家で観ていたら旅に出たくなる映画8選

家で映画を観ていたら旅に出たくなる。旅行に行った気になる。

あれ?
「旅と映画」って最高の組み合わせだ。

実は映画鑑賞は旅、サッカー、料理と同じくらい好きな趣味で、年間100本くらいは家で映画を観ています。
最近はKINENOTEで記録を始めました。

ということで、「家で観ていたら旅に出たくなる」映画をご紹介します。

旅に出たくなる、旅中に聴きたくなる音楽17曲
音楽は旅の楽しみを膨らませる。 空港までの電車内、夜行バスでの移動中など、旅と音楽が結びついていることは、よくあると思います。 今回は旅中によく聴く曲を17曲に厳選しました!
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家で観ていたら旅に出たくなる映画8選

1.デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~

監督は「ハングオーバー!」シリーズのトッド・フィリップスです。
でも「ハングオーバー!」みたいなハチャメチャ感ではなくて、あくまでトーク主体の笑いです。

妻の出産のためにアトランタからロサンゼルスに帰るピーター(ロバート・ダウニー・Jr)が、空港のハプニングで偶然知り合った俳優志望のイーサン(ザック・ガリフィアナキス)とともにアメリカを横断する話。

アメリカを車で旅するというのは夢があります。
フリーウェイを走ってダイナーで休憩してモーテルに泊まる。カッコいいアメリカの旅をしてみたい、と憧れます。

ただこの映画はそんなカッコいいものではありません。
ただ最低な奴と二人きりで、必死に帰宅するだけの話です。

ザック・ガリフィアナキス(髭モジャのほう)が出てる時点でかなりヤバそうなのは予想がつきますね。見るからに怪しいですね。

こういうコメディの中では傑作の部類に入るのではないでしょうか。

2.ビッグ・フィッシュ

ティム・バートンが、「一人の男の人生という旅」をファンタジックに描いた映画です。

おとぎ話のような武勇伝を語り続ける父と、その話をいつしか信じなくなった息子。
病床の父の死が迫る中、「おとぎ話」が本当は真実だったかもしれないと気付くきっかけの品が見つかる。
再び父の物語にのめり込む息子。

きれいな映像が印象的です。

ティム・バートンって「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」とか「シザーハンズ 」とか「チャーリーとチョコレート工場」のイメージが強いんですが、「バットマン」とか「PLANET OF THE APES 猿の惑星」も作っているんですよね。

「ビッグ・フィッシュ」にも魔女や巨人が出てきます。笑
大人でも楽しめるファンタジー映画だと思います。

ちなみに、「ビッグ・フィッシュ」は大ホラ話という意味です。
伊坂幸太郎の「フィッシュストーリー」も同じくホラ話という意味で使われています。

3.シェルタリング・スカイ

希望を失ったアメリカ人夫婦が、その喪失感を癒すためアフリカへ旅をしに行く。
紆余曲折を経て砂漠の果てで愛を確かめた矢先、夫のポート(ジョン・マルコヴィッチ)がチフスに侵されてしまう。

すこし古い映画ですが映像と音楽が美しいです。
音楽は坂本龍一が担当したそうです。

第二次大戦後すぐの1947年という時代設定です。「この時代でのアメリカ→北アフリカ」という旅は、今とは全く違った意味があると思います。

夫婦関係に行き詰まった二人がアメリカ(文明)を離れて北アフリカ(未知)に行き、失われた何かを探す。
と、言葉にするとなんとも陳腐に聞こえかねない設定が、映画らしいといえば映画らしいとも思いますが、そんな設定でも退屈しない魅力があります。

4.ダージリン急行

疎遠になっていた3兄弟が、長男フランシス(オーウェン・ウィルソン)の提案で、インドのダージリン急行に集まって一緒に旅をすることになる。
喧嘩ばかりの3人はヒマラヤで尼僧になった母に会いに行く。

「ダージリン急行」はインドの景色も良いし、個性的な3兄弟の掛け合いや、程良い脱力感にマッチした音楽が心地良いので、そういうのが好きな人にはおすすめです。

3兄弟が一緒に旅をして、何かが劇的に変わったり、きれいに解決するような話ではないです。
分かりやすいハートウォーミングではないんですが、それでも観た後はなんとなくほっとする映画です。

5.グランド・ブダペスト・ホテル

「ダージリン急行」と同じウェス・アンダーソン監督の映画です。
小気味良いストーリー展開と要所のユーモア、音楽、独特の世界観が楽しいだけでなく、一応ミステリーでもあります。

常連のマダムの殺人事件をきっかけに、名門ホテルのコンシュルジュとベルボーイが大戦前のヨーロッパを右往左往しながら真相に迫る。

おしゃれで華やかで色彩豊かな映画で、肩肘張らずにクスッと笑いながら楽しめるので、普段は大作A級映画が好きな人にも観てもらいたいです。

個人的にはかなり気に入っている映画です。
このDVDのパッケージもかわいいですね。

6.阪急電車

阪急今津線を舞台に、様々な人の人生が交錯する、心温まる映画です。
この映画が好き、という人もけっこう多いです。

群像劇を観ていると、短い時間で色々な人の人生に触れることができて、それだけでなんとなく旅を感じます。

僕は東京出身なので、というか東急出身なので、「池上線」とか「大井町線」とか映画があったらいいなと思っています。

東京人が関西弁の映画を観るから、この映画を観ると旅に出たくなるのかもしれません。
毎日日常でこれに乗っている人もいますよね。

7.色即ぜねれいしょん

みうらじゅんの自伝的小説を田口トモロヲが映画化した「文科系青春物語」。
ボブ・ディランに憧れてロックに生きたい主人公・乾純(渡辺大知)が、夏休みに友人と3人で、フリーセックス主義の島だという隠岐島に行き、出会いと別れを経験して2学期になる。

バカらしさと切なさがいいバランスで、もやもやとした高校生の青春の一瞬の輝きにグッとくる映画です。
誰もが経験して過ぎてゆく、青春への郷愁に誘われます。
フリーセックスの島なんて、男子高校生にしてみれば相当夢がありますよね。

このときの臼田あさ美がかわいい。

8.曲がれ!スプーン

「曲がれ!スプーン」は、自分以外に面白かったと言った人に会ったことがありません。
それくらい評判の良くない映画で、好みは分かれると思います。

超常現象バラエティ番組のAD桜井米(長澤まさみ)が本物のエスパーを探して旅に出る。
そしてエスパーの集まりに偶然遭遇する。
テンションの上がる米(ヨネ)と、超能力をバレたくないエスパーたち・・・

現実ではありえないシュールな描写の邦画は好き嫌いがはっきり分かれますが、長澤まさみはやっぱりかわいいし、こういう映画もたまにはいいですよ。

9.百万円と苦虫女

21歳の佐藤鈴子(蒼井優)が、100万円貯まったら実家を出る、また100万円貯まったら引っ越す、を繰り返す中で知り合った人たちとの交流を描いた映画です。

蒼井優が不器用な主人公の役にハマってて良いです。

海や山で出会った人たちとのほのぼのした温かな交流と、弟が学校でいじめられていたり、家族が軽蔑の目で見られたりしているシリアスなシーンが両方あるので、ただの「ゆったりほのぼの映画」とは違った感じがあります。

こういう「ほのぼの」と「ちょっとシリアス」を織り交ぜたような邦画は、「家で観る映画」としてけっこうおすすめです。

 さいごに

好みが分かれるセレクトかもしれません。
また、都市などにフィーチャーした映画は別の記事に書きたいと思います。

旅を題材にした映画じゃなくても、旅に出たくなることはよくあります。
その映画の気分を帯びて旅に出たくなる、ということです。

ストーリー、映像、音楽、キャスト、スタッフ、登場人物のキャラクター、時代や文化の背景など色々な要素から、旅に出たくなる気持ちを後押しされます。

そう考えると結局どんな映画を観ても、ちょっとは旅に出たくなってしまうけど。。