BUMP OF CHICKENの日産スタジアムを考えてみる

※自分の身の回りのことを思い出して書いてるだけで、統計などは取っていません。
わたしの勝手な推測・つぶやきです。

2016年7月17日、日産スタジアムで行われたBUMP OF CHICKEN STADIUM TOUR 2016 “BFLY”のツアーファイナルに行ってきた。

このツアーは、BUMP史上初のスタジアムツアーで、
4月9日の京セラドーム大阪を皮切りに、ナゴヤドーム、ヤフオク!ドーム、そして日産スタジアムで計6日間行われた。

スタジアムツアーなどができるのは、日本でも限られたアーティストだけだ。
アイドルを除けば、B’z・矢沢永吉・サザンオールスターズ・Mr.Children・ゆず・GLAY・L’Arc〜en〜Cielなど、そうそうたる面々。

そこにBUMPが加わるのは、失礼な話、意外だった。
でも肝心の集客はというと、7万人収容できる日産スタジアムが、ぎっしり埋まっていた。

わたしはBUMPの熱狂的なファン。だった。

中学のころインターネットで一聴惚れして、それからはもう典型的なバンプ厨で、常に頭の中は「BUMP」もしくは「藤くん」。
もともとのオタク気質なところもあって、かなり気持ち悪いくらいのめり込んでいた。

もちろん藤くんと同じ色のギターも買ったし、佐倉にあるベース担当のチャマの実家(居酒屋)にも何回か行った。
渋谷でメンバー4人に偶然会って握手したのは、おそらく私の人生の中で一番うれしかったことであり、自慢でもある。

でも高校・大学と進むにつれ、だんだんとBUMPから離れてしまった。
嫌いになったわけではないけれど、自然とCDを買わなくなり、新曲が出てもyoutubeで何回か動画をチェックして終わり。
「才悩人応援歌」の”ファンだったミュージシャン 新譜 暇つぶし”という歌詞にはちょっとドキッとした。
藤くん、ごめん!ってちょっと思ってた(笑)

でも、やっぱり昔の曲のほうがいいな~と思っていたし、周りにもそういう意見の人がかなり多かった気がする。
わたしと同じように、中学生の時に一緒にファンをやっていた友達で、今も変わらず愛を注ぎ続けている人はおそらくいない。
それでもBUMPがMステに出るとか、紅白に出るとかいうときはものすごい興奮したし、やっぱり好きだな~と思うことも何度かあった。
そんな微妙な関係を保っていた。

そんなもんで、バンプが日産スタジアムでライブをやると聞いたとき、最初は信じられなかった。
日産スタジアムでライブができるのは、あらゆる世代に数曲知られている大衆的な音楽だけだと思っていたから。

BUMPは大衆的な音楽ではないと思うし、曲も「天体観測」以外の知名度もそこまでないと思っていた。
一部の人たちが熱狂的で、根強い人気があるので、大きすぎず小さすぎない幕張くらいの会場が似合っていると思っていた。

完全に個人的な意見だけど、2001年に「天体観測」が発売されたあたり、2004年に発売されたメジャー2枚目のアルバム 『ユグドラシル』あたりがBUMP全盛期だと勝手に思っている。

最近になってMステや紅白に出るって聞いたときは、なぜ今?!という気持ちになったのは正直なところ。
だから、今のBUMPを支持するのは、それらの曲を青春時代にリアルタイムで聴いていた世代のなかで根強く残った人たち(現在25歳~30歳くらい)だと思っていた。

でも実際に日産スタジアムに行ってみると、年齢層は中学生からその親の世代(50歳前後)までと、思ったより幅広い。
その中でも圧倒的に多いと感じたのは、中高~大学くらいの歳の子たちだった。
BUMP全盛期のときに熱狂していた年齢の人たちと、同じ年齢層から支持を受けていたのだ。
中高生ファンが入れ替わっている!!
相変わらずの、中高生に対する絶大な求心力!!

元ファンは、最近の曲に興味がなくなっているせいで、BUMPの勢いがなくなっていたと思い込んでいたけれど、実は今も中高生からは変わらぬ人気があった
調べてみれば最近の曲でも、出せばオリコン1位や2位は当然。

これも踏まえてなぜ今、BUMPが日産スタジアムでライブができたのか、考えられる可能性を挙げてみた。
・現在も新たに中高生などの若いのファンを作り続けている。
・映画の主題歌やテレビ露出で新たなファン層を獲得している。
・BUMPファンの子を持つ親世代のファンも獲得している。
・大人になった元ファン世代が根強く残っていた。(←わたし)
・20周年という節目で、記念的な意味合いでの開催だった。

7万人を埋めるのであれば、これくらいは全部当てはまっていてもおかしくはない。

元ファンたちから上がる「最近のBUMPは昔と違う。昔のがよかった」という声。
確かに昔とは全然ちがう。
テレビにも出るし、曲に電子音も入れるし、ライブには衣装もあるし、ライブDVDも売る。
歌詞に物語性はなくなって、より歌詞が難解になっている気もする。

日産スタジアムのライブでは、光るリストバンド・光る大玉転がし・紙吹雪・銀テープ・花火などの豪華演出。
これを見て、「歌を届ける」だけではなく「楽しませる」ことにも意識をするようになったのかなと思った。

そしてライブを見ながらしみじみと思ってしまったのは、
他に、ここまで徹底的に哲学を歌い続けるバンドはあるだろうか、ということ。
これについては、他の追随を許さない絶対的な位置にいると思う。

中高生というデリケートな時期、いろんなことを悶々と考えてしまう時期に現れる、BUMPという存在。
大人は、いろんなことを忘れて大人になるけれど、そうやっていろんなことをうまく割り切ることのできない、大人になりきれないBUMPという存在。

音楽性や売り方が変わっても、そういう芯のところが変わってないから支持される続けるんだろうなぁ、と思った。

▲「昔のバンプ」の真骨頂だと思うアルバム。4人が20歳のときに出した、インディーズ1枚目。

いろいろ書いたけれど、もっと的確に説明してるブログありました(笑)
http://basement-times.com/post-15219/