メイです。
ついに3か月いたポルトガルを出ました。
飛行機でドイツ フランクフルトへ向かい、そこからバスでポーランド クラクフまで戻ってきました。
飛行機に乗るために来たので、ふらっと街を散歩して空港泊する予定でしたが、外は-8℃、雪も降っているので、散歩はやめてモールに篭もってます。
レパートリー
2017/4/18 タンセン(パルパ)
おいしいチヤ
昼ごはんは近くの食堂へ。
お店の奥まで行ってみると、意外と広々としていて、地元客がけっこういた。
みんなチョーメンを食べていたから人気メニューなのかな?
チョーメンと、モモと、オムレツを注文。
▼チョーメンはジャンキーな味(=化学調味料の味)が濃かった。
▼モモ
オムレツってどんなのかと思ったけど、ごく普通のオムレツだった。
トマトと玉ねぎ入り。
もう少し食べたかったので、軽いおやつが食べられそうなお店へ。
ここでも奥に入ると地元民が数組いて、み~んなチョーメンかモモを食べている
人気料理なんじゃなくて、ネパール料理のレパートリーが少ないだけかもしれない。
サモサ、ドーナツ、チヤを注文。
サモサ(10ルピー)はアツアツで具たっぷり。
ドーナツみたいなの(10ルピー)は、全然甘くなくて単なる揚げパンみたいな感じだったけど、ゆっくり味わってみると感じられる素朴な甘さにハマった。
そしてチヤ(15ルピー)がうまい!
紅茶の濃さ、甘さ、スパイスのバランスが取れていて、ネパールで飲んだ中ではダントツ1番でおいしかった。
ここはまた来よう!
この店の外で、インドやミャンマーでよく見られるお菓子「ジャレビ」を作っている現場に立ち会えた。
おもしろい~きれい~ずっと見ていたい~
宿の近くで、女性たち(おばちゃん)がレンガを運んでいた。
レンガ運びは女性の仕事?
初めてのスクティ
夜ごはんは、ちょっとチョーメンに飽きた気がしたので、トゥクパがある初日も行った食堂へ行くことにした。
トゥクパがない食堂って、けっこう多い。
▼ベジトゥクパ
▼バフモモ
初めての料理、スクティ。
▼スクティ150ルピー
スクティは干し肉のことで、このお店のはバフのスクティとスパイスを一緒に炒めたもの。
歯ごたえがあって、噛むたびに味が出てくるいいつまみ。
日本人は好きな味だと思う。
お店の優しいおっちゃんが、「スクティにはロキシーだ」と教えてくれたのでロキシーも注文。
「ネパリーは、このスクティ1プレートで1ボトル飲む」と。ひ~
「ウォッカやウイスキーはケミカルだから、次の日二日酔いになる。ロキシーは自家製でノンケミカルだから二日酔いしないし、安いからいい」と言っていた。
ここのお店のロキシーは、水割りのように少し薄くて飲みやすい。
現地のお酒と、現地のツマミ。いいね~
食べ終わったあと、昼に飲んでおいしかったチヤをもう一度飲みに行こうと思ったら、もう店は閉まっていた、残念。
商店で、チャイにつけたりして食べるというパイを、朝ごはん用に買った。
やりたかったこと
2017/4/19 タンセン(パルパ)
昨日買ったパイと紅茶で朝を迎える。
10時ごろ、雨が降ってきた。
雷もだ。
そしてしばらくして停電、したような気がしたけれど、 Wi-Fiと部屋の非常用電気はついたままだ。ありがたい。
昼ごはんはダルバート
雨がやんだので、バスパークを挟んで向かいのお店でダルバートを食べた。
▼奥の洗濯物が干してある建物が、私たちが泊まっているホテルタンセン。
じゃがいもとカリフラワーとインゲンのタルカリ、ダル、青菜。
野菜と一緒に添えてあるライムは、ダルに絞るらしい。おもしろい。
ここのダルバートはとても軽くて食べやすい。
ご飯1回、ダル1回、カレー2回をおかわりして、あーお腹いっぱい。
昨日のおいしいチヤで一服。
タンセン名産のダカ布
今日は霧が深く、いつもと景色が全く違う。
少し歩くと、ネパール特産のダカ布屋さんをいくつか見つけた。
特に、タンセン(パルパ)で作られたものは有名で、「パルパリダカ」と呼ばれるそう。
▼子供がこれ着たら可愛いだろうなああ
▼奥のガラスケースに入っている「ダカトピ」。色んな模様があってとっても可愛い。
ダカトピ=ダカ布で作られたトピ(帽子)のこと。
ネパール男性の伝統的な正装の一部で、タンセンでは街を歩いているおじいちゃんたちが日常的に被っているのをけっこうな確率で見かけた。
カトマンズとポカラではほとんど見なかった気がする。
▼財布などの小物類は、100ルピー前後と安いのでお土産にオススメ。
王宮跡を見に行ったら本当にただの跡、というかなにかに使われている建物だった。
▼このおじちゃんもダカトピを被っている
両替をしようと思ってATMをいじってみるが、10000ルピー以上は下ろせないか、500ルピーの手数料がかかる。
いくつか銀行に行って、両替ができるか聞いてまわると、1軒だけできるところが見つかったので、10000円を9429ルピーに両替。レートはなかなかよかった。
▼ここ。
両替するときに、書類に日本の住所を書いたら、銀行員の人に「So long……!」と驚かれた。
うんうん、長すぎだよね。
日本語が少しだけしゃべれるようで、「日本に会いたいです」と言われた。かわいい。
▼牛乳屋さん?でヨーグルト
自分で注文して自分で作る
タンセンは明日出る予定だったので、ラスト夜ごはんに何を食べようかと悩んでいた。
そしてやっぱり最後はお世話になったおっちゃんのところに行くか!ということで、3度目のお邪魔。
今日はブトゥワという、バフの内蔵の炒めものを注文した。(バフと言っていた気がするけど、ブトゥワと言ったら普通は羊らしいので、羊肉かも。)
少しの苦味とエグミが、つまみにぴったり。
チキンのレバーは、ふわふわでおいしい。
チュカウニ(シュカウニと聞こえた)というタンセンの名物料理も注文した。
暑い日によく食べるらしい。
チャパティにつけたりもしていいけど、単品で食べることもあるんだって。
ネットで検索してみると、「じゃがいものヨーグルトサラダ」と称されていたけれど、実際に食べてみると、「じゃがいもの入った冷製ヨーグルトスープ」のような感じだった。
でも、ピリ辛で爽やかな酸味があって、刻み玉ねぎやパクチーが入っているところは少しサラダっぽいかも。
食べ足りなかったので、トゥクパも追加注文。
私たちが、いちいち作っているところを凝視するもんだから、教えてあげるから作ってみなよ!と言ってくれた。
おっちゃんとおばちゃんに教えてもらいながら、自分が注文したトゥクパを作る。笑
ま、わたしはずっと混ぜていただけなんだけど。笑
トゥクパ完成。
その他にも、ネパールの食べ物のいろんなことを教えてくれた。
モモのたれの作り方とか、ダルに入っている「ギー」という、牛乳から作る調味料を見せてくれたり。
おっちゃんの名前はナライさん、奥さんの名前はインドゥさん。
日本の有名な食べ物を聞かれ、寿司の画像を見せたら、すご~く見てた。
ぜひ食べてもらいたいな。
ナライさんは英語もしゃべれるし、初日からすごく良くしてくれる。
シュンの名前をなかなかうまく発音できず、「シュワン」と言っていて、最終的には「スン」で落ち着いた。
今まで、一発で「シュン」って言えた外国人は、ただのひとりもいない。
もっといろいろ教えてほしくて、明日も料理教えてください!とお願いして、明日の11時か12時にまた教えてもらえることになった。やったー!
ということで明日タンセンを出るのは、やめー!
こういうのが嬉しい。
一番やりたかったこと。
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