東京人として、京都について気になること

kyoto2

京都は中学校の修学旅行以来、もう何度も行っている。
何回行っても楽しいしいろんな発見がある。
気になることをいくつかまとめてみました。
スポンサーリンク

気になること

建物のこと

IMGP3666

京都を歩いていると気になるのは、一般の人の家屋でしっかりとした門があるところが多いということ。

あくまで印象だけど、門があってその奥に少し長い通路が続いて、玄関に至る、というような家屋が多かったように感じた。また住居ではない店舗でも、外観や柱は古い建物をそのまま使っているところが多かった。

さらに言うと、店舗でも幅はわりと狭く、奥行の広い店舗が多かった。これは古い京町家の建築様式の名残のようだ。

建物や通り丸ごと古い状態を残している場所は比較的多く、伝統的な建物のなかに現代的なテナントが入っているところもたくさんあって、伝統建築をうまく活用している。
パリとかローマと同じように、街全体が歴史遺産のような都市ならではの光景だろう。
観光で歩くような場所だからそういう風に見えるところが多いのかもしれない、とも思う。

市バス天国

IMGP3759

京都の街は東西南北に整然と道路が通っていて地図でも見やすく、市バス網も良く整備されていて観光客にとっても非常に便利。

これらのバスは当然、京都に住む人々の足にもなっているわけだが、京都人でも完璧に使いこなしている人はなかなかいないみたいだ。

京都滞在中、ある定食屋の入口でホテル最寄りのバス停まではどうやっていくのが良いかと訪ねてみた時のこと。
定食屋のご主人、奥さん、息子さん、お母さん、さらには隣の店の方まで出てきて皆別々のベストルートを教えてくれた。唯一全員に共通していたのは、結局どのルートもたいして変わらない、ということ。みんなにお礼を言って一番最初に来たバスに乗った。

別の日にバスに乗ってたとき、隣にいた地元女性は観光客向けに販売しているバスの一日カードを購入して乗っていると言っていた。
ホテルのフロントで目的地までのバスルートを訪ねたときも、いくつかのパターンを教えてくれた。

東京と違って多くの人が日常的に市バスを使っているような気がする。(東京はバスよりメトロ、私鉄かな)
かなり細かいバス網なので、地元の人でも迷うことは多そうだった。これは東京の地下鉄も同じ?

市バスが11時以降でも動いているのは観光地ならでは?料金は倍だった気がするけど東京に比べればマシ。

説明表記

IMGP3613

バス停の看板や地下鉄の駅、観光名所のパンフレットを見て思ったのは、英語以外に韓国語、中国語の表記が多いということ。

いまどきどこでも英語はあるけど、韓国語、中国語の表記はまだまだ少ないと思う。
なかには展示物の説明書きのほとんどに韓国語、中国語の表記があるところもあった。
説明まであるのはすごいと思う。

近年はアジア人をターゲットにしてるのだろうか。そういえば欧米人も多いけど中国人もかなり多いと思う。

総人口6億人を抱える巨大な地域となった東南アジア。タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、マレーシア、シンガポール、ミャンマー、フィリピン、インドネシアの9か国の地図と統計データです。

関西の接客

IMGP3792

僕は京都を訪れる身なので、ホテルであれ飲食店であれ当然接客を受ける機会が多い。
そういうときに東京から来たと言うと非関西人だからなのか、言葉遣いを珍しがられることも少なくない。(こっちは東京からの観光客に慣れてると思っているんだけど)

そんななかで、京都の人は本当に言葉の選び方が上手だと思う。
京言葉特有の奥ゆかしい言い回しや接客方法は、東京では感じることのできない新鮮さとともに京都に来たという実感を強くさせる。
ちなみに、定食屋で魚の「たいたん(炊いたん)」とかあると、より強く関西を感じる。

東京の標準的な丁寧語とはすこし違う、気さくさと丁寧さのバランスが良い接客に感じる。
とは言っても訪れるほとんどのところは観光客向けであるから、接客もそういうポイントを意識しているだけなのかもしれない。

一方で東京と比べてよりフランクに感じる場面もある。バスの運転手はたいていの場合は丁寧さよりも気さくさが目立っているし(観光客は乗降車時に手間取りがちで、運転手もそれには慣れてるはずなのになぜか冷たい気もする)、町の定食屋のお母さんも話しやすい雰囲気で肩肘張らない感じ(これは東京も同じか)。

店によってはすこし冷たいと思う接客もあるけど、関西の商人文化っていいなと思う。

夜の鴨川

IMGP3757

夜の京都にもまた、昼の京都とは違った魅力がある。
歴史建築のなかにあるカフェやバーからは音楽が流れ、鴨川沿いは等間隔に陣取ったカップルで埋まる。

寺院や神社も現代的な美しいライトアップがなされ、華やかな京都の夜を彩る。
鴨川等間隔の法則という言葉まであるようだ。

鴨川等間隔の法則

基本的に、カップルらは、そのときの合間に自然に従って、等間隔に座っていくといわれる
カップルの間に、新しくカップルが座ると、両側のカップルは、自分の左右の間隔が等しくなるように、何気なくじわじわと移動していくといわれる
夜間や夏場など、カップル数が多くなると、自然に間隔は狭まるといわれる
電灯の近くなど比較的明るいところや、男性グループの近くでは間隔が広まるといわれる

京都通百科事典より引用)

祇園の風俗街には東京や大阪にひけをとらない黒服の数。
歴史の都市京都には一見似つかわしくないのではないかとも思えるが、元祖花街が現代に残った形ということでさすが、納得。
こんなところからも京都の「歴史の都市」たる一面を垣間見ることができる。

「京都をつなぐ無形文化遺産」に「京・花街の文化」は登録されている。

さいごに

kyoto1

旅行に行くと、同じ日本でも自分の住んでいる地域とは違った文化や特徴がたくさんあるということに気づきます。
観光名所だけでなく都市や地域というかたまりを眺めたり、食や言葉を通して自分なりに文化の違いを感じる旅もなかなかいいと思います。

音楽は旅の楽しみを膨らませる。 空港までの電車内、夜行バスでの移動中など、旅と音楽が結びついていることは、よくあると思います。 今回は旅中によく聴く曲を17曲に厳選しました!