メイです。
リアルタイムでは東京ですが、ブログはミャンマー2日目の日記です。
そろそろ再出発の日が迫っていて、準備に焦ってます。。。
世界旅行記、2017年1月のミャンマー編です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。
陸路の旅の行方と、再会の噛みタバコ
2017/1/24 ミャンマー ヤンゴン
並べるタクシー運転手
ヤンゴンのバスターミナルに着いたのは、朝の3時。バスを出ると、タクシー運転手が1列に並んでいて、先頭の人が「タクシー?」と聞いてきた。
客引きがきちんと並んでいることに感動した。
客を取り合うタクシー運転手が並んでるなんて、そんな国初めてだ。すごい。
この時間でも、バスターミナルには次々と大型バスが到着する。
新しくバスが到着すると、タクシー運転手たちは我先にとバスの元へ走り寄り、並び出す。
先頭の人から客に声をかけていくルールらしい。
ときどき走りながらふざけ合ったりしてて小学生みたいでかわいいし、ルールを守る姿にすでにこの国には好感しか湧かない。
▼青いベストを着て並ぶタクシー運転手
とはいっても私たちはタクシーには乗らず、とりあえずベンチで時間を潰すことにした。
同じバスに乗っていた人たちは、いつのまにかタクシーでどこかに向かっていったけど、この時間に行って宿って開いてるの?
それともどこかで時間を潰すのかな?でもどこで?
私たちはいつもこうやってバスターミナルや駅で時間をつぶしてるから、いつも不思議に思ってる。
バスターミナル睡眠
まず宿をagodaで検索。
でも、うわ~、軒並み高い。
しかたないから、高いけどバックパッカーに人気そうなところを予約した。
タクシー運転手によると、市内へのバスの始発は6時らしい。
ネットでは43番でも乗れるとの情報を入手。
SIMがあるって便利~と思ったけど、数人の運転手に聞くともうそのバスはないらしい。
1月から変わったんだと言う人もいた。
とりあえず6時まで寝よう。
蚊がすごいので線香を焚いて。
クラクションとライトがうるさい中、ヨダレ垂らして爆睡していて、起きたら6時を過ぎていた。
市内へ
さぁそろそろ市内へ向かうか、と立ち上がると、いろんな運転手がタクシー乗らないか?と話しかけてくる。
「タクシーには乗らない。バスで行きたいんだ」というと、すぐに引き下がってくれる。
ついでに「バスはもうないよ、乗り合いバンはあっち」と場所まで教えてくれる。
この人たちには、嘘を教えて儲けようとかいう悪意が感じられない。
優しいんだねミャンマー人。
バンは、最初2人で3000チャットと言われたけど、2500チャットに落ち着いた。
無事スーレーパゴダまで到着。
そこから歩いて、予約していたバックパッカーベッド&ブレックファーストという宿へ。
おいしいウェルカムドリンクで迎えてくれた。
チェックインできるのは10時以降らしいので、それまで外でうろつくことにした。
初めての国、ミャンマー
シュンは3年前に来たことがあるけど、わたしにとっては初めての国ミャンマー。
今回の長期旅行では、今のところ行ったことのある国しかまわってこなかったけれど、やっと初めての国に来れて、久しぶりにワクワクキョロキョロ。
それに、昨日ミャワディで親切にしてくれたトゥーさんといい、朝のタクシー運転手たちといい、この国に対しての好感度はすでに爆上がり。
期待しかない。
他の東南アジアとも似ているけど、やっぱり新鮮。
街のみんなを見てるだけでおもしろい。
まず目につくのは、タナカ。と、噛みタバコ(クーン)。
わたしはピエロとかお面とか、もっと言えば着ぐるみとか、そういう顔ものが非常に苦手で、だからタナカはけっこう怖かった。
でも見慣れてきたらやりたくなった。
▼タナカをつけたおばちゃん@ニャウンウー
▼タナカをつけたおばちゃんたち@マンダレー
噛みタバコは、みんな赤いのペっと出すし、男の人の歯が赤くて汚い。
歯磨き粉みたいなにおいするし、みんな歯磨かないのかな?
▼そこらじゅうにある噛みタバコの屋台
朝食
道を歩けばいろんな屋台がやっていて楽しい。
宿のすぐ近くでモヒンガーを食べた。
ソーメンみたいな麺に、バナナの芽、玉ねぎなどが入っていた。
少し辛い。
そしてすごくフルーティーな味がするんだけど、グレープフルーツな気がする・・・!
1杯300チャット。日本円でなんと25円!安ぅぅぅぅぅ
どんぶりサイズじゃないとは言え、安ぅぅぅぅぅ
食後のチャイは200チャット。
ミャンマーではラペイエというらしい。
濃く淹れた紅茶にコンデンスミルク。
ものすごく甘いので、普洱茶に似たお茶をはさみながら飲むみたいだ。
▼こういう街路樹の周りを利用していろんな屋台をやっている
▼ちょっと気に入ってる緑。シュンは・・・カッパ?
10時になったので、宿に戻ってチェックイン。
部屋はすごくきれいで、スタッフの対応もホテル並み。
想像以上の高クオリティだ。
値段は高いのも納得行くけど、全部のレベルが低くてもいいから安い宿を提供して欲しいのがバックパッカーの願い。笑
エキゾチックミャンマートラベルへ
昼は「エキゾチックミャンマートラベル」という旅行会社を探して歩く。
ミャンマーとインドの陸路国境が、今も外国人向けに開いているのか、開いてるならその国境通過のパーミッション(通過許可証のようなもの)を取得できるのかを知りたかった。
エキゾチックミャンマートラベルだけが、政府が発行するパーミッションを代行をしているという情報があったからだ。
陸路国境はどこでもパーミッションが必要なわけではなく、他の国境ではいらない。
今回のミャンマー・インド国境は外国人向けには開いたばかりでまだ不安定なので、今はパーミッションが必要だという。
私たちは今までずっと陸路で来ていて、これからもそうするつもりで、それが私たちの旅のアイデンティティでもあった。
ネットでは、ミャンマー→インドは陸路では行けないという情報と、行けたという情報が錯綜していたけれど、最新の情報はほとんどなく、自分たちで実際に来てみて確かめるしかなかった。
エキゾチックミャンマートラベルまでの道で食べ歩き。
▼ピーナッツつき揚げ餅
▼混ぜ麺
▼サモサスープ
エキゾチックミャンマートラベルに到着。
小汚いビルの15階にある。
普通のきれいな旅行会社で、入るとコーヒーを出してくれた。
担当者が出てきて、ミャンマーからインドに陸路で抜けたい旨を話すと、すぐに、「それはできない。」という答えが返ってきた。
今は政府が方針を変えた?かなんかで、ミャンマー→インドは行けないらしい。
インド→ミャンマー→インド、インド→ミャンマー→タイのように、インドからミャンマーに入ってまたインドかタイに抜ける、という許可ならおりるらしい。
パーミッション無しで通れる国境は、コータウン、タチレク、ミャワディ(すべてタイとの国境)だけだと。
コータウン、タチレクが通れるっていう情報はありがたいけど、タイに戻るしかないのか。
とりあえず、陸路旅の夢は絶たれたか・・・
コータウンからタイに入って南下してマレーシア~インドネシアからスリランカ~インドか。
ミャワディからタイに入ってバンコクからコルカタかダッカに飛行機で飛ぶか。
ヤンゴンから飛行機で飛ぶか。
まあルートは考え直さなきゃいけなくなってしまった。
肩を落として出る。
近くの他の代理店をいくつか当たってみるも、「扱っていない」もしくは「エキゾチックで聞いてくれ」と言われ、諦めるしかなかった。
ラペイエはしご
帰りにラペイエ。
ここのは250チャット。
テーブルにパンがたくさんおいてあって、ちょっと中国の飲茶(ヤムチャ)みたいだった。
2軒目はお客さんがたくさんいて、人気のラペイエ屋っぽい。
ここのは紙コップ。
陶器のコップがいいな~
▼ラペイエ屋にたむろう男たち
再会
今日はヒトシさんとヤンゴンで会おうと約束していた日。
ヒトシさんとはバンコクで知り合った。
一足先にミャンマーを周り終わって、明日ヤンゴンからダッカ経由でネパールのカトマンズに行くらしい。
宿の前で待ち合わせて、チャイナタウンにあるバーベキューストリートに向かう。
ヤンゴンの夜。汚くて賑わってる。
タイやベトナムとはちょっと違う感じ。
チェーン店がなく、人のパワーを強く感じる。
みんな生き生きしてて明るいような。
▼チャイナタウン
▼バーベキューストリート
バーベキューストリートで適当な店を見つけて、適当と串を選んで焼いてもらう。
▼ロンジーを着ているヒトシさん
ミャンマービールジョッキで乾杯!
(ヒトシさんからもらった写真)
いやー、飲みやすくて、うまい。
日本のと比べたらちょっと薄めで、炭酸があまりきつくなくて少し甘みがある。
ごくごく何杯でも飲めそうなビール。
再会は楽しい。
1回目に会ったときよりも、もっと深くなった気がする。
いろんな旅人(歳、性別、趣旨、予算様々)といろんな話をして、世界が広がるし、考え方や意見も共有できる。
旅好きというバックボーンが同じだから、意見は違ってもお互い受け入れやすさはあるのかもしれない。
ビール一人3杯と串いろいろで、24300チャット(約2000円)。
ヒトシさんが多めに払ってくれた。
ありがとうございます~!
噛みタバコに挑戦
帰り道、3人で噛みタバコに挑戦してみることにした。
3つで100チャット。
(ヒトシさんからもらった写真)
せーの!で口に入れて噛んだとたん、まずくてみんなすぐに出したw
なんか・・・なんか歯磨き粉みたいな味だ。
あとで知ったけど、白いのって石灰らしい。
石灰を口に入れるなんて、嫌すぎる笑
そんなこんなでヒトシさんとはお別れ。
またどこかで会うでしょう!
イケメンマッチョヒトシさんの人気インスタアカウントはこちら→https://www.instagram.com/hitoshi_97/
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