【2017 パキスタン⑪ フンザ】フンザを感じた散歩

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メイです。

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    豊かな散歩

    2017/5/28 フンザ(カリマバード)

    ギルギットに行っていた山本さんが戻ってきた。
    私たちは明日ここを出て中国に向かう予定だと言うと、明日あさっては中国の祝日(3連休)だから、国境は開いてないんじゃないかと教えてくれた。

    ひー危なかった!
    1日延泊しておこう。

    昼食は、選択肢がないので今日も宿のレストランで。

    ▼ベジタブルフライドライス。盛り付けがかわいい。特に刺さっている玉ねぎ。

    散歩道

    今日は、ジャビードさんとフランシスと18時に散歩に行く約束をしていたので、集合場所に行ってみると、2人はまだいなかった。

    先に買い物を済ませて戻ると、「待ってたよー!」とフランシス。
    こっちのセリフだよ笑

    じゃあ出発、と思ったらフランシスは疲れたから行かないらしい。
    ほんっとマイペースだな笑
    全然いいけど。

    ということで、3人で散歩に出かけた。
    この時間でも外はまだまだ明るい。

    地面の砂が、ビーチの砂のように細かくて多いので、靴に入らないように歩く。

    ジャビードさんは歩くのが好きらしい。
    そのせいか歩くのが速くて、写真を撮りながら歩いているわたしはだいぶ遅れを取る。

    ▼道の先を歩く2人。ポプラの木の大きさがわかる。

    ポプラの木は、スーッとまっすぐにきれいに伸びている。

    気になっていた、地面にたくさん落ちているコットンみたいな綿は、ポプラから発生しているらしい。

    ポプラの葉っぱはとてもかわいい。
    カラカラカラカラと音を立てて揺れる。
    気持ちの良い自然の音。

    これはアプリコット、これはりんご、これはチェリー、これはぶどう。
    ジャビードさんが次々にそう教えてくれる。
    収穫の季節に来たらどんなに最高だっただろう。

    ぶどうの葉っぱは不思議だ。
    全然違う2種類の葉っぱが、同じ木から生えている
    そしてとてもいい匂いがする。

    フンザの水は濁っているというか、微粒子がうねうねしているように見える。
    たぶん、細かい泥が沈みもせず、濾過されもせずに漂っているのかな。

    この道は、フンザの人々が暮らす様子がよくわかる。
    道沿いに家が建ち、ヤギがいて、畑がある。

    キャッキャとはしゃぐ子どもたちもたくさん。
    走りまわるもんだから、子どもたちの周りだけ砂埃がすごい。

    女性たちはスカーフも巻かず、あちらから気軽に笑顔で声を掛けてくれる。
    その辺はラホールやギルギットとは全然違う。

    女性たちの服装は本当にきれいだ。
    ラホールやギルギットは黒や白ばかりだったけれど、緑と青の世界に、赤や黄色の服が本当によく映えて美しい。

    ジャビードさんが、山の名前を教えてくれる。

    覚えやすい名前と形のレディーフィンガーだけしっかり把握できた。
    あとで知ったことだけれど、オクラの種類にレディーフィンガーというのがあるらしい。
    確かにこの山の形はオクラだ。

    ▼レディーフィンガー

    手前の石山の間から見える雪をかぶった山が、有名な山らしい。
    石山と高さは変わらないように見えるけど、全然違うんだろうな。

    その隣にある山で、日本人の登山家である長谷川さんが亡くなってしまったらしい。
    あんなところ、人が登れるのか……

    途中で、オーストラリアから来た女性も合流した。
    彼女も毎年ここに来て過ごしているらしい。
    ローカルランゲージを少し話せて、地元の人たちと楽しく会話する姿が羨ましい。

    ジャビードさんも彼女も、この何もない街に魅了されて毎年ここを訪れている。
    ここは過ごしにくいけれど、そうしてしまう気持ちもとてもわかる。

    ▼美しい花の前で、「撮ってくれ」とジャビードさん。何回来ても、いいものはいいんだろう。

    コンクリートの通りまで出たので、女性は同じ道を戻って、私たちは違う道から引き返した。

    途中でチャイ屋に寄った。
    ここのはおいしいんだって。
    代金はありがたいことに彼が払ってくれた。

    チャイ屋の前に学校があった。
    パキスタンの学校は男女別々なのかと聞いたら、やはりそうらしい。
    幼稚園は一緒なんだっけな、そこから別々になって、大学はまた一緒になるとかならないんだか。
    どちらにしろ、子供の頃にパキスタン女性としての振る舞いを習うのだろうということが予想できた。

    辺りは暗くなってきた。
    上着を着ているけれど、冷える。

    ここもここも、新しいホステルが建つんだよ、と教えてくれた。
    え、パキスタンにそんな観光客が来るの?最近も治安の問題で観光客が減っていて困っているのだと思っていたけれど。

    去年のシーズンでは、ホテルに空きがなくて車の中で寝た人もいたんだって。びっくり。
    世界中のトレッカーたちがここに集まるんだろうか。

    そんな溢れるほどここに人が来るなんて、今の時期じゃ想像できないな。活気がないもん。
    シーズンの活気のあるこの街にまた来てみたいと思った。

    カリマバードインの前にあるレストランでワイン(フンザウォーターと言うらしい)を出しているらしいので行ってみた。
    このレストランは韓国料理を出していて、シーズンはお客さんがいっぱいなんだとか。

    グラスでは出していないらしく、値段を聞くと1本2000ルピー。
    今の私たちには無理すぎる値段なので、申し訳ないけど帰ろうとすると、ジャビードさんが半分買うから1000ルピーでいいよと言ってくれた。
    それでも高いや、ごめんなさい。

    更に歩いてジャパンチョークへ。
    なんでジャパンチョークというのか聞くと、あの長谷川さんの奥さんが作った学校があるかららしい。

    自由な旅

    宿の近くまで戻ってきた。
    夜ごはんを食べるお店を探す。

    いつもの店に行くと、今日はダルもローカルスープもなくて、ケバブしかないらしい。
    ジャビードさんが他のお店にしないかと言うので、他のお店を探す。
    ちなみにシュンはお腹の調子が悪くて全然食欲がない、歩くのもキツそう。

    真っ暗なので足元をライトで照らしながらお店を探して、ここはやってない、ここはやってない、ここはできるまで40分掛かる、となって、最終的にハイダーインの目の前のフンザインに決めた。

    ここでも結局30分くらい待って、ダールカリー(200ルピー)を食べた。
    シュンはほとんど食べず、腹痛のため先に帰宅。

    シンプルな豆のカレー、おいしいけれど、途中飽きてしまうのが難点ではある。
    とはいってもおいしいので、ジャビードさんが食べきれなかったダルも食べた。

    このダルの豆はMashというらしい。
    そういえばMashという字面は街でよく見かける。

    食後、無料でスイカを出してくれた。
    パキスタンの人はみんな種ごと食べるので、食べるのがとても速い。
    わたしも真似してみたけど、やっぱり種は食べたくなかった。

    帰り際、お店のおじさんが、シュンを心配して薬をくれた。

    帰宅。
    今日の夜はずっと停電だ。

    今日は楽しかったな。
    パキスタンは情報が少なくていい。あっても古いから当てにならない。
    おすすめの場所とかおいしい店とか、少しでも書いてあると気になって、ここは行っておきたいなと無意識でも思っちゃうところがあるけれど、ここはどう過ごしたって自由だ。

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