メイです。
リスボンの飲み屋街に遊びに行きました。
でかいプラコップのビールが1.1ユーロでした。
盛り上がり始めるのは23時くらいからで、宿のみんなも平気でその時間から遊びに出かけます。
わたしはそんな時間に出かけるのは絶対嫌です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。
VIPな電車にVIPなバス
2017/4/7 ブッダガヤ~ガヤー~パトナ~ラクソウル
▽国境越え・ネパールのアライバルビザ情報はこちら
https://unusual-web.com/?p=13179
ナイトメア
昨日の夜は、暑さと、蚊と、悪夢(昨日のおっちゃんと麻○彰○が夢に出てきた)が、邪魔をして3時台に目が覚めてしまった。
もう今日はこのまま眠れないんじゃないか、と思っているうちに眠れてしまう不思議。
それにしても、寝る前に全身にオドモス塗りたくったのに、5箇所くらい刺されていたのはショックだったなぁ。
インドの蚊には、オドモスが最強なのに、じゃあどうすればいいってんだ。
オドモスの厚塗りと汗で全身ぬるんぬるんですよ。
今日は、ブッダガヤを出てカトマンズへ向かう。
カトマンズへは、ブッダガヤ→ガヤー→パトナ→ラクソウル→カトマンズ、と少々面倒な方法で向かわなければならない。
朝ごはんを食べて、荷物をまとめてシャワー浴びた。(どうせすぐに汗でビショビショになると思うと悲しい)
すぐ乾くので、ドライヤーの必要もなし。
階段を降りて、仏心寺のロビーに行くと、子どもたちが授業中だった。
ジーと見てきて手を降ってきたりして、まったくかわいいなぁ。
宿泊代の支払いをして、いつものところでチョーメンを食べようと思ったのに、閉まっている!
真っ昼間は暑すぎで1度閉めるんだろうか。
しかたなく、生ぬるい生搾りオレンジジュースだけ飲んだ。
オートリキシャでガヤー駅へ
近くでオートリキシャに声をかけるも、ガヤー駅まで150ルピーだの200ルピーだの。
何台か粘って、乗り合いオートのトランクに無理矢理乗ることで2人で50ルピー(約83円)で行くことに成功した。
ここまででかなり時間かかった。
進行方向の反対を向いて、足をぶらぶらさせて乗る。
体勢的にきついけど、風が気持ちいい。
途中で別のオートに乗り換えさせられたけれど、ここはドライバー同士で精算したらしく、追加料金などはなかった。
駅までの契約なので追加料金がないのは当たり前なんだけど、ここはインドだから。笑
パトナまでのチケット
ガヤー駅に到着。
ハエが多く、シッシ!とやりながら歩く。
チケット売り場には30人くらいの列ができていた。
シュンに並んでもらって、わたしは近くでバッグを見張っていた。
ただ立っているだけなのにひっきりなしに垂れてくる汗を拭くのに忙しい。
チケットはあっさり買えたけれど、並ぶのにはけっこう苦労していたらしい。
インド人は列にうまく並べない。
後ろの人はくっついてくるし、うるさいし、自分の順番があと少しだというのに抜かして買おうとする。
パトナまで1人25ルピー(約42円)。ブッダガヤ15時15分発。
駅の近くのお店で昼食。
プーリー、ジャレビという、じゅわっと甘い蜜が染み込んだカリントウみたいなおやつが付いて、25ルピー。
あまりの暑さに、コーラを買いに色々な商店をまわったけれど、ペットボトルに書いてある定価の36ルピーではどこも売らないらしい。
「ぬるいのは36ルピー、冷えているのは40ルピーだ」、と言葉巧みに言ってくるので、しかたなくそれを買う。
電車でガヤーからパトナまで
駅に戻ってホームへ。
すでにホームには溢れかえるほどの人でいっぱいだった。
近くの人たちがすごく見てくる。
わたしは人に見られるのが嫌いだ。
だから人のこともそんなに見ないようにしている。
それなのに!
バングラデシュでもよく見られていたが、そのときとはまた違う、嫌~な目線がものすごく鬱陶しい。
バングラデシュとなにが違うんだろう。
好奇の目というよりは、不審者を上から下までチェックするような目。
そんなに珍しいものでもないだろうに、お願いだからやめてくれ。
「カメラを向けたら君も嫌だろう?ほら、」の対抗策もあまり意味がない。
そんな視線に耐えながら電車を待っていると、急にみんなが線路を渡ってホームを移動し始めた。
そして、さっきめっちゃくちゃ見てきた男性が、「ホームが変わったよ」と言いに来てくれた。
あ、ありがと……。
さっきは睨みつけてごめん。
15分ほど遅れて、電車がホームに到着した。
席に座るために、大勢の人がどっと電車に近づく。
窓の外から自分の持ち物を席に置いて、席を取っておく人も。
▼降りる人を待たずに乗るこむ人たち。
▼子供を抱えたお母さんが来ても、お構いなしに押す
この状況で座ることを諦めていた私たちだったけれど、なぜか私たちは警察?に超特別優遇をされてしまった。
超強面の警察は、人混みの中から私たちを見つけ、「俺についてこい」とジェスチャーする。
電車がホームに近づくと、人々をどけ!と蹴散らし、持っている叩かれたら痛そうな竹の棒を席に当てて、外から私たちのために席取りをしてくれた。
他の人が座ろうもんなら、竹の棒を振って「ここには座るな!」と怒る。
そして、「お前らはゆっくり行けばいい。席は取っといたから。」と。
ええ~。他の人たちは必死に自分の力で席をもぎ取っているのに、外国人だからといってここまでのVIP対応には驚いたし、申し訳なかった。
でも3時間立ちっぱなしは辛いので、ありがたく座らせてもらった。
席について、ふぅ、とやっと一息ついた。
首に巻いていたタオルがびしょびしょなことに気がついた。
3人席なのに5人くらい座るのできついから早く出発しないかな~と思っていると、さっきの警察が竹の棒で男の人たちを別の車両に追い出し始めた。
せっかく座れた男性も隣の車両に移らされている。
ここはまさかの女性専用車両だったらしく、 シュンはいいのかと周りの人に聞くと、「君たちはカップルだからいいんだ」という。
他にも1人だけいた男性を指差して、「彼もダディだからいいんだ」と言っていた。
電車は出発した。
次の駅からは、普通に男性も入ってきていた。
女性専用だったのは、最初の駅だけかぃ。
必死に座ったのに、追い出された男性たちがかわいそうに。
前の席に、赤ちゃんを抱えたお母さんがいる。
そういえば、アジアを旅して思うこと。
どの公共機関に乗っても必ず1組は小さい子供を抱えたお母さんがいるけれど、子供は最後まで「いたの?」ってくらい静かなのはなぜだろう?
日本だったら10分電車に乗るだけでも泣きわめいてしまう子もいるのに、この子たちは3時間の満員電車でも、8時間の夜行バスでも、ぐずりもしない。
もちろん子供によっても差があるだろうけれど、この明らかな違いはなんだろう。
やっぱ「慣れ」かな。
小さい頃から色んな環境下で寝てきたから、どこでも寝ていられるんだろうか。
自分の子供もそうなってもらいたいから、小さいころから寝にくい状況で寝させる訓練をしようと思った。笑
3時間の車窓は、ずっとのどかな田園風景。
その合間に、レンガ造りをしてるところもあった。
天気があまり良くないのもあいまって、外はすべてが黄金色。いや、マサラ色。
バスでパトナからラクソウルまで
18時過ぎにパトナジャンクションに到着した。
雨が少し降り、外はちょうど暗くなり始めたところだ。
すぐにリキシャワラたちが寄ってきて、バスターミナルまで2人で40ルピー(約67円)で交渉成立。
道はなかなかの渋滞で、20~30分くらいかかって、バスターミナルに到着した。
バスターミナルは、バスターミナルというより、バスの駐車場の隙間にバス会社の小屋がある、というような無秩序な場所だった。
チケット販売窓口なんていうわかりやすいものはないので、そこら辺にいる適当な人に「ラクソウル」といい、「もっと奥だ」と言われ、バスの間をすり抜けてはそれを繰り返していく感じで、ようやくラクソウル行きのバス会社の小屋に着いた。
いつもならいくつかのバス会社をまわって決めるところだけれど、この感じだとそれは難しそうだ。
今回は早く行ってしまいたいというのもあったし、最初に聞いたところの条件がけっこう良かったので、もうここに決めてしまった。
20時出発・エアコン付き・スリーピングと座席が選べて、ともに1人220ルピー。
スリーピングと座席が同じ値段と言われたら、まぁスリーピングかな、ということでスリーピングにしてみた。
今の時間は19時半。あと30分で発車だ。
バスにバックパックを預けて、夕飯へ急いだ。
近くの食堂、ベジサブジとチャパティ。
時間がなくて、チャパティを1枚残してしまったのが悔やまれる。
店から出ると、あれ?バスがない。と思ったら、場所を移動していた。
さっきバックパックを入れるのを手伝ってくれた係の人が、私たちを店の前で待っててくれていた。
早く乗れ!と急かされ、水を買うこともできず大急ぎで乗り込む。
バスは、かなりきれいで驚いた。
普通に並んでいる座席の頭上が、スリーピングスペースになっている感じ。
横になってみると、横幅は狭いけれど、縦は足を伸ばせるくらいの十分な広さ。
エアコンがついているので涼しくて(寒すぎないのがすごい!)、ベッドはカーテンで仕切られている。
足元に靴を入れるケースもあって、頭上の電気もスイッチでオン・オフできる。(オフにすると青いライト)
座席4つ分をスリーピング2人分でつかって、同じ値段ってなんなんだ…。
なんかあるんじゃないかと思っていたけれど、何もなかった。すごい。
▼右側に荷物を置いているから横幅はさらに狭い
あんなに急かされた割には、10分くらい遅れて出発した。
途中で反対車線で交通事故があって、15分くらい停車した。
けっこう騒ぎになってたけど程なくしてすり抜ける。
疲れていたので、ぐっすり眠って、起きたらラクソウルに到着していた。
あ~超快適だった。
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