断食と相性がいい石けんだと思います。
原材料には変なものを使っていないので、敏感肌の人にもいいそうです。
わたしは顔だけでなく、体や髪の毛を洗うのにもこれ1つで済ませているのですが、そういえば頭がかゆくなくなりました!
1個それなりの値段はしますが、相応の効果はありそうです。
・2016.6.5追記
ガミラシークレットを使い終わって今使っているのが、ミヨシ石鹸の「白い石けん」。
これで顔も頭も洗っています。
1個当たり約200円ですが、ひとつひとつに脱酸素剤が入っているこだわりよう。
いくつか純石けんを使ってみましたが、一番髪の毛に石鹸カスが残りにくいのはこれでした。
泡立ちもよく、つっぱらないのでおすすめです。
・2016.7.4追記
どうやら純石けんに体が慣れてきたっぽいので、最初に使っていたねば塾の「白雪の詩」に戻してみました。
最初、泡立ちの良さに驚きましたが、その代わり石鹸カスが残りやすいと思ったので「白いせっけん」に変えていました。
「白雪の詩」に戻すと、最初に感じた石鹸カスの残り感はあまり感じず、ツッパリもないので今後はこちらを使用していこうかなと思います。
なんて言ったってコスパがいい。
1個あたり135円で、「白いせっけん」よりも2周りくらい大きい。
amazonだと一度に4つ届くのもうれしい。
長く使うのなら、コストの面も考えてこちらかなと思います。
効果
さすがに冬にいきなり肌断食を始めるのはけっこう無謀だったらしく、今のところお風呂上がりは毎日ニベアをつけています。
でも今までのように慌てて化粧水をつけるということはなく、しばらくなにもつけない状態で過ごしていても問題はありません。
最初のツッパリを我慢したら案外イケそう、といった感じです。
乾燥の季節が終わったら、徐々にお風呂上がりのニベアなしへ移行していくつもりです。
自分流肌断食をはじめてから2週間、肌の調子は大変良く、つるつるしています。
前よりもきめ細かくなって、ほっぺの毛穴も目立たなくなっているような?
ベビーパウダーをつけるとさらにサラサラになり、色もワントーン明るくなるので、本当にこれだけで十分!
なにより今までより肌にかける時間が減り、楽になりました。
クレンジングの必要がなくなったし、石けんで顔だけでなく髪も洗ってしまっているので、お風呂の時間がかなり短縮できています。
化粧の落ちですが、軽い化粧なら石けんでも余裕で落ちました。
さいごに
まだ完璧に自分流肌断食が完成できたわけではありませんが、とりあえず化粧品からの呪縛解放の第一歩を踏み出せたかなと思います。
もうすこし暖かくなったら、お風呂上がりになにもつけなくても大丈夫になっているかを確かめるのが楽しみです。
これは完全にわたし流なので、これをそのまま同じことをやることはおすすめしません。
自分に合った方法を見つけるのがいいと思います。
リップクリームの呪縛からも逃れたいですが、これはなかなか難しそうです。
リップクリームを手放すのは今はまったく考えられない……
2016.7.14追記
現在はお風呂上がりに無印良品のホホバオイルをつけています。
3滴ほど手につけて、顔全体になじませるだけで、ニベアをつけなくても朝までしっとりです。
そして化粧落としやヘアオイルとしても使えるので本当に便利です。
これ一本でいいし、一度に使う量もかなり少ないので、多少高くてもかなり化粧品の呪縛から解き放たれた気分になります。
無印も世界中に広まりつつあるので、海外でも買えそうですね。
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