2017年12月~2018年1月に、ポルトガル第二の都市、ポルトに滞在しました。
私たちが行ったポルト名物が食べられる有名店や、安くておいしいレストランなどを紹介します。
地図と料理の値段も載せたので、参考になればと思います。
ポルトのおすすめレストラン・食堂・カフェ5軒
CONGA(コンガ)
CONGA(コンガ)は、観光客にも地元民にも人気のビファナの有名店です。
ビファナとは、パプリカなどで味をつけて煮た豚肉をパンで挟んだ、超シンプルなポルトガルの名物B級グルメです。
▼Bifana em Pao 2.1ユーロ
コンガのビファナは、他店よりもピリ辛な味付けと、つゆが染み込んだふわふわで柔らかめのパンが特徴です。
小腹が空いたときに、地元民に混ざってビールやワインと一緒にどうですか?
▼Super Bock 1.3ユーロ
LAMEIRAS(ラメイラス)
ポルトで人気のレストラン(大衆食堂)です。
ラメイラスをおすすめしたい理由は、何と言っても安くておいしいところ!
私たちが行ったお昼どきは、奥までお客さんがぎっしり入っていて、さらに数組が並んでいました。
▼ポルト名物トリパス(ご飯付き) 3.5ユーロ
▼白身魚のフライ 3.9ユーロ
▼ヴィーニョ・ティント・ヴェルデ 1.4ユーロ
安いだけではなく量もあるし、味もしっかりしていて、とてもおいしかったです。
雰囲気もいいのでかなりおすすめのレストランです。
他にも、ビファナやフランセジーニャ、タコのマリネなど、試してみたい料理がたくさんあって、ついつい通いたくなるレストランでした。
Abadia do Porto(アバディア・ド・ポルト)
ポルト名物のトリパスが観光客に人気のレストランです。
私たちも上で紹介したラメイラスで食べたトリパスと、味がどう違うのかが気になって行ってみました。
ベーコンや牛肉などが入っていて具はかなり豪華だったのですが、味は正直ラメイラスと大して変わらなかったように思いました。
1人分か2人分か選べたので、1人分をシェアしたのですが、人より少し大食いな私たち2人で食べても多いなと感じました。(ご飯は少なかった)
▼トリパス(ご飯付き・1人前)10ユーロ
▼Gomes de Sa(バカリャウ料理) 10ユーロ
▼白ワイン 3.5?ユーロ
高級レストランのようで少し緊張しましたが、地元の人は気軽に食べに来ている感じでした。
どの料理も値段は高めですが、量もかなり多いので、何種類か頼んで大人数でシェアするといいと思います。
▼英語のランチメニュー
Cafe Santiago(カフェサンティアゴ)
ポルトの名物グルメ、フランセジーニャの名店です。
同じ通りに同じ名前のお店が2つあったので、地球の歩き方に写真が載っていた方が本店だろうと思い、行ってみたら(そっちの方が古そうに見えた)、2店舗目だったようです。
本店に行きたかった……。(味は同じだと信じたい。)
▼私たちが行ったのはSantiago Fという2店舗目。上の写真が本店。
クロックムッシュにチーズとソースがかかったようなイメージです。
これに目玉焼きとフライドポテトを付けるのが一番人気のメニューのようです。
▼フランセジーニャ(プレーン)8.75ユーロ
プレーンのフランセジーニャの中身は、ソーセージ・豚肉・ハムという肉三重奏。
チーズもたっぷり。
ソースは甘いのかな?と想像していていましたが、トマトベースでスパイシー(PIRIPIRIの味?)で、少し酸味のあるソースでした。
おいしかったですが、B級グルメ(かはわからないけれど、ジャンクフード)の割には高すぎるなとは思いました。笑
Casa Pinheiro
私たちはポルトの中心から離れたところに家を借りて1ヶ月半滞在していたのですが、その近くにあった地元民の人が通う普通の食堂です。
開店時間になると、常連のお年寄りたちで席があっという間に埋まっていました。
この場所はポルトの中心からバスで15分くらいとアクセスがそんなに良くないので、観光客など全くいない、地元の人たちの普通の生活が垣間見える地域でした。
ここで紹介しても、観光客は誰も行かないような場所だと思いますが、お気に入りのお店なので勝手におすすめします。
おすすめはこの3ユーロメニュー。安い!
▼Moelas Estufadas。砂肝の煮込み。
▼Arroz de Polvo。タコのリゾット。タコが貝柱のように柔らかい。
▼Frango de Cabidela、鶏の血入りリゾット。ビネガーが効いて酸っぱい。
中でも感動したのはこれ。
Costeletas Porco Panada。ポルトガルのトンカツ。
3ユーロにしては十分な厚み。
そしてとっても柔らかく、しっとりジューシーで本当においしかったです。
他にも、Pasteis de Bacalhau(バカリャウのコロッケ)や、Caldo Verde(じゃがいものスープ)など、ポルトガルの食堂でよく見るメニューももちろん置いてあります。
この食堂でなくても、ポルトガルには似たような食堂が本当にそこらじゅうにあります。
とても雰囲気がよく、見かけるとついつい地元の人に混じって入りたくなってしまいます。
そんな素朴な食堂がたくさんあるところが、わたしがポルトガルを好きな理由のひとつです。
Google Mapに載っていなかったので、隣のお店にピンをしました。
さいごに
ポルトガルの料理は、なんとなく日本の料理に似ているような気がしました。
歴史上、ポルトガルから日本に伝わった料理もありますし、タコなど魚介類やモツ類を食べるところなどでそれを感じました。
味覚が近いのかな?
とても興味深いので、行ったらぜひたくさんの名物グルメを堪能してみてください。
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