【中国 広西チワン族自治区】酸味や辛味が決め手。南寧の料理

「南寧」なんて聞いたこともないっていう人も多いと思う。
実際、僕も南寧のことはほとんど知らなかった。

でも行ってみたら、優しい人たちと美味しい料理ですぐに南寧が好きになった。
そこで今回は、あまり知られていないであろう南寧のグルメについて紹介しようと思う。

※自分たちで食べたもの、現地で聞いた話、ネットで調べた情報を元に書いています。ガイドブックを持っていないのと、南寧滞在中にいろいろ調べてみたけど情報が少なかったため、情報が不確実である可能性があるということをご了承ください。

2016 世界一周 中国
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南寧について

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まず、南寧という都市について。

中華人民共和国広西チワン族自治区の首府である。歴史的な簡称は邕(ヨウ)だが、近年緑化が進んでいることから緑城とも言われる。チワン族が全市人口の 56.3 パーセントを占める。

(wikipediaより)

南寧は、広西チワン族自治区の首府である。
高温多湿な気候で、中国といえども東南アジアに近い。
広西チワン族自治区の南西はベトナムとの国境であり、南寧からハノイはバスで8時間ほど。

南寧にはいくつかの観光スポットはあるもののあまり有名ではなく、同じ広西エリアではより有名な桂林を訪れる人が多い。
また南寧を訪れたとしても経由目的(旅人の間では、中国の各地域からベトナムに入るための経由地として使われている。)がほとんどなので、一泊か二泊で次の都市へと向かってしまう。

そのため、移動手段についての情報はいくらかあるが、南寧自体の情報は極めて少ないというのが現状である。

広西料理・南寧で食べたもの

広西料理は食材を発酵させて出した独特の酸味や匂い、辛味が特徴で、桂林の米粉(ビーフン)や柳州の螺螄粉(田螺ビーフン)が有名。

では、南寧の食は?

南寧で食べたもの

米から作った麺や皮を使ったものが多いと思った。
また、酸味や辛味の強い漬物が添えられていたり、自分でトッピングできる場合が多かった。

老友粉

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こんな逸話がある。ある老人が毎日周端復の喫茶店へ通っていたが、ある日、風邪で行かなかった。そこで周端復は彼が揚げたにんにく、豆鼓(豆で作った調味料)、唐辛子、筍の漬物、牛肉、胡椒等を煮込んだ麺を老人に届け、食べさせた。その麺のおかげで老人の体調が回復した。このことから「老友麺」と名付けられたと言う。

広西チワン族自治区観光局の公式ホームページより)

老友粉は南寧の代表的な麺料理。
「粉」はベトナムのフォーのような、平たい米粉麺のこと。

酸味と辛味の効いた熱々のスープが食欲をそそる。
この酸味の秘密は、酸筍という筍の漬物。
独特の匂いと酸味を放ち、ザクッとした歯ごたえがクセになる。

基本的な具材は酸筍、唐辛子、豆鼓、牛肉、にんにくなど。
トマトが入っている場合もあった。

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オーダーが入ると、中華鍋で強火で調理が始まり、あっという間に一人前が完成する。
「老友粉」はオーソドックスなメニューで、他にも具の種類や麺の種類によって様々なバリエーションがある。

▼牛肉螺螄粉。
牛肉と田螺の身が入っている。201610111

▼老友肉螺粉
こちらも牛肉と田螺の身。田螺の出汁が美味い。
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▼老友伊面。
伊麺(または伊府麺とも言う)は、卵だけで練った麺のことで、清朝時代に役人だった伊氏が考案し、広まった。20161014-11

▼老友粉利。
粉利は広西エリアで見られる、米粉からできた太い麺のようなもの。麺よりは分厚い。写真のものはきれいな長方形だが、様々な大きさと形があった。
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▼老友猪杂粉
「猪」は豚肉。「杂」は内蔵。中国で食べる豚や牛の内臓はすごく美味しい。
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▼牛杂老友粉
牛杂は牛の内臓。牛杂は広州の名物だが南寧でも出している店が多かった。
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▼葱や漬物等のトッピングは自由。
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おすすめは中山路にある夏記老友という店。
ここの老友粉が一番美味しかった。

南寧に何店舗かあるらしい。初心者でも食べやすいと思う。
全体的に香ばしさがあり、やみつきになる。

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巻筒粉

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米粉で作った生地をクレープのように薄く伸ばして蒸し、肉や葱などの具材を巻いて、タレをかけて食べる。
皮厚め。

▼具の種類を自分で選ぶ屋台
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粉餃

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中山路にある中山粉餃という店の粉餃。
10個で7.5元。
粉餃は米粉で作った皮を使った水餃子のようなもの。
甘い胡麻だれがかかっていた。
ぷりぷりの皮の中にひき肉、葱、きくらげなどの具材が包まれている。

檸檬鴨

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甘家界牌檸檬鴨という有名店の檸檬鴨。
鴨肉を生姜、にんにく、青唐辛子、レモン等と炒め煮にしたもの。
日本でよくある醤油ベースの味に、にんにくと生姜、レモンがプラスされている。
レモンと言っても酸っぱ過ぎるわけではなく、ライムのような爽やかな風味。

伊莎奶奶

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「伊莎奶奶」は南寧に何店舗かある麺料理の店。
女性客が多く、店内も綺麗。
トマト冷麺が名物のようで、2016年の広西地方特色美食大赛で特金、金、銀の3つの賞を取ったらしい。
値段も10元前後と清潔な割にはリーズナブル。

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▼特金:奶奶拌粉
酸味が強い。
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▼金:奶奶拌粉C
酸味と辛味。トッピングのピーナッツが良い。
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▼銀:吉祥拌粉
結構辛い。
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▼三鮮粉
にんじん、とうもろこしなどが入った優しい塩味のスープ麺。
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粉丝班(FANS PARTY)

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店内が綺麗な螺螄粉の店。
若い人が多かった。

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▼秘制螺螄粉
おそらく定番商品。田螺の出汁の味がしっかりするが結構辛いスープ。具材は酸筍、油揚げ、田螺の身を刻んだもの、トマト、揚げ湯葉?、春菊?など。細長い麺。
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▼生料王
セロリ、葱、ホルモン?(レモンで下味?臭み消し?)、あさり?など。平たい麺。
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おまけ:広西のビール

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漓泉鲜啤(LIQUAN FRESH BEER)。
広西チワン族自治州の桂林産のビール。
水で薄めたかのように薄い(色も薄い)。
よく冷えていると美味しく飲めるが、炭酸弱め。
他の産地のビールもいくつか飲んだけど、薄いものが多い印象。
中国にはこういうビールが多いのかもしれない。

さいごに

南寧では色々なものを食べたけど、今回は広西・南寧の料理と思われるものを取り上げた。
老友粉は特におすすめなので是非試してみてほしい。

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