旧ユーゴスラビア・バルカン半島旅行。ルートと移動情報まとめ

私たちは現在長期旅行(世界一周)中で、2017年11月~12月の約3週間、バルカン半島(主に旧ユーゴスラビア諸国)を旅行しました。
私たちの旅のルートや移動情報をまとめます。

このエリアでは、一つの国だけでなく複数の国を訪れる周遊旅行をする人が多いと思います。
ルートは色々ありますが、参考になる部分もあると思います。

旧ユーゴスラビアについて

ユーゴスラビアは、1918~2006年まで体制や国名、領土の変化を経ながら存在した国家です。

ユーゴスラビアを構成していた国はセルビア、モンテネグロ、コソボ、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、スロベニアで、多くの場合この国々を総称して「旧ユーゴスラビア諸国」と呼びます。

1990年代に起こった各構成国の独立運動と、それに伴う戦争によりユーゴスラビアは崩壊しました。
現在はそれぞれの国が独立した国家となっていますが、コソボ問題など今でも様々な遺恨が残っています。

みなさんはコソボをご存知でしょうか?コソボは2008年に住民投票の結果、セルビアから独立しましたが、まだそれを承認していない国も多く、国連にも加盟できていません。

バルカン半島とは

バルカン半島というのはヨーロッパ南東部の地域名称です。

一般的には旧ユーゴスラビア諸国にブルガリア、ギリシャ、アルバニアを加えた10か国を指しますが、ルーマニアやトルコのヨーロッパ部分を含めたり、スロベニアを除いたりすることもあります。

単に東欧、東ヨーロッパとも呼ばれます。

バルカン半島の物価

バルカン半島諸国は、ヨーロッパの中では比較的物価が安いと言われています。
たしかにマケドニア、アルバニアの物価は安いですが、クロアチアは安くない(西欧と変わらない)と思いました。

安宿の料金は一泊6,7ユーロ~10ユーロ程度、ビール500mlは安いもので0.5ユーロ程度、ケバブ(国によって呼び方が違う)やハンバーガーは1.5~2ユーロです。

高いと感じたのはバス代です。どの区間も所要時間の割には高いと思いました。

私たちはクロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナは友人と4人でレンタカーで回りましたが、バスよりも安く、行動の自由度も高くなって良かったです。

私たちのバルカン半島旅行のルート

ハンガリーのブダペストからセルビアのベオグラードへ入り、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソボ、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチアと回ってスロベニアのリュブリャナからイタリアのベネチアに抜けました。

【詳細ルート】

ハンガリー(ブダペスト)→セルビア(ベオグラード)→マケドニア(スコピエ、オフリド)→アルバニア(ベラト、ティラーナ)→コソボ(プリシュティナ、プリズレン)→モンテネグロ(コトル)→クロアチア(ドブロブニク)→ボスニア・ヘルツェゴビナ(モスタル、サラエボ、ドボイ)→クロアチア(ザグレブ)→スロベニア(リュブリャナ)→イタリア(ベネチア)

おまけで、この他のおすすめルートを2つ紹介します。

1.時計回り(ギリシャ~ブルガリア)

ギリシャ→アルバニア→クロアチア→スロベニア→ボスニア・ヘルツェゴヴィナ→セルビア→コソボ→マケドニア→ブルガリア

2.反時計回り(オーストリア~ハンガリー)

オーストリア→スロベニア→クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴヴィナ→クロアチア(ドブロブニク)→モンテネグロ→アルバニア→コソボ→マケドニア→セルビア→ハンガリー

移動情報

各都市間の移動情報です。

ブダペスト~ベオグラード(バス・電車)

バス・電車を使いました。

2017年12月に、ハンガリーの首都ブダペストから、セルビアの首都ベオグラードに行ったときの情報です。 電車とバスの両方利用したので、最後にまとめました。

ベオグラード~スコピエ(バス)

FUDEKS社のバスを使いました。
フリックスバスのサイト・アプリからも予約できます。

15:30ベオグラード発、21:45スコピエ着で値段は22ユーロでした。

ヨーロッパの格安バスFLIXBUSのチケットを、5ユーロバウチャーを使って誰でも安く買う方法を紹介します。
ヨーロッパと言えばイギリス、ドイツなど、世界の国々をリードする先進諸国。でもそうした国々とは少し違う、ほんの数年前まで紛争が絶えず、現在でもその火種が消えない地域もあるのです。

スコピエ~オフリド(バス)

5:30~20:00まで、1時間に1,2本バスがあります。
値段は450~500マケドニア・ディナール(約990円~1100円)、所要時間は3時間です。

バスはスコピエのバスターミナルから出発し、オフリドでは大通り沿いに到着します。

▼スコピエのバスターミナル

オフリド~ベラト(バス・タクシー・ヒッチハイク)

オフリドからベラトへはヒッチハイクで行く予定だったのですが、なかなかうまくいかず、結局はバスとシェアタクシーを乗り継いで行きました。

オフリドからベラトに行く場合は、ティラーナを経由するのが無難なようです。
アルバニア側国境付近の幹線道路の分岐点(hotel Odessaの前)からベラト行きのバスが3ユーロで12時に出ているという情報も聞きました。

オフリド~ストゥルガ:路線バス、40マケドニア・ディナール
ストゥルガ~マケドニア側国境付近:タクシー、200マケドニア・ディナール
マケドニア出国・アルバニア入国:徒歩
アルバニア側国境付近~幹線道路の分岐点(hotel Odessa):ヒッチハイク
幹線道路の分岐点(hotel Odessa)~エルバサン:シェアタクシー、400レク
エルバサン~チョロム:シェアタクシー、500レク
チョロム~ベラト:シェアタクシー、300レク

ベラト~ティラーナ(バス)

ベラトからティラーナへはバスで行きました。

2017年11月に、アルバニアのベラトから首都ティラーナまでバスで行ったときの情報です。ベラトとティラーナの安宿情報も載せています。

ティラーナ~プリシュティナ(バス)

ティラーナからプリシュティナへはバスで行きました。

セルビアのベオグラード、マケドニアのスコピエ、アルバニアのティラーナからプリシュティナへのバスでの行き方、料金、所要時間をまとめました。

プリシュティナ~プリズレン(バス)

この区間は多くのバスが出ています。

2017年12月に、コソボの首都プリシュティナから第二の都市プリズレンまでバスで行ったときの情報です。

プリズレン~コトル(バス・タクシー)

プリズレンからコトルへは、ウルツィンまたはポドゴリツァを経由してバスで行くことができます。

私たちはウルツィン~コトルはタクシーを使いました。

2017年12月にコソボのプリズレンからモンテネグロのコトルまでバスとタクシーを乗り継いで行ったときの情報です。

コトル~ドブロブニク(タクシー)

コトルからドブロブニクへはバスが出ているようですが、結構高いです。
私たちは4人でいたので、55ユーロでタクシーに乗りました。

ドブロブニクの空港でレンタカーを借りてボスニア・ヘルツェゴビナのモスタル、サラエボを経由してザグレブに向かいました。

ドブロブニク~モスタル~サラエボ~ドボイ~ザグレブ(レンタカー)

ドブロブニクの空港でレンタカーを借り、ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタル、サラエボを観光してザグレブへ行き、ザグレブでレンタカーを返しました。

このあたりはバス代が高いので、4,5人でいる場合はレンタカーがおすすめです。

クロアチアで借りたレンタカー「Surprice」がとても安かったので、利用方法と体験談をまとめました。
第4回目である今回のテーマは、ボスニア・ヘルツェゴビナです。死者20万、難民200万人をだす、第二次大戦以後「最悪の紛争」であるボスニア紛争について触れていきます。
東欧の歴史を歩くシリーズ最終回は、クロアチアの歴史です。ヨーロッパのイメージそのままの美しい国クロアチアに、あなたもきっと行きたくなるはず。

ザグレブ~リュブリャナ(バス)

フリックスバスを利用しました。
最安9ユーロの時間を選び、バウチャーを使って4ユーロで買いました。

ヨーロッパの格安バスFLIXBUSのチケットを、5ユーロバウチャーを使って誰でも安く買う方法を紹介します。

日数が足りなかったので、リュブリャナは1時間半の滞在で、すぐにベネチアに向かいました。

リュブリャナ~ベネチア(バス)

ここもフリックスバスを利用しました。

ベネチアでは対岸の街メストレに泊まりました。
フリックスバスは、ベネチア本島に入る前にメストレの鉄道駅にも止まります。

この記事では、メストレ駅(Mestre)からサンタルチア駅(Santa Lucia)の電車での行き方やチケットの買い方をご説明します。

さいごに

バルカン半島は、狭いエリアに沢山の国があり、独特の文化に触れることができる地域です。

事情があって早足で回ったのですが、もっとゆっくり見たかったと思っています。
特に、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、スロベニアは本当に通っただけのようになってしまい、非常にもったいないと感じました。

次に来るときは、時間をかけて見て回りたいと思います。

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