【2017 バングラデシュ⑧ダッカ~ブリマリ】シルクとジュートと家庭料理

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【旅のルート】

東京→香港→中国→ベトナム→中国②→ラオス→タイ→ラオス②→タイ②→ミャンマー→タイ→インド→バングラデシュ→インド②→ネパール→インド③→パキスタン→中国③→東京→タイ④→マレーシア→イラン→アルメニア→ジョージア→トルコ→チェコ→ドイツ→オランダ→スイス→ドイツ②→ウクライナ→ポーランド→ハンガリーセルビア→マケドニア→アルバニア→コソボ→モンテネグロ→ボスニア・ヘルツェゴヴィナ→クロアチア→スロベニアイタリア→ポルトガル

メイです。

アジの頭でとった出汁で作ったリゾットが美味しく作れて、嬉しいです。
魚が上手く捌けるようになりたいです。

予定の変更とハンタービール

2017/3/18 ダッカ

予定変更!

今日はチェックアウトの予定。
なので、オーナーさんのところに行って支払いをしに行った。

そのままオーナーさんと色々おしゃべり。
昨日アーロンで見た、「ジュート(黄麻)」というバングラデシュの名産を使った工芸品が良かったです~などと話すと、アーロンに卸している工房を紹介してくれるということなった。

速攻で、工房の案内ができるという知り合いのSさんに連絡を取ってもらう。
今日は厳しいけど、明日ならジュートとシルクを作ってるところの案内をしてもらえるらしい。

昨日、今日発のバスチケットを買ってしまったけど、宿のバングラデシュ人スタッフさんにバス会社に電話をしてもらい、日にちを変更してもらった。

ヤッタ―!明日の予定決まり!
ってことで、今日の予定がなくなった。

昼ごはん

昼ごはんは、昨日行ったバスステーションの方向で探してみることにした。

この店に決めた!
お兄さんの熱い視線・・・。

魚のカレー、チキンのカレー、じゃがいもとゴーヤの付け合せ。
付け合せは頼んでもいないのに来た。

▼魚のトルカリ

昨日ルームメイトのこういちろうくんが「ここの淡水魚(川魚)とか汚すぎて食べたら死にますよねぇ笑」って言ってたけど、うちら何も考えずに数日前から食べてた。笑
死ななかったよ!

▼チキンのトルカリ 

▼じゃがいもとゴーヤのショブジ。ゴーヤ苦い!うまい!

帰りにバス会社に寄って、さっき電話したけどもう一度確認のため、持っていたチケットを書き換えてもらった。
これで明日、バス会社のスタッフが変わっててもトラブルはないだろう。

▼鮮やかなサロワカを身に纏う女性

ハンタービール

夕方、「闇市に行ってきたっすー!」と元気なこういちろうくんと、冷静なしんごさんが帰ってきた。
ルームメイトの2人がビールを買ってきてくれたのだ。

1本180タカ(約252円)。
高いけど、ここはイスラム教の国だからな。

ラベルがオーストラリアのフォスターズに酷似。
パクリなんじゃないかってくらい似てる。

↓と思って調べたら完全にパクリ。笑

ちょっと冷やして、みんなで乾杯。

ラガービールみたいって3人が言ってたけど、わたしにはよくわからなかった。
とにかく炭酸が超弱く、少しフルーティ。
だけど苦味?エグ味が強くて、半分も飲めなかった。
これはつまみがないとだめだ。

夜ごはん

元気なこういちろうくんが雨の中チェックアウトし、しんごさんと一緒におととい行った店に食べに行った。

しんごさんはインドの最後らへんで風邪を引いて、それが長引いていて今日やっと食欲が湧いたらしい。
よかったよかった。

頼んだのはビリヤニ、チキンケバブ。

ビリヤニ旨いなぁ。バングラの米は軽い。
そんで変な匂いがしなくて美味しい。
タイとかフィリピンのより美味しい。

▼ビリヤニ。中に具を隠してあえてインスタ映えを阻止してくるところがいい。

昨日、次ビリヤニを食べるときは手で食べようと思っていたので、今日は手で食べた。
当然のように出てくるスプーンとフォークは端に置いといて。
バングラの前にインドを旅していたしんごさんも当然のように手で食べていた。

やっぱり実際やってみるとかなり難しい。
これは練習しなきゃな。

▼たぶんビリヤニについてきたやつ

▼チキンケバブ

帰りにミスティを買ってみた。
ミスティは、バングラデシュの甘~いお菓子のこと。

食べてみたら、甘い。甘すぎるよ。
でもその分コーヒー紅茶が進む。
そして全部湿ってる系おやつ。

▼買いすぎたミスティ

しんごさんおすすめのパンも買った。
バングラデシュはビニール袋の使用が禁止され、このような網が代わりに使われる。
網の活用先が・・・ない。笑

シルクとジュートと嬉しいおもてなし

2017/3/19 ダッカ~ブリマリ

CNGに乗って

朝10時にSさんと待ち合わせをし、早速出発。
説明が遅れたけれど、Sさんは大学院生で、バングラデシュの手工芸で生計を立てている人の研究をしている女性だ。
だから、手工芸をしている人と親しい間柄なのだ。

宿のバングラデシュ人スタッフのラヒームさんがCNGを何台か捕まえて交渉してくれたけど、200タカ(約280円)以下にはならなかった。
170タカくらいで行けると思うんだけど・・・、という会話をSさんとラヒームさんがベンガル語で会話してる。

Sさんは以前、2年半バングラデシュに住んでいたらしい。
今は遊びと研究を兼ねてダッカに来ているらしいが、それにしたってここまで喋れるのはすごい。
1日一緒にいたけど、日本語のようにベンガル語を操っていた。

午前はシルク工房、午後はジュート工房へ行くことになった。

▼CNGの中はこんな風になっているので、運ばれる家畜のような気分。

まずは、シルクのスカーフを作っているところへ向かう。
走っている途中、「昨日ここで自爆テロあったんですよ」と窓から見える景色を指差して教えてくれた。

シルクのスカーフ作り見学

20分くらいで、普通の民家に到着した。
工房も兼ねてるからか、家自体はけっこう広い。

ここのお母さんの名前はラブリさん。
ここの家庭はキリスト教で、部屋にはキリストの絵や置物が飾ってあって、なんだか新鮮。

早速作ってるところを見させてもらった。

シルクを木枠に嵌める部屋、染色の部屋、縫製とアイロンの部屋、の3つの部屋に分かれて作業していた。

▼床がかっこよかった

へ~こんな風に色付けすると、あんなにきれいになるんだ。
1週間乾かして洗うらしい。

各作業を見せてもらって、シルクの商品を見せてもらう。
すごく軽くて薄い。肌触りが気持ちいい。
グレーのスカーフがシックで素敵だった。

くつろぎタイム

昼ごはんをここで頂けることになった。
ご飯ができるまでくつろいでいいとのこと。

「ベッドに足を上げてリラックスしていいよ」って言ってくれるんだけど、人のベッドに汚い足を上げるのは気が引けてできなかった。

ティーとお菓子も出してくれ、とても良いおもてなしを受けた。
お茶が生姜+砂糖でおいしかった!

▼このお菓子が美味しい

ご飯ができるまで、Sさんと3人で近所を散歩。
家の前のゴミ溜めがすごい。

▼Sさんに手をひかれて歩くシュン、のように見えるおもしろ写真

ご飯作りもちょっとお手伝い。

ネットで見て知っていた、バングラデシュの包丁だ!
まな板は使わず、地面に置いてこれを使う。

やらせてもらったけど、これは難しい。
「気をつけて」って10回くらい言われて、相当気をつけてゆっくりやったのに、1発目で本気で手を切りそうになった。
危なかったーーーー

横を見ると、すごい勢いでキャベツをザッザッザッと千切りしている。
すげー

でもやってるうちにだんだんできるようになってきた。
切れは悪いんだけど、それが逆に切りやすいというか。

ちなみにゴミなどは床にそのまま。
あとでまとめて掃除していた。

待望のご飯タイム!

床に座り、料理も床に。
ラブリさんがみんなによそってくれた。

炊きたてのご飯!
バングラデシュのご飯はやっぱりおいしいな。
タイ米みたいに匂わない。
ものすごく軽いので、バクバク食べられる。

魚のスープカレー(トマト煮?)と、キャベツのカレー炒め(バジ)と、魚と苦い葉っぱのカレーと、バナナのカレー。
バナナは里芋みたいな食感、これも美味しい。

▼魚のカレー(トマト煮?)

▼魚と苦い葉っぱのカレー

▼キャベツのカレー炒め(バジ)

本当に美味しくて、何回かおかわりしたらすごく喜ばれた。笑
「もっと早く来るって言ってくれればもっと豪華なの用意したのに。」とラブリさんに言われたけど、十分すぎるほど全部美味しかった!
ありがとうございました。

外で食べるご飯とはまたちょっと違うな~
家庭料理って本当に美味しい。

そういえばこうやって人の家で家庭料理を食べるのは初めてかも。
宿で手料理を食べたり、結婚式に参加したりはあったけど。

ご飯を食べ終わったら、次はジュートの工房、というかお家へ。
ラブリさんも一緒に行くらしく、ラブリさんの準備(化粧と服がすごいゴージャス!)を待って、14時半にここをでた。

リキシャで大通りまで。
大通りからバスで、宿の近くのウットラまで。
ウットラからまたリキシャで向かう。

それにしても、ダッカはバスのクラクションがすごい。
日本だったら控えめに
「ププッ」。

ベトナムなら、車通るよー危ないよー抜かすよー的な意味で
「プーープップー」。

でもダッカは、どけーー早くしろー進めー俺が通るぞー的な意味(?)で
「プーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」。

長いんだよ。

ジュートの商品見学

ようやく到着。
5階だけど、停電中なので階段で。

家は3LDKくらいの日本の団地みたいなきれいな家。
ジュートやノクシカタの作品を見せてくれながら、色々紹介してもらった。

▼ジュートで作られた鍋敷き

▼ノクシカタ

ここでは何も買わなかったけど、Sさんと連絡先を交換して、後日注文するなら、ということで話がまとまった。

ここでも、手作りの揚物やパスタ、コーヒーのおもてなしを受けた。
もうほんとありがたい!

この辺でおいとま。
どうもありがとうございました。

夜行バスの時間があるので、リキシャで急いで帰宅。

Sさんとラブリさんには至れり尽くせりで、忙しいにもかかわらず本当に感謝感謝だった。
全くもってお礼にならないけど、2人に日本の味噌汁を渡した。

おにぎり

チェックアウトの手続きが終わり、オーナーに「ちょっと待ってなさい!」と言われ待つと、おにぎりを作ってくれた!熱々の!
感動!ありがとうございます!

風呂は流れにくいけど、色んな出会いがあり結果ここに泊まれてよかった。

熱々のおにぎりを握りしめてバス会社へ向かう。

カリカリ梅にゆかり。
おいし・・・

▼待合室の皆さんと。

20時半のバスで出発。
ここからインドとバングラデシュの国境へ向かう。

バングラこれで最後かぁ、寂しいな。

【バングラデシュ/インド国境】ダッカからシリグリ、ダージリンへの陸路での行き方
バングラデシュの首都ダッカからインドのダージリン(シリグリ方面)まで、陸路(バス)で行ったときの国境越え、移動情報です。

きったないバスを想像してたけど全然良い!
これはぐっすり寝れそう!

夜中の2時くらいに30分間くらいのご飯休憩。
こんな時間に食べないわ。笑
他の乗客のみなさんはドイなどのお土産を多数ご購入。

▼バスのナンバーを覚えておこうとしたけど読めないので写真を撮った

▼なぜゴミをゴミ箱に捨てないのか

さて、起きたらインド-バングラ国境!

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