メイです。
世界旅行記、2017年10月のウクライナ編です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。
オペラハウスでのバレエ鑑賞
2017/10/20 ウクライナ オデッサ
朝起きたら喉がものすごく痛い。
昨日の夜から違和感はあったけれど、寝ている間に一気に悪化した。
今日はビーチに行ってみようかと思っていたけど、曇りだし、やめた。
朝食は昨日買ったパン、それからクッキーと紅茶。
イランで買った紅茶にシナモンを入れるとおいしいことに気づいて、最近はもっぱらシナモンティー。
昔からシナモンはずっと苦手だったのに、いつの間にか克服していた。
宿の延泊をしようと思ったら、明日は満室だということなので、明日出ていかなくてはならなくなった。
いい宿だったのにな。
この宿から近くて、ここよりもっと評価が良いところを予約してみた。期待。
昼ごはんにリゾットを食べて、夜ごはん用に魚のサンドイッチ作り。
千切りキャベツ、たまねぎスライス、スーパーで買ったにんにく風味のにんじんと、小魚のオイル漬けをサンドする。ついでにレモンもスライス。
アムステルダムで食べたニシンのサンドにインスパイアされた。
▼小魚のオイル漬けがすごく安い
出かける準備をする。
今日はオペラハウスに行くから、久しぶりに化粧なんかしちゃおう。
服も、きれいめな服は持っていないけれど、悪目立ちはしないように。
くるみ割り人形のあらすじもちゃんと調べ済みだ。
17時半ごろオペラハウスに向かい、裏庭のベンチに座ってサンドイッチを食べた。
18時すぎにドアが開き、一斉に入場する。
クロークに上着と大きなバッグを預けるみたいだったので、私たちも預けようとしたら、私たちの席は5階なので荷物も5階で預けるとのことだった。
5階まで階段で行き、荷物を預けていざ席へ!
きらびやか~!
オペラハウスの中に入るのが生まれて初めてなので、映画の世界みたいで興奮した。
でもこれ、210円の席。笑
思った以上に狭いんだなぁ。
初めて武道館でライブを見たとき、高くて怖いなと思ったのを思い出した。
わたしがバレエを鑑賞したことがあるのは、過去2回。
1回は小学校の友達の発表会に誘われて。
もう1回もおそらく小学生のとき、お母さんと男性版「白鳥の湖」を観た。アダム・クーパーが主演だった日だ。
後者は、すごい!おもしろい!と思った記憶がある。
シュンはくるみ割り人形を観たことがあるらしい。
18時半すぎに幕が上がった。
前の席の人がスマホで舞台を撮影し、instagramでLIVE配信を始めた。
それ、あり?笑
劇中には何度も拍手が起こった。
ブラボー!的な掛け声もあった。
こうやって観劇するんだ~!と思いつつ、わたしはうまく楽しめなかった。
バレエを知らなさすぎて、どこを見ればいいのかがわからない。(席が遠かったのもある)
それと、わたしはKpopグループのパフォーマンスに見慣れているせいか、別のところが気になりまくってしまった。
ダンスが揃っていないけどあれでいいの?とか、人と人との間隔が均等じゃないけどあれでいいの?とか、他にもいろいろ。
戸惑ったまま、1幕終了。
せっかく来たのにこれを楽しめないのは悲しすぎると思って考えた。
わたしはきっとバレエの楽しみ方が間違っていたと思う。
そもそもバレエがどれだけ難しいかもわからない人間が、あれ、今よろけなかった?とか思っても意味がない。
素人が深く考えたって無駄だ。
細かいことは考えず、ただ単純に全体の雰囲気を楽しもう。
そう思ったから、2幕はわりと楽しんで見れたと思う。
ぴったり2時間で終演。
思ったのは、バレエもクラシック音楽と同じで、素人は「この曲知ってる~!のだめの曲だ~!」「なんか聴いてると気分が良くなるな~。」くらいでいいのかなって。
いろいろ調べていたら、こんな記事(はじめてのバレエ鑑賞「そもそもバレエって面白いの?」)を見つけた。
なるほど、、、違いを楽しむのか。
また観てみたいな。
次はちゃんと事前に同じ演目のバレエをチェックしてからリベンジだ。
帰りにスーパーに寄って惣菜とビールを買って、飲みながら帰る。
ずっと気になっていたオシャレなアイスも買った。
中身はしょぼかった。
帰宅してそろそろ寝るか、とそれぞれのベットにつくと、しばらくして「オヤスミナサイ」という機械の声が響いた。
笑ってしまった。
同室のミコライがGoogle翻訳で流した音声だ。かわいすぎる。
昼におしゃべりしたときも、ミコライが「他国の友達ができて嬉しいです。私たちは素晴らしい技術の中にいます」と翻訳画面を見せてきたけれど、本当にそうだね。
翻訳がなかったら、ちょっと強面のミコライがどんな人か全くわかっていなかったと思うし、話していたとしても親密度が全然違ったと思う。
技術の進歩、ありがたや~……
Comments