ポルトガルの国民食バカリャウを調理!バカリャウ料理も紹介。

ポルトガルのポルトというところで家を借りて、1ヶ月半だけ暮らしました。

気になったのは、スーパーに行くと必ず山のようにある、干した魚たち。

シーフードが売っているコーナーとは別に、この干し魚専用のコーナーがどこのスーパーにもあります。

この魚専用の、カットする機械もありました。

これは相当家庭に浸透した食材だな?と思って調べてみると、やはりポルトガル料理には欠かせない「バカリャウ(Bacalhau)」というタラの塩漬けの干物でした。

2017-2018 世界一周 西ヨーロッパ
旅行記旅のコラム宿情報旅の情報

      ポルトガルの国民食バカリャウとは

      「バカリャウ(Bacalhau)」とはタラの塩漬けの干物で、スペインでは「バカラオ」、イタリアでは「バッカラ」と呼ばれます。

      他にも、スペインやポルトガルの植民地であった中南米諸国でも食べられています。

      バカリャウは、大航海時代に船で獲れたタラを長期保存をするために作られたのが始まりで、ポルトガルでは今でも普段からよくバカリャウが食べられます。

      特にクリスマスイブや復活祭の前日など、カトリック的に肉を避ける日はバカリャウを食べると決まっていているそうです。

      そんなポルトガルのバカリャウ料理は、1年分(365種類以上)あると言われるほど種類豊富ですが、実はポルトガルで出回っているタラのほとんどが北欧からの輸入品です。

      海に面していて、海の食材に恵まれているポルトガルですが、近海ではタラが獲れないらしいのです。
      だから、バカリャウの値段を見てみると国民食だからといってそこまで安くないわけです。

      今回はそんなポルトガル文化の象徴とも言える「バカリャウ」を自分たちで調理してみました。

      バカリャウ料理づくり

      バカリャウ料理を調べてみると、骨から身をはがしてほぐしたりと手間のかかる料理が多かったので、今回は一番簡単な、丸ごとフライパンで焼くという調理をします。

      焼いたバカリャウにトマトソースをかけて食べることにしましたが、ポルトガルにこのような料理があるかは不明です。

      参考鱈のフィレンツェ風_メルカードポルトガルのレシピ

      ちなみにバカリャウは調理する前に、何回か水を変えながら2~3日塩抜きをしなければいけません。

      ですが、私たちが買ったバカリャウは小さくて薄いので、水抜きは1日だけにしました。

      手順

      まず、軽く塩を流します。

      何度か水を変えながら、丸1日塩抜きをします。

      翌日、水をしっかり切ります。
      オリーブオイルをひいたフライパンに、皮面から焼きつけます。

      バカリャウに塩気があるので、塩は振りません。

      皮面にいい焼き色がついたら、裏返して焼きます。

      手作りトマトソースをかけて完成です。

      身はこんな感じ。

      感想

      うまい!というほどではないですが、味は想像していたとおりの干し塩ダラの味で、おいしかったです。

      身の厚さによって塩辛いところと塩が薄めなところがあり、水抜きの調節が非常に難しいと感じました。

      実際に、調べてみると水抜きの方法は家庭によっていろいろあるようで、思考錯誤が必要だと思いました。

      バカリャウ料理

      レストランや食堂でも、いくつかバカリャウ料理を食べたので紹介します。

      Pasteis de Bacalhau(パステイシュ・デ・バカリャウ)

      どこでも見かけるバカリャウのコロッケです。

      タネはバカリャウとじゃがいもを混ぜたもので、味付けは塩だけというシンプルなコロッケです。

      お酒に合うと思いました。

      出来たての熱々よりも、冷めた方がバカリャウの味が引き立っておいしいそうです。
      だから店で熱々が出てこないんですね~。

      Bacalhau Gomes de sa(バカリャウ・ゴメス・デ・サ)

      バカリャウとじゃがいも、玉ねぎをまとめたものを、オリーブオイルをかけてオーブンで焼き、ゆで卵でトッピングしたものです。

      おいしかったのですが、味が単調で量が多いので、最後はちょっと飽きてしまいました。
      副菜としてぴったりだと思いました。

      Bacalhau com Natas(バカリャウ・コン・ナタス)

      バカリャウのグラタンです。

      バカリャウと玉ねぎ、じゃがいもが入っていて、(写真には写っていませんが)チーズの焦げ部分がカリカリでおいしかったです。

      バカリャウはクリームソースととても合いますね。
      食べたバカリャウ料理の中で、これが一番好きでした。

      Pataniscas de Bacalhau(パタニスカス・デ・バカリャウ)

      バカリャウの天ぷら、とよく言われるんですが、関東人からするとこれはさつま揚げか、唐揚げと呼びたくなるような料理でした。

      サクサクでもなくふわふわでもなく、揚げてから時間が経ったような、ちょっと脂がしつこい感じでした。

      具が少なく、ほぼ衣だけだったのは、スーパーのイートインコーナーで食べたものだからでしょうか。
      わかりません。

      さいごに

      ポルトガルには他にもたくさんの美味しい食べものがありますが、ぜひ国民食のバカリャウも試してみてください!

      にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ