【旅のルート】
東京→香港→中国→ベトナム→中国②→ラオス→タイ→ラオス②→タイ②→ミャンマー→タイ③→インド→バングラデシュ→インド②→ネパール→インド③→パキスタン→中国③→東京→タイ④→マレーシア→イラン→アルメニア
メイです。
リアルタイムは、アルメニアのエレバンで、有名なリダの家に泊まっています。
おばあちゃんちにいるみたいな感じで、とても居心地が良いです。
美味しいご飯で機嫌が直り、ヒロミカフェへ行く
2017/1/31 ピンウーリン(メイミョー)
ピンウーリンの朝夜は冷える。
朝夜は上着を着込むけど、昼は半袖でも大丈夫ってくらい暖かいから、体調管理が難しい。
宿の朝食は、バナナと、食パン3枚と、目玉焼き。
目玉焼きに味はついていない。
今日はこの宿(グレイスホテル2)を出たいので、チェックアウトの12時までに宿探しをしなきゃいけない。
この宿は良くない。
部屋にもよるけど、私たちの部屋は欠陥だらけだ。
さぁ宿探しの前にシャワーを浴びようと思ったら、お湯が出ない。
そしてやがて水すら出なくなった。
スタッフを呼ぶと、10分待ってと言われ、10分経ったらまた来るのかと思いきや、
いつまで経っても来ないので自分でもう一度お湯が出るか確かめると、出た。(確かめに来ないという海外あるある)
宿探し
まずはこの宿と同じ系列の、グレイスホテル1を見にいった。
ちょっと遠いけど、この辺あたりはのんびり避暑地っぽい雰囲気になってきて気持ちいい。
グレイスホテル1に到着。
部屋は明らかにグレイス2よりいいし、スタッフもちゃんとしてる感じはある。
値段は、聞くと1人10ドルだという。
粘ったけど、朝食なしで2人で16ドルまでしか下がらなかった。
安いところがいいならってグレイス2を勧められたけど、「いやここ今泊まってて良くないんだよ、Wi-Fiないし」と言うと、「ああ、上の階はWi-Fiないよね」と。
知ってんのかい、系列店舗なんとかしてくれよ!
帰りに何軒か宿をのぞいてみたけど、どこも高い。
最後の望みをかけて、グレイス2の真隣にあるゴールデンドリームホテルへ行ってみた。
ここはアゴダに載っているけど、評価が4くらいと、評判悪いところだから泊まりたくなかったんだけど仕方ない。一応見てみるだけ。
16ドルの部屋があるというので見せてもらうと、悪くない。
けど、部屋が臭いからシュンがちょっと無理と。
他に16ドルの部屋はないかと聞くと、もっと広い部屋に案内された。
ま、ここでいいか。
綺麗じゃないけど仕方ない。
急いでグレイス2に戻り、荷物をまとめてゴールデンドリームへ移動。
宿移動が完了したので、外へ繰り出す。
昼ごはん
まずお昼ごはん。
でもなんかもーーああーーーー調子でない。
グレイス2は洗面台から水は漏れるし、お湯は出なかったし
宿移動したとは言え、ゴールデンドリームもなんだか汚くて落ち着かないし
ドライヤーは調子悪いし
風邪で喉痛いし鼻水咳だし
変な虫に刺されてかゆいし
目のあたりもなんかつっぱってる感じだし。
いいことない。
悪いもの溜め込んでる。
いろいろ総じて調子が乗らない。
そんな嫌~な気分で屋台に向かうと、
店のおっちゃんが親切だし、ヒンが1つ800チャット(約68円)だし、無料でついてくる付け合せは豪華で美味しいしで、もうすっかりマルっとケロッと元気になった。
いっぱい種類があったので、おっちゃんのおすすめを聞きたかったけど、「reccomend」が通じなかったので、「you like」で通じた。
喜んで教えてくれたし、ミャンマー料理に対する好意も感じ取ってくれたみたいで、こっちも嬉しかった。
ちなみにおすすめされたのは、チリチキン。
なかなか辛かった。
わたしが頼んだ卵のヒンは、カレーっていうよりラタトゥイユって感じでトマトの酸味がおいしかった。
ヒンは油がすごいけど、付け合せがかなりさっぱりしているし、生野菜もついてくるので、意外に重くない。
▼生野菜
▼お好みで辛くしたり。
付け合せはたくさん。これほんとすごい。
▼このもやしは酸味があってさっぱり
▼豆と生タマネギが合う~
▼これはなんだかよくわからなかったけど、クリーミーで美味
あぁ。
丁寧で、色が綺麗で、素朴で、健康的で、小皿に盛られている料理って、かわいい。
私たちはこういうのが大好きで、日本で暮らしてたときは2人ともこんなのばっか作っていた。
作った料理を「見て、かわいくない?」「かわいい」なんて言い合っていた。
今すぐ日本に帰りたいとは思わないけど、こういう暮らしが懐かしい。
今になって思うけど、ミャンマーでこの店が一番良かったな。
ヒロミカフェへ
ピンウーリンのコーヒー情報を探しているときに見つけた「ヒロミカフェ」。
日本人の方が経営しているらしく、ここに行けば何か情報が得られるかなと思い、行ってみることにした。
穏やかな空気の中で散歩を兼ねながら、ヒロミカフェを目指す。
30分くらいかかったかな。
▼途中にあるヒロミカフェの看板。ホテルもある。
ここは、ミャンマーの軽井沢と言われてるだけあって、本当に八ヶ岳とか那須とか、そんな感じだ。(軽井沢行ったことない)
もうほんと、あんな感じ。
▼たまに豪邸もある
ヒロミカフェに到着。シャレてる。
レギュラーコーヒーとカフェラテ、バターチョコレートケーキを注文。
Wi-Fiはないらしい。
しばらくするとオーナーが出てきてくれた。
ヒロミカフェっていう名前だから、女性だと思っていたら男性で驚いた。
片桐さん、御年76歳。
とてもじゃないけど、76歳には見えない。
そして、なんと69歳の時に生まれた娘さんがいるらしい!
ミャンマー人の奥さんと大阪に10年住み、そしてここに13年住んでいるんだそう。
▼梅酒試飲させてもらった!ジンで漬けてるんだって。
コーヒーのためにピンウーリンに来た旨伝えると、今から農園を案内してくれると!
お言葉に甘えさせてもらい、片桐さんの車で、政府がやっていた(今は民間?)のコーヒー農場兼工場へ。
▼豆を干しているところ
▼片桐さんの言う通り、ここのコーヒーノキは背が低かった
▼皮は栄養分になるのに、捨ててしまっていた。
ちょっとだけだし、説明とかもないけど、偶然でこんなところに来れてよかった。
帰りに、片桐さんが仕入れているという、POPPOPという問屋的なところで、コーヒー豆購入。
500gで3300チャット(約280円)という破格の安さ。
片桐さん、ありがとうございました!
いつかお世話になるかもしれません。
追記。2017.11.28
「世界の村で発見!こんなところに日本人」というテレビ番組で紹介されました。
ちょうど一時帰国中だったのでリアルタイムで見ることができたのですが、ピンウールインという地名が出た時点で、「あ、ヒロミカフェの片桐さんだ」とわかりました。
放送ではここまでの道のりを「地獄のロード」とかって表現していましたが、別に旅人にとってみれば大したことはありません。
そこで生活している人にとって「地獄」というのは失礼なような・・・と複雑な気持ちになりました。
ピンウーリンも含め、ミャンマーは本当にいい国ですので、テレビの煽りにビビることなく、たくさんの人に訪れてほしいです。
———————————————–
帰り道、 コーヒーショップでアイスコーヒーを飲むことにした。
メニューやいろんな機材からして、この店は甘いコーヒーとかじゃなく、ちゃんとしたコーヒーを出す店っぽかった。
メニューを見て気になった、「Long black」というやつを頼んでみた。
砂糖ミルク無しでと注文したら、そんなやついないからか、途中で味見してと言われた。
本当に甘くしなくていいのか、2回確認された。
▼ジャニーズっぽい男の子
味は、かなり濃くて、強めのコーヒー。
苦味が強かった。
エスプレッソをアイスにしたような。
▼蛇腹の部分が長いストロー
ゴールデンドリームに帰宅。
ここ、コンセントがあそこに1つしかない!!!笑
夜ごはん
夕飯、今日の昼のところにまた行ってみたけど、夜はやってないみたいだった。
その向かいの店に繁盛している店があったので、入ってみた。
チキンとポークのヒンを注文。
付け合せがちょっとでも減ると、すぐにおかわりくれるサービスの良さ。
生にんじんハマりそう。
食べるラー油的なのに付けて食べるのが美味しくて、ボリボリ止まらない。
お会計して外に出ると、「こんばんは」と言われた。
え、誰?と振り返ると、ニコニコしてこちらを見ている男性。
話してみると、彼は長崎に1年いたらしい。
物腰が柔らかく、柔らかすぎてむしろクネクネしていて、日本語を話せたのが嬉しいのかすごく興奮しているみたいだから、どうしてもオカマっぽく見えてしまうんだけど、すごく親切そうな人だ。
明日また会おうということで、電話番号を交換。
宿に帰ったら電話がかかってきた。
明日、朝9時に時計塔に集合で、朝食を食べましょうと。
楽しみだ!
Comments