【2017 アルメニア②ステパナケルト~エレバン】爆発とアルメニア料理

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メイです。

世界旅行記、2017年8月のアルメニア編です。
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ステパナケルトからエレバンへ

2017/8/27 ナゴルノカラバフ ステパナケルト~アルメニア エレバン

エレバンへ

朝起きて、昨日市場で買った(もらった)ものたちを食べて、チェックアウト。

マルシュルートカ乗り場へ。
エレバン行きは一人4500ドラムだった。

だいたい30分おきに出ているらしいのだけれど、人がいっぱいになれば発車するようだ。
私たちが乗ったマルシュは9時55分に出発。

しばらくしてアルメニアとのチェックポイント(国境)に到着。
パスポートなどはいらず、VISAを取ったときにもらった紙をただ渡すだけだった。

その後マルシュは順調にエレバンへ、と思ったら、道の途中で停車した。
そして乗客が全員降り、なんだなんだと思ったら、後ろのタイヤがパンクしていた。
パンクというより破裂だ。

男たちが協力して、15分で直った。
その間わたしは青空トイレ。
あ~きもち~。笑

途中休憩で見たセヴァン湖が美しかった。

エレバンに到着

エレバンのキリキアバスターミナルに到着。

近くにいた人に教えてもらい、68番マルシュでエレバン駅へ向かう。

エレバン駅から徒歩3分の場所にある、日本人旅人に有名な民泊「リダの家」へ。

アルメニア エレバンの民泊「リダの家」(地図・行き方・シャワー屋情報)
アルメニアの首都エレバン(Yerevan)で、私たちが泊まったらせてもらった「リダの家」を紹介します。

リダが、コーヒーと手作りのカステラみたいなお菓子を出してくれた。

リダの家は、大きな駅のごく近くにあるというのに、田舎のような雰囲気をまとった、とても居心地の良さそうな宿だ。
汚いと思う人はいるかもしれないけれど、おばあちゃんちみたいな、そんな感じ。
いいところだなぁ。

コーヒーを飲んだら、さっそく街に繰り出す。

▼誰のスイカ?のんびりした田舎の風景

▼緑のおめめとピンクなお鼻と薄いグレーの毛が、かわいい~

▼パン棚

▼優しい笑顔

歩いていてまず驚いたのは、横断歩道を歩こうとすると車がすぐに停まって道を譲ってくれること。
イランではいつ轢き殺されるかっていう毎日だったから、え!停まってくれるの!といちいちびっくりした。

▼市場内のチョコレート屋さん

▼歯のデザインのチョコ多数

▼アルメニアンコーヒーを淹れる際に使う小鍋

▼宿に戻る前に1杯

閉まりかけの市場で夜ごはんの買い物。
それほど大きい店でもないのに、お酒コーナーがこんなに充実している。

リダの家に戻って、パスタを作って食べようと思ったら、違う部屋に泊まっていた大学生のこうきと会う。
一緒に夕飯を食べて、ビールとウォッカで乾杯した。

夜1時くらいまで楽しくしゃべって部屋に戻り、顔を洗うためのぬるま湯を作ろう(水は極冷なので)と、部屋でコイルヒーターで水を温め始めた5秒後……

バチン!!!!!!!!!

直径1メートルほどの黄色い光が目の前を覆い、火花がバチバチバチー!と音を立てながらさらに広い範囲へ飛び散った。

一瞬何が起こったのかわからなかったけれど、どうやらコイルヒーターが爆発したみたいだ。

焦げた匂いのするコイルヒーターを見てみると、2つの穴が空いていて、2つとも貫通していた。
もうちょっと顔に近ければ顔面やけどだったと思う。いや、失明だったかも。

危なかったー。この旅で一番命の危機を感じた。
イランのラシュトで直してもらったばかりのコイルヒーターだったのに。
むしろ、直してもらったから壊れたのかもしれない。
どちらにせよ悲しい……

ワインづくりとアルメニア料理

2017/8/28 アルメニア エレバン

朝市とシャワー屋

朝こうきに、昨日の夜コイルヒーターが爆発したんだよ、と言ったら、別の部屋にいた彼にもその光が見えていたらしい。笑
たしかにそのくらいヤバい爆発だった。

エレバン駅の横でやっている朝市で買い物。
地元の人がたくさん買いに来て賑わっていた。

桶やバケツに入ったフルーツは、基本的にそのバケツ単位でしか買えない。
何度か交渉してみたけどだめだった。

▼きれいなフルーツたち

▼トラックにも大量のスイカ。これ全部手で積んだのかな。

▼輝くマスカット

ワイン用にぶどうを購入。
4房くらいで数十円。安すぎる。安すぎて、もういくらなのか計算ができない。

室内の市場も。

リダの家に戻って、買ってきたもので朝食。

▼この家にいるご飯クレクレ猫を膝にのせながら

食後にシュンのヘアカット。

リダの家にはシャワーがないので、徒歩15分くらいのところにあるシャワー屋に行かなければいけない。
時間制なので、シュンと順番に入る。

▼シャワー屋の受付&ロビー

▼シュンを待っているあいだ、受付のおばちゃんがキャバブをくれた。ありがとう!

▼広い個室でお湯もバッチリ

▼シャワー後のビール

警察へ

リダの家に戻ると、新しい日本人がいた。
私たちの顔をみると、その人は堰を切ったように話し始めた。

どうやらパスポートが盗まれてしまったらしく、英語が話せないので警察署まで一緒に来てほしいとのこと。
名前はりゅうたさん。

その後、一緒に警察署に行ったり大使館に電話をかけたりしたけれど、結局は丸く収まった。
簡単にいうと、パスポートは盗難されたのではなく、預けた相手がレイジーなパリピだったせいで、パーティに行っていて1日以上連絡がつかなかっただけだった。

おもしろかったのは、パスポートを預けた相手から電話が来たとき「あなたはそこにいるの?」と聞きたかったりゅうたさんが、「You?Here?」と言ってしまっていたこと。笑

まぁ、なんともなくてよかった。

りゅうたさんがお礼に夜ご飯をおごってくれることになった。わーい!
とりあえず16時すぎに一度解散して、私たちはぶらぶら街歩きをしたり、カスケードを観光したり。

▼カスケード

▼ボテロの作品

▼かわいい

▼いい眺め

ワインづくり

リダの家に帰って、ワインづくり。

▼まずぶどうを房から外し、洗う。

▼皮ごとつぶし、ぐちゃぐちゃにする。種も枝の部分もまぜこぜに。

▼それを容器に移す。この作業が詰まって大変だったけれど、りゅうたさんに手伝ってもらいながらなんとか完了。

▼ちなみに、手や器の消毒はウォッカで。安いものはものすごく安い。

これを毎日数回振って、何週間か待つのみ。
ときどき蓋を緩めないと破裂するので注意!

▼プレスとろ過をした日の日記

https://unusual-web.com/?p=25555

アルメニア料理

りゅうたさんと夜ご飯。
宿の近くを歩きまわってみたけれど、なかなかいい感じの店が見つからず、駅前のファーストフードっぽいところに入ってみたらここが意外とよかった!
簡単なアルメニア料理が比較的安価で食べられた。

まずはビールで乾杯。

▼キュフタ。ひき肉の塊を揚げたもの。思ったよりも大きくて固くてゴツい。味はあまりなくてシンプル。レモンをかけて食べる。

▼スパス。酸味のあるヨーグルトのスープ。バターがかかっている。そんなに好きな味じゃなかったけれど、新しかった。

▼キンカリ。大きい!肉汁たっぷり。タレなどはなかった。

▼ラマジョ。薄いピザみたいな。

食べていて思ったのは、シンプルな味付けが多いということ。
まだこの店でしか食べてないからわからないけれど。

日本だったらタレやソースが絶対必要!と思うような料理でも、シンプルに素材の味をあじわう。
悪く言えば味が薄い、良く言えば上品な味。
わたしはけっこう好きだ。

りゅうたさん、ごちそうさまでした~

今日はいろいろと歩き回って疲れたので、早め就寝。

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