シュンです。
世界旅行記、2017年9月のジョージア編です。
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ジョージア国立博物館
2017/9/8 ジョージア トビリシ
14時半過ぎ、こうきと3人でジョージア国立博物館へ。
入場料は1人7ラリ(約280円)。
20世紀のソ連時代の部分をメインで見たくて行ったけど、宝物館が予想外に良かった。
博物館なのにセレクトショップみたいで、オシャレでかっこいい。
キリスト教の壁画や絵画はやっぱり東方正教会系のテイストで、カトリックやプロテスタントとはぜんぜん違うから面白い。
なんていうかペタッとした絵というか。
一番の目的だったソ連時代の展示はそれほどボリュームがなく大きな1部屋だけで、英語の説明はあったけど専門用語が多くて難しかった。
古代の展示もなかなか見やすくて良い。
全体的にスタイリッシュで、きちんと楽しめる博物館だった。おすすめ。
夕方に宿に戻り、今日出発するこうきを見送る。
夕飯はナオトとれいこさんとスーパーで買い物をして、リゾットを作ってヒンカリを焼いて食べた。
ジョージアは乳製品とか酒とか、その他も全体的にアルメニアよりは高い。
もちろん世界で見れば安いんだけど、そこまで激安って感じではないな、と。
ムツヘタとハマム
2017/9/9 ジョージア トビリシ
今日はムツヘタへ向かう。
ティドゥベのマルシュルートカ乗り場からマルシュで1ラリ(約40円)。30分もかからずにムツヘタに到着した。
ムツヘタは「ムツヘタの歴史的建造物群」として世界遺産に登録されているらしい。
まずはサムダヴロ教会・修道院へ。
ここではみんなスカーフ?頭巾?を被っていた。
外観も内装もシンプルだけど、イコン(聖像)はたくさん飾ってある。
涙ぐんでいる人や十字を切って祈りを捧げている人、赤子に洗礼を受けさせている両親や結婚の儀式をしている人など色々いた。
次はスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂。
ここにはウェディングドレス姿の花嫁が5人くらいいて、写真を撮っていた。
ここの大聖堂もやっぱりカトリックやプロテスタントの教会とは違う。今までの旅でも日本でも、正教会系の教会や聖堂にはほとんど行ったことがない。
僕たちはクリスチャンではないけれど、教会というとどうしても西方系(カトリックやプロテスタント。この2つもだいぶ違うが)の教会を思い浮かべてしまう。
東方系の教会には、現時点でこことアルメニアのエレバンで行った聖グリゴル・ルサヴォリチ教会、エチミアジン大聖堂にしか行っていないけれど、西方系と比べると簡素で無骨で穏やかな感じがする。
▼これはサムダヴロ教会
この聖堂にはオルガンがない。調べてみると、オルガンの演奏はなく、声だけで歌うらしい。椅子がないのも気になる。
ムツヘタの街並み自体は落ち着いているけれど、中心部(メイン通り?)には土産物屋やカフェ、ワインショップなどがたくさんあり、観光客もいて賑わっていた。
ぶらぶら散策をして、マルシュでトビリシに戻った。
ディドゥベの市場で夕飯用の野菜とコーヒー豆(100g1.6ラリなので約64円…安い)を買って、メトロでアブラバリ駅へ。
アブラバリでナオトと合流し、ハマム(公衆浴場/アバノトウバニ)に行った。
入場料は3ラリ(約120円)で、タオルは別途2ラリ(約80円)。
シャワーは1台に水とお湯の2つがついていて、お湯はかなり熱い。
硫黄泉を引いているらしく、浴槽のお湯は本当に熱くて入れなかった。足だけ入ったり、縁に座るくらいしかできない。
サウナは7人くらいしか入れない小さな部屋だった。
お湯が熱すぎるから、サウナでいい汗かいて水でも浴びようと思って座っていると、後から入ってきたおっちゃんがおもむろにペットボトルの水を石にかけた。
あまりにたくさんかけたので、ものすごい熱気が部屋を包んだ。
耳が焼けそう。
このまま耐えたら死ぬと思い、すぐに立ち上がって脱出した。
日本でも温泉のサウナに行ったことはあるけど、こんなに熱かったのは初めて。想像を絶する熱さだった。
その後はナオトがおっさんに垢すりをしてもらっているのを眺めながら頑張って浴槽のお湯に浸かってはシャワーの水を浴び、を繰り返した。
垢すりは10ラリ。マッサージ込みだと20ラリ。
帰りにメテヒ教会に寄って宿に帰った。
中には美術館みたいに所狭しとイコンが飾ってあった。
夕飯はジョージアによくあるトマトサーディンの缶詰でリゾット。
宿に泊まっている韓国人のおっちゃんがキムチを食べていて、少し分けてくれた。
韓国人はなぜどこでもキムチを食べているのだろう。
韓国人の韓国料理愛は日本人の和食愛よりも強いと思う。
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