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メイです。
インド博物館とビーフ
2017/3/26 コルカタ
優しいインド人
朝食は、トースト3枚にスープにチャイ。
スパイスが入っていない食べ物は久しぶりだ。
手作りプリンも追加注文。美味しいな~
本日の目的は、インド博物館に行くこと。
外は暑いので水をたっぷり持って出発!
途中でラッシー屋を見つけたので、インドで初ラッシー。
これあれだ、ミャンマーでも飲んだ炭酸っぽいヨーグルト。
そう、カルピスソーダの味だ。おいしい!

昼食はインド博物館の横の通りにあるカレー屋台が並んでいるところで食べよう。
地元の人も利用していて、なかなか賑わっている。
日本語を少しだけ話す、陽気な店主がいる屋台で食べることにした。
シュンはじゃがいものカレーとバターナン。25ルピー(約43円)安い。
おいしい、けど辛い。
わたしはあんまりお腹が空いていなかったのでビリヤニだけにしたけれど、なにか味が物足りないし、すごく辛い。
店主に「カレーはいらないのか?」と聞かれ、「やっぱいる」と答えると、「だろー?」みたいな顔をされた。
ビリヤニが辛いからカレーは辛くないのにしてね、と頼むと出てきたのは野菜のカレー。
いや、これめっちゃ辛かった。
これも25ルピー。安い。
辛かったのと暑いせいで、すでに持ってきた水がない!
その後もいろいろ気にかけてくれる店主のおっちゃん。優しいね。
すると、「なんでニホンゴしゃべれる?」と言ってきた。
ああ、なんで日本語がしゃべれるのか聞いてほしいのね。笑
「日本に住んでたから?」と一応聞いてあげると、
「わたしずっとコルカタ」と、きっと何度も言ってきたであろう言葉が返ってきた。
「たっくさんニホンのカスタマーくるからね」と。
客対応だけでここまでしゃべれるの、すごいよ。
優しくしてくれたダッソーさん、ありがとう。
食後のチャイを飲んでいるとき、隣に座った青年が、「いい旅を」と声を掛けてくれた。
インド人、今のところいい人たちだ。
インド博物館
インド博物館のチケット売り場で、日本語を話すおっちゃんに、「昨日ミュージアムに長いこといたでしょ、君たちを見たよ!」と言われた。
いや、コルカタには昨日来たばっかりだし。
人違いか、このインド人が怪しいのか。
インド博物館のチケット代は、インド人は20ルピーなのに対し、外国人は500ルピー(約860円)。
……………高いよ!
インドの物価からするとありえないくらい高い。
でもまぁ、外国人料金を設定してくるのは仕方ないとして、それなりの内容があってくれなきゃ困る。
博物館はとても広い。
全部まわるのもなかなか大変だ。
内容はと言うと。
広い部屋に、化石や地図やらがずら~っと展示されている。
ひたすらに並べてあるこれらを興味持って見られるのって、専門分野の人くらいだと思う。
他には古い時代の動物についてや、人類の進化についての展示などで、インドの歴史が学べるわけではない。
▼こういった作品の展示もあり
▼テレビ?かなにかの撮影
わたしが一番気になったことは、魚の絵が、さかなクンさんの絵にしか見えなかったこと。
これも。
これも。
インド博物館とさかなクンさんの関係は、調べても真相はわからなかった。
説明も基本的にないので、ささーーっと流れるように見終わってしまった。
ああ、500ルピー。
クーラーが効いてるので、ギフトショップはおすすめ。
サダルストリートを散歩
有名なサダルストリート周辺を散策。
タイで言うカオサンロードだ。
ここは賑わってておもしろいな。
▼インドなので長そで長ズボン。白Tは薄っぺらいのでスカーフでごまかすが、なんせ暑すぎる。
フルーツジュースセンターで、ザクロとオレンジのミックスジュース。
最近ニキビがやばいからビタミン摂らなければ。
ザクロはどこの国でも他のフルーツより割高だ。
おいしい~けどぬる~い。
帰り道はローカルな道を通って、牛や子供たちと並んで帰った。
大量のハエがたかっている屋台でラッシー。10ルピー。
暑すぎて一気飲み。ぬるい~けどおいしい~
▼インドのデザインかわいいシリーズ
あー汗だく。
ものすごく暑い。
といってもバンコクくらい?
とにかく暑くてふらつきながら、帰宅。
マザーハウスで日本人シスターのお話
夕方、マザーハウスで日本人シスターの話を聞きにいく。
日本人宿サンタナに泊まっているほとんどの人と、それ以外の人たちも合計して全部で30人くらいの日本人がマザーハウスに集まった。
他の国の人たちも他の場所で集まっていたので、各国の言葉でやってるようだ。
▼マザーテレサの棺
シスターの話を聞いて、感動した話もあったし、そうだよな~と思う部分もあったけど、やっぱり色んな疑問が浮かんできて、納得できないところもあった。
聖書の放蕩息子の例え話は、やっぱり真面目にしていたほうに対しては公平じゃないよなーと改めて思ったり、
その例えだと、「神の愛」とか「神から赦される」ということがわかりやすいけど、じゃあ現代社会で私たちが受ける「神の愛」って何?とか、
「神から与えられた愛を運ぶ」と言っていたけど、「自分の愛を運ぶ」じゃだめなの?とか、
どうして自分がするどんな行動にも神を前提にしなくちゃいけないんだろう、とか。
やっぱり何度考えても、キリスト教(というか宗教)は解せない。
否定もしないし、受け入れないわけではないけれど。
わたしは堅信式まで受けたクリスチャンだったんだけど、あのときは何も考えてない小学生だった。笑
インドで牛肉
夕飯は「ZamZam」というレストランへ行くことにした。
どうやらここでは牛肉が食べられるらしいのだけど、観光客用のお店かな?と思っていたら、地元民(看板を見るにムスリム)に人気のお店だった。
でもまぁ、ビーフと言っても、神聖じゃない水牛(バッファロー)かなぁ。
周りの人が注文しているのを見てみると、白いカレーのようなものを頼んでいる人がかなり多い。
ビーフマライ(beef malai)というらしいその白いカレーとわたしの好きなパラタ、それとビーフビリヤニを頼んだ。
ビーフマライ、甘くて美味しかった!
あんまりたくさん食べると、ちょっと気持ち悪くなりそうな感じだから、このくらいの量がちょうどいい。
調べてみると「マライ」とは、ミルクを温めたときにできる膜という意味らしいけど、生クリームとかの乳製品で代用できるようなので、とにかくミルク系ということで。
ビリヤニは、じゃがいも丸ごと1個、ビーフもがっつり100gくらいが中に隠れていて、ボリューム満点。
スプーンを付けてくれるんだけど使わない。
手で食べるのもだいぶうまくなってきたと思う。
これ全部で133ルピー(約228円)は安い。
お腹いっぱい!
オッパ呼び
この日嬉しかったことがある。
ドミトリーの同部屋には日本人夫婦の他に、韓国人の男の人がいる。
彼の名前が「ユノ」なのだ。
周知の事実だとは思うけれど、わたしは東方神起ユノの大ファンなので、「ユノ」と呼べる韓国人の友だちができたことが嬉しかった。単純なので。
さすがに「ユノオッパ」と呼ぶのは馴れ馴れしいかな~。(オッパとは年下の女が親しみを込めて年上の男を呼ぶときの呼称)
そして、ユノくん(と呼ぶことにした)と話しているうちに、そんな下心からの嬉しさではなく、ユノくんというめちゃくちゃに良い人と友達になれたことが嬉しくなった。
彼は、2ヶ月間ここに泊まっていて、マザーハウスのボランティアのためだけにコルカタに来ている。
将来は日本でソーシャルワーカー(社会奉仕家)として働きたいそうで、日本語勉強中のため、少しだけ日本語が話せる。
私たちが韓国に対していろいろ質問したいことがあるのと同じように、ユノくんも日本に対して疑問を持っていて、お互い気になってたことを聞き合う感じがすごく楽しい。
ネイティブじゃない者同士、英会話もわりとスムーズにできて、スピーキングの勉強にもなる。
韓国の若い人は日本に興味があって、日本語を学ぶ人が多く、ワーホリで日本に来る人も多いと。
日本を好きでいてくれて嬉しいな。
ユノくんは、日本人は夫婦で旅をしてる人が多くて驚いたと言っていた。
そして、なぜ日本のカップルはときどきお互いに敬語で話すの?と聞かれた。
ん~確かに、たまにあるけど、なんでだろう、ジャストキディング?笑
ユノくんは、それは韓国では絶対にないことだから、お互いをリスペクトしているみたいですごくいいと思って言ってた。
うーん、リスペクトの意味を込めていることは決してないな。笑
この日からユノくんとの会話が毎日の楽しみになっていた。
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