海外旅行保険用に、2枚目のクレジットカードにはリクルートカードがおすすめ(世界一周)

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私たち夫婦は、2年4か月の間「クレジットカード付帯の海外旅行保険」のみで長期海外旅行(バックパッカー世界一周)をしていました。

世界一周など長期間の海外旅行の場合、海外旅行保険は絶対必要というのが大半の人の意見ですが、その費用は年間十数万円で、夫婦旅なら単純に2倍。

そのお金で数か月はバックパッカー旅行ができてしまいます。

「クレジットカード付帯の海外旅行保険」について、詳しくは以下の記事を読んでいただきたいのですが、

今回は私たちがリクルートカードを海外旅行におすすめする理由、リクルートカードの特徴と注意点、具体的な活用法を紹介します。

海外旅行/世界一周にリクルートカードをおすすめする理由

私たちが海外旅行や世界一周にリクルートカードをおすすめする理由は、年会費が無料で、海外旅行保険がそこそこで、利用付帯出発後パターン(詳しくは後述)で使えて、2枚持ちができるからです。

これらの特徴を全て兼ね備えているのは、リクルートカード以外にはほとんどありません。

私たちはクレジットカード付帯の海外旅行保険のみで世界一周旅行の全期間の保険をカバーしていました。

通常のクレジットカード付帯の海外旅行保険は、海外旅行の出発日(日本出国日)から90日間有効です。

リクルートカードの場合は、カードの利用日(出国前に利用した場合は出国日)から90日間有効です(任意の日にちから保険適用できる、これも詳しくは後述)。

他のクレジットカードとリクルートカードを組み合わせることによって、90日以上の海外旅行でも海外旅行保険を適用させることができます。

また、期間が90日以内の短期旅行の場合には他のカードの保険と補償額を合算して使うこともできます。

海外旅行保険をクレジットカードの付帯保険のみで済ませることができれば、費用の節約になります。
世界一周などの長期旅行なら10万円以上節約できる場合もあります。

以下でリクルートカードの特徴、注意点を紹介した後に具体的な活用法を説明します。
先に活用法を見たい場合はこちらから読んでください。

リクルートカードの特徴

年会費永年無料

リクルートカードの年会費は永年無料です。

家族カードも無料で発行することができます。
年会費が初年度無料のクレジットカードはたくさんありますが、永年無料となると種類は限られます。

海外旅行保険の補償額がそこそこ充実している

海外旅行保険の補償額がそこそこ良いです。
あくまでも「そこそこ」ですが、年会費永年無料のクレジットカードの中では良い方です。

【リクルートカードの海外旅行保険の補償内容】

傷害死亡・後遺障害2000万
傷害・疾病治療費
(病気や怪我)
100万
賠償責任2000万
携行品損害
(貴重品の盗難・破損)
20万
救援者費用100万

海外旅行保険・利用付帯出発後利用パターンが使える

リクルートカードは「海外旅行保険・利用付帯出発後利用パターン」が使える、数少ないクレジットカードです。

「出発後利用パターン」という言葉は私たちが勝手に呼んでいるだけなので、公式の名前ではありません。

「海外旅行保険・出発後利用パターン」について説明します。
文章だけでは分かりにくいので、この図を見ると分かりやすいと思います。

まず、クレジットカード付帯の海外旅行保険は2種類あります。
一つは自動付帯、もう一つは利用付帯です。

自動付帯の場合はその名の通り、何もしなくても海外旅行期間中は保険が適用されます。

一方で利用付帯の場合は、海外旅行に関わる交通費(公共交通機関)にクレジットカードを利用することで、その旅行に保険が適用されます。

リクルートカードの海外旅行保険を適用させるためには、リクルートカードを海外旅行に関わる交通費の決済に利用しなければいけないということです。

この交通費のクレジットカード決済は、ほとんどのクレジットカードの海外旅行保険では日本出国前でないと認められません(出発前利用パターン)。

リクルートカードではこれに加え、出国後の現地交通費(海外の地下鉄やバス、飛行機など)の決済でも認められます(出発後利用パターン)。

出発後利用パターンの場合、保険の期間はその交通費を支払った日から90日間となります。
(クレジットカード付帯の海外旅行保険の適用期間は、通常は出国日から90日間です。)

出発前利用パターンのクレジットカードと出発後利用パターンのクレジットカードを組み合わせれば、海外旅行保険の適用期間を90日以上にすることができます。

旅行期間が90日以下の人には関係ないのですが、世界一周など長期旅行を考えている人には有効な手段です。
詳しくは、こちらの記事の説明を読んでみて下さい。

「出発後利用パターン」で使えるクレジットカードは少ないので、リクルートカードは貴重な存在です。

これこそが、私たちがリクルートカードを海外旅行や世界一周旅行のサブカードにおすすめする最大の理由です。

審査に通りやすい

クレジットカードの発行には審査があります。

ステータスの高いクレジットカードなどは海外旅行保険の補償額も高く設定されていますが、審査(所得など)も厳しいです。

リクルートカードは比較的審査が易しいと言われており、主婦や学生でも申込可能です。

実際、私たち夫婦は会社を辞めて長期旅行に出発するまでの無職の期間にリクルートカードの申し込みをしましたが、無事に発行することができました。。

作りやすい(審査に通過しやすい)というのは非常に大事なポイントです。
学生やフリーターが作りやすいクレジットカードの中で海外旅行保険がしっかりしているものは多くないので、それもリクルートカードの良い点だと思います。

リクルートカードは世界一周旅行のために既に会社を辞めた人にもおすすめです。

好きなブランドを選ぶことができる

リクルートカードはVISA、MASTER、JCBの中から好きなブランドを選ぶことができます。

海外旅行用であればVISAがおすすめですが、1枚目のカード(メインカード)と別のブランドを選ぶのも良いと思います。

それぞれの状況に合わせて好きなブランドを選べるのはありがたいです。

2枚持ちができる

あまり知られていませんが、リクルートカードはVISA/MASTERとJCBの組み合わせで2枚持つことができます。

2枚持ちできるクレジットカードはあまり多くはありません。

なぜ2枚持ちする必要があるのかというと、一番の理由は、海外旅行保険の補償額は複数のカードで合算できる(傷害死亡・後遺障害は対象外)からです。

リクルートカードの「傷害・疾病治療費(怪我や病気で病院に行ったときにかかる料金の補償額)」は100万円です。

リクルートカードの2枚持ちをしていれば、それぞれのカードで100万円ずつ補償され、最大補償額が200万円になります(合算はリクルートカード同士でなくてもできます)。

また、適用期間を被らせずに、上で説明した出発後利用パターンを利用して、リクルートカード2枚で180日間(90日+90日)保険を適用させることもできます。

リクルートカードの年会費は2枚目も無料なので、2枚持っていて得することはあっても損することはありません。

夫婦ならそれぞれ4枚持ちもできる

夫と妻それぞれが2枚持ちをしてさらに家族カードを発行することで、最大1人4枚持つことができます。

4枚あれば、補償額の合算用にも保険期間の延長用にも使えてかなり便利です。

ポイントが貯まりやすい&使いやすい

この記事ではリクルートカードはあくまでもサブカードとしておすすめしていますが、メインカードとして使うとポイントがよく貯まります。

還元率1.2%(1万円の利用で120円相当のポイントが貯まる)は他のクレジットカードと比べてかなり高いです(一般的なクレジットカードは0.5%~1%)。

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リクルートカードの注意点

先に良いことを書いたので、次にリクルートカードの注意点も書いておきます。

海外旅行保険が利用付帯

何度か書いていますが、リクルートカードの海外旅行保険は「利用付帯」です。
海外旅行保険が「自動付帯」のクレジットカードを探している場合は、他にもっと良いカードがあります。

また2枚持ちの場合は、それぞれの保険を適用させるためにそれぞれのカードで海外の公共交通機関の支払いをしなければならないので、若干面倒です。

補償額が物足りない

海外旅行保険の補償額について、さきほどは「そこそこ」と書きましたが、年会費無料のクレジットカード付帯の海外旅行保険の中で「そこそこ」なのであって、クレジットカード付帯の海外旅行保険全体の中では低めです。

医療費の安い地域なら十分かもしれませんが、医療費の高い地域では万一のときに足りない可能性もあります。

なので、他のカードとの合算ではなく、出発後利用パターンを使ってリクルートカードのみで保険を適用させる場合は「医療費の高い国(アメリカなど)で大掛かりな手術を受けることになったら補償額が足りない可能性がある」ということを考えておいたほうが良いです。

ただ100万円までは補償されるので、風邪や嘔吐を含む大半の場合は医療費の高い地域でも十分カバーできます。

また、保険のサービスが良くないということもありません。実際、私たちもリクルートカード付帯の保険を何度も利用しましたが何の問題もなかったです。

それに、普通の海外旅行保険に加入する場合でも、最安の保険やそこそこの金額の保険ではたいした補償額は出ません。

それを踏まえれば、無料で海外旅行保険が付帯するリクルートカードは良い選択だと思います。

リクルートカードの海外旅行保険の活用法

上に挙げた特徴を踏まえた、リクルートカードの海外旅行での活用法です。

注意:海外旅行保険で一番よく使うのが傷害・疾病治療費(病気や怪我の治療費)なので、補償額はこの項目を例に書いています。

海外旅行保険の補償額を合算する(90日以内の海外旅行におすすめ)

他のカードと合わせて、または複数のリクルートカードで海外旅行保険の補償額を合算させます。
90日以内の短期旅行の際におすすめです。

 傷害死亡・後遺障害傷害・疾病治療費賠償責任携行品損害救援者費用
メインカード3000万100万2000万20万100万
リクルートカード2000万100万2000万20万100万
合計3000万*200万4000万40万200万

* 傷害死亡・後遺障害については複数のカードでの合算はできません。

利用時は、保険会社との電話のときに他社の保険の適用はあるかどうか聞かれるので、そのときに保険会社名を伝えます。

あとは保険会社同士で折半の手続きをして、支払いをしてもらうことができます。

利用付帯出発後利用パターンで90日以上保険を適用させる

メインの(他の)クレジットカードとリクルートカードを組み合わせることで、90日以上海外旅行保険を適用させることができます。

他のクレジットカード+リクルートカード1枚

  • 1日目~90日目:他のクレジットカード
  • 91日目~180日目:リクルートカード

メインのクレジットカードの後にリクルートカードで出発後利用パターンを使うことで、180日間(約6か月間)海外旅行保険を適用させることができます。

他のクレジットカード+リクルートカード2枚

  • 1日目~90日目:他のクレジットカード
  • 91日目~180日目:リクルートカード①
  • 181日目~270日目:リクルートカード②

メインのクレジットカードの他にリクルートカードを2枚持ち、出発後利用パターンを使うことで、270日間(約9か月間)海外旅行保険を適用させることができます。

他のクレジットカード+リクルートカード3枚(夫婦のみ)

  • 1日目~90日目:他のクレジットカード
  • 91日目~180日目:リクルートカード①(VISA夫名義+妻家族カード)
  • 181日目~270日目:リクルートカード②(JCB夫名義+妻家族カード)
  • 271日目~360日目:リクルートカード③(VISA妻名義+夫家族カード)

夫婦でそれぞれ3枚持ちをした場合、出発後利用パターンを使うことで、360日間(約1年間)海外旅行保険を適用させることができます。

家族カード会員の利用付帯の使い方

夫婦で家族カードを持っている場合、本カードと家族カードのどちらかで2人分利用すれば、2人とも保険適用となります。

保険期間・補償額が足りないと感じる場合

保険期間が足りなかったりや補償額に不安がある場合は、海外旅行出発後でもオンラインで申し込みができるグローブパートナーという保険会社がおすすめです。

リクルートカードと同じ使い方ができるクレジットカード

リクルートカードと似た特徴を持つクレジットカードをいくつか紹介します。

カード名
(ブランド)
年会費傷害死亡/
後遺障害
傷害/
疾病治療
賠償責任携行品救援者利用付帯
出発後
2枚持ちその他
リクルートカード
(VISA/JCB/マスター)
無料2000万100万2000万20万100万 
JCB CARD W
(JCB)
無料2000万100万2000万20万100万39歳以下限定
ベルメゾン
メンバーズカード

(VISA)
無料2000万50万2000万15万100万JCBは年会費2000円
          

さいごに

リクルートカードは、世界一周など長期で海外旅行をする人で保険代を節約したい場合は必携のカードだと思います。

年会費も無料なので、とりあえず持っておいて良いのではないでしょうか。

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