【2017 イラン⑫ヤズド】ゾロアスター教寺院と博物館、喉に効く花

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シュンです。

世界旅行記、2017年8月のイラン編です。

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    ゾロアスター教寺院と博物館

    2017/8/15 イラン ヤズド

    ナン、トマト、キュウリ、パニール(チーズ)、ゆで卵、ヨーグルトに紅茶。
    たいしたことはないけれど、朝食付きの宿は嬉しい。

    朝食後、まずはゾロアスター教の寺院へ向かう。

    ゾロアスター教というのは、古代ペルシャ(現在のイラン)で生まれた宗教で、火を信仰の対象としている(火炎崇拝)ことや、鳥葬を行うことで知られている。

    かつてのササン朝ペルシャ時代は国教とされていたが、7世紀にアラブ人が侵入しイスラム化が進む中で信者が減少し、現在のイランにおけるゾロアスター教徒の割合は国民の1%以下となっている。

    ヤズドはイランの中では比較的多くのゾロアスター教徒が居住しているとされている場所で、僕たちがヤズドに来たのはこのゾロアスター教寺院を見てみたかったからだ。

    それにしても、今日も暑い。

    ゾロアスター教寺院には、1500年以上も前から灯され続けているという聖火が置かれている。

    ▼これがその聖火

    その他には少しの展示があっただけで(これは博物館と言うのか?)、これで150000リアルか…という感じ。
    すぐに見終わってしまった。

    ▼祭礼に使う?このセットが気になるけれど、英語の説明がないのであまり分からない

    ▼ゾロアスター教寺院の場所

    もう少しゾロアスター教について知りたい。
    博物館に行けばなにか学べるのではないかと思い、偶然地図で見つけたゾロアスター教歴史文化博物館(Zoroastrians History and Culture Museum)へと向かった。

    博物館は予想外に立派で大きな建物だった。

    チケットを買うと、「ガイドはいるか?」と聞かれた。
    無料だと言うので、案内をしてもらうことにする。

    このゾロアスター教歴史文化博物館は、インドから来たゾロアスター教徒が建てた学校を博物館にしたらしい。
    (ペルシャのイスラム化時にインドへ逃れたゾロアスター教徒の一派は、その後インドで少数派ながらも、ある程度の権力を保持している。)

    学校や、寮の風呂場、トイレ、水汲み場として使われていた場所の説明を受けた後、広い展示スペースに出た。

    ここはすごいボリュームだ。

    さっきのゾロアスター教寺院で気になったけれどよく分からなかったこのセット↓は、日本のおせちのように一つひとつに意味があるものだった。

    はさみは、2本の刃がうまく合わないと切れないから、人間も良いパートナーに恵まれるように。
    ザクロは種が多いから子宝に恵まれるように(ザクロはユダヤ教やキリスト教の一部でも重要だった気が)。
    針と糸はなんちゃらで~ナッツは~鏡は~といったように。

    展示物をひとつずつ丁寧に説明してくれて勉強になった。

    ただ、説明が長くて腹が減った。
    ガイドの人は、毎度毎度「コレ何か知ってる?」と聞いてきて、分からないので適当に答えると、毎回「NO~」。それから説明してくれる。

    ダルそうなのに妙にコミカルな動きを交えてきて、教えてくれるまでに時間がかかるので、全部見終わったときにはすっかり疲れてしまった。

    唯一知っていたゾロアスター教のシンボルに込められた意味。
    アリアに教わっていたことを得意げに答えると、全然違った…

    ガイドとのやり取りは面倒だったけれど、かなり勉強になったのでこの博物館には来てよかったと思う。

    ▼ゾロアスター教歴史文化博物館の場所

    昼食を食べる店を探し歩いていると、少し高そうだけど賑わっている食堂を見つけた。
    一番安いメニューを見ると、「ビーフシチューwithライス」で70000リアル。

    ビーフと豆の煮込みで、味は濃いけれどおいしかった。ご飯も大盛り。
    ご飯にはそのままでも食べられるくらい濃い味がついていたけれど、シチューと食べてるうちに味がしなくなるから怖い。

    周りを見渡すと、ほとんどの人が「ケバブwithライス」を食べていた。
    ケバブ1本でこのご飯の量食べられるの?と思っていたら、案の定大半の人はご飯を残している。

    今日ももう外にいるのがつらいくらいに暑くなってきた。
    14時を過ぎると、大半の店が閉まってしまう。

    喉に効く花、スークのナン屋

    宿に戻って、昨日買った「喉に効く花」をお湯に入れて飲んでみた。

    花っぽい香りと味がするのかと思いきや、野菜スープのような味がした。
    玉ねぎのようなとろみがあって、たしかに喉に効きそうだ。

    この乾燥花はスークのスパイス屋にも置いてあり、Marshmallowと書いてあった。

    後日調べてみると、Marshmallowというのはアリウムの一種で、学名は「Allium Marshmellow」。
    アリウムの和名は「花葱」。西アジアが原産の種もあるようだ。

    つまり、広く言うと玉ねぎや長ねぎの花の仲間?
    玉ねぎの味がしたという僕たちの味覚も、あながち間違っていなかったのかもしれない。
    植物には疎いので、こんなことでもおもしろい。

    19時半頃、夕飯がてら夜の散歩に出かける。
    アレクサンダーの牢獄に行ってみたかったけれど、入場料が高いのでやめてしまった。

    ぶらぶらしていると、珍しくスーパーを発見。今日は缶詰でも買って夕飯にしよう。
    トマトとなすの煮込みの缶詰が30000リアル。

    帰りに、スークでナンを買う。
    1枚5000リアルで安いし、焼き立てのナンはおいしそうだ。

    ナン屋にはおつかいの子どもがたくさんいた。
    きっと母親が夕飯の支度をしている間に「買ってきて」と頼まれたのだろう。

    袋に入れもせず、そのまま5枚くらい重ねて両手で抱えて持って帰る子や、風呂敷のような布にくるんで自転車で帰る子など。

    イランに来てからあまりこういう買いもの風景を見ていなかったので、久しぶりにローカルを感じられたような気がした。

    きゅうりやトマトなどの野菜も買いたかったが、八百屋はもう閉まっていた。

    宿に戻り、コイルヒーターで沸かしたお湯で缶を湯煎して、煮込みとナンと、買っておいたフルーツを食べた。

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