【2017 ミャンマー㉑ バガン~ヤンゴン】「シュエ」の意味と、タナカ博物館

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【旅のルート】

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シュンです。

約1か月いたウクライナを出て、ポーランドのクラクフに3泊。
アウシュビッツ・ビルケナウにも行ってきました。

明日からはハンガリーです。

2017 世界一周 ミャンマー
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ピンサルパの朝食とミャンマーの疑問

2017/2/13 バガン~ヤンゴン

そうだ、移動してきたこの宿(ピンサルパ)には朝食がついているんだ。
この宿の部屋はそんなに良くないし、朝食は棚ぼただから期待していなかったけど、予想外のバイキング形式でバックパッカーにとってはかなり豪華だった。

朝食は隣りにある系列のホテル内で食べる。

▼ピンサルパの部屋

▼こんな感じのを食べ放題

そもそも14ドル(パンチェリーの料金)しか払っていなくて16ドルの宿(ピンサルパ)に泊まれたので、まあ特はしている。一応。

詳しくは昨日の日記で。

【2017 ミャンマー⑳ バガン】サンライズはBulethiで。南京虫で宿移動
バガンのサンライズはBulethiで。タビニュー寺院、アーナンダ寺院などを観光して今日もサンセット。宿で自炊後に南京虫を発見。と盛り沢山な一日。

今日は夜のバスでヤンゴンに向かう。
チェックアウトをしてコーヒーを淹れていると、スタッフのフミヤさん(ミャンマー人)が話しかけてきた。

「ミャンマーの人はそんなコーヒー飲めないよ、3in1でも苦い。僕は3in1に砂糖を入れて飲むよ。」

3in1というのはインスタントコーヒー、ミルク、砂糖が一つの小袋に入ったもので、日本のブレンディスティックなどに似たもの。
これにさらに砂糖を入れるなんて、とんでもない甘党だ。
もはや甘党って次元じゃないんじゃないか。

今僕が飲んでいるのはピンウーリンで買ったミャンマーコーヒー。
ミャンマーでブラックコーヒーが親しまれるのには、まだまだ時間がかかりそうだ。

ともあれ、産地の人や政府がコーヒーの価値に気付いて、主要輸出作物として育てていけばいいと思う。

【2017 ミャンマー⑨ ピンウーリン】可愛い料理とヒロミカフェ
ピンウーリンの朝夜は冷える。朝夜は上着を着込むけど、昼は半袖でも大丈夫。

ミャンマーを旅していて気になっていたことをいくつか聞いてみた。

ミャンマーには「シュエ」とつく名前がとても多い。
この「シュエ」というのはどういう意味なのか。

フミヤさんに聞くと、「シュエ」は「金」という意味らしい。
ヤンゴンの「シュエダゴンパゴダ」もバガンの「シュエサンドーパヤー」も、「金のなんちゃら」ということだ。

また、ミャンマー人は「シュエ(金)」が大好きで、会社や宿や店の名前にもよく使われるらしい。
例えば、いつかに利用したバス会社「シュエミャンマー」は「黄金のミャンマー」。
ピンウーリンで泊まっていた宿は「ゴールデンドリーム」。
バガン(シュエニャウン)一泊目に泊まっていた宿は「ゴールデンミャンマー」。

「金」が好きでそういう使い方をするのって、すごく中国っぽい気がした。
ちなみに、「銀」は「モエ」。
「モエ」を聞くことは、「シュエ」に比べほとんどない。

ずっと気になっていた「シュエ」の意味がわかってスッキリした。

こんな会話を普通のスピードでこなすフミヤさんの日本語力はものすごい。

タナカ博物館

ミャンマー人女性がしているタナカ。
バガンには、Shwe Pyi Nann(シュエ・ピイ・ナン)というタナカメーカー直営の、Shwe Pyi Nann Thanakha Museumという博物館がある。

入館料は無料。行ってみると、他に客はいなかった。
館員のお姉さんはYoutubeを見ながら大声で歌っている。
入り口で靴を脱ぎ、中に入る。

色々な木。色々なデザインのタナカを擦る石の道具。
少し解説もある。

最後にメイがタナカを塗ってもらった。
樹皮ごと擦る。

通りがかったラペイエザンで持参のビスケットとともに一杯。

ピンサルパに戻り、またフミヤさんと話した。

僕たちがが食べていたゆでたまごについて、日本語でなんて言うの?と聞いてきた。
「白身」と「黄身」だと教えると、すぐに紙にメモをとる。
他にもバスの1等車2等車など、他の客に教えてもらった単語もメモしていた。

この仕事だけで日本語を覚えたなんて本当にすごい。
同じように仕事で英語も覚えたらしい。

ナイフと同じで、頭は使わないと錆びてしまうと言っていた。
その通りだ。

夕飯、夜行バス

夕飯を食べに外をぶらつく。バガンはミャンマー最大の観光地なので、宿の集まるエリアには安い屋台があまりない。

裏道で揚げ物屋を見つけた。
きゅうりの揚げ物。ミャンマーの揚げ物屋にはよくきゅうりがある。
日本では見ない。

他にいい店はなかったので、仕方なく商店でカップ麺を買い帰り道を歩いていると、モヒンガー屋台があった。
一杯500チャット。
もう麺が売り切れて片付け始めていたけれど、どこからか二人分だけ買ってきて作ってくれた。

ヤンゴンへの夜行バスはニューバガンにあるバスターミナルから出るようだが、宿までピックアップの車が来る。
時間通りにピックアップが来て、バスターミナルに向かう。

今回のバスも「ノーマル」バス。比較的ミャンマー人の人が多いようだ。
ミャンマーはバスの値段が安いので、外国人観光客は「VIP」と呼ばれる少し高いバスを選ぶことが多い。
なのでノーマルバスにはたいてい、僕たちのような外国人は2,3組しかいない。

ノーマルでも水やおしぼりがついてくる。
車内は少しだけ寒い。
途中の休憩で茹でとうもろこしとバナナを買って食べた。

明日からまたヤンゴンだ。

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