海外旅行をするうえで、命の次に大事なものと言われるパスポート。
海外で自分が自分だと示すことのできる唯一のもの。
空港ではもちろん、ホテルでもゲストハウスでもだいたいのところは提示を求められますよね。
なくしても何とかならないことはないですが、余計なお金と時間と手間がかかり、すごーく面倒です。

パスポートをなくしたら仙人になれる
何年か前に、海外の空港でパスポートとお金を盗まれた50歳くらいの日本人男性に会いました。
しかも事情があって日本の知人に連絡が取れず、2週間以上空港内での生活を余儀なくされているというのです。
食べ物もろくに食べられず、頬は少しこけていたせいで、仙人みたいになっていました。
空港を完全に熟知する仙人。
その節は空港案内ありがとうございました。
最終的に帰国できたみたいですが、パスポートをなくすと最悪の場合こういうことになるんだというのを目の当たりにした一件でした。

おすすめのスポートケース(セキュリティポーチ)
大事なパスポート盗られない・なくさないようにするために、私たちが使っているパスポートケース(セキュリティポーチ)をご紹介します。
無印良品パラグライダークロスセイフティケース
私たちが使っているのは、無印良品の「パラグライダークロスセイフティケース・パスポートサイズ」です。
私たちはネイビーとグレーを色違いで買いました。
ご購入は近くの店舗か、無印良品ネットストアか、LOHACOでどうぞ。
パラグライダーに使われる素材だけあって軽いわりに頑丈なので、簡単には破けなさそうです。
シンプルで無駄がないところが気に入っています。
首から下げて服の中に入れていれば、普通に旅行をしていて盗まれることはないと思います。
紐の長さが調節できるので、長めにとってそのままズボンの中に入れることもできます。
チャックが外側に1か所、中をぺらっとめくったメッシュのところにもう一か所あります。
わたしはここに、パスポート・現地のお金の一部・日本円の一部・クレジットカードなどを入れていました。
一番安全な場所だと思ったので大事なものをここに詰め込んでいたら、パンパンになって服の上から若干こんもりしていましたが……(真似しないでください。)
追記:スキミング防止機能付きケース
約2年半の長期旅行(世界一周)中、夫はずっと無印良品のパラグライダークロスセイフティケースを使っていましたが、わたしは途中から腰巻きタイプのパスポートケースにかえました。
理由はいくつかあって、首からかけて服の中に入れていると見た目に違和感があったり、毎日ずっとつけていると首が凝るなどです。
腰巻きタイプのパスポートケースにもデメリットはあるのですが(お金を取り出すときにお腹が見えたり、ワンピースのときは使えないなど)、首下げタイプよりはわたしに合っていたと思います。
使っていたのは壊れた100均かなにかのペラペラなものだったので特におすすめはできないのですが、次回の旅するときに持っていくであろう商品を紹介します。
▼スキミング防止機能付きの腰巻きタイプです。レビューがとてもよく、デザインもシンプルなので、これを買おうと思います。
パスポートをなくしたときの対処法
もしもパスポートをなくしてしまった場合に、変に焦りすぎないよう事前に対処方法を確認しておくといいと思います。
参考 渡航先でパスポートをなくすと帰れなくなる?旅行代理店に聞いてみた
要約すると、まず警察署or消防署に行って証明書を発行してもらってから、日本大使館or領事館でパスポートの再発給or渡航書の手続きをしてもらうみたいです。
必要書類に戸籍謄(抄)本と書いてありますが、こんなのわざわざ旅行に持っていないですよね。
やっぱりなくさないのが一番。
ちなみにわたしはいつも、パスポートのコピー・証明写真2枚・保険証・eチケットのスクリーンショットくらいは用意して行ってます。
念のため、パスポートやカード番号などはスマホのカメラで撮っておきます。
さいごに
知恵袋なんかを見ると、「わたしはお尻のポケットにパスポート入れてます(20年もこうしていますので大丈夫です)」とかそういう人がけっこういて驚きました。
20年間ラッキーでしたね、としか言えません。笑
面倒なことにならないように、自分で万全の準備をしていきましょう。
▲この写真を撮った直後にGがでて大騒ぎになりました。@マニラ
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