【2017 ポーランド②クラクフ】アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所

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メイです。

世界旅行記、2017年11月のポーランド編です。
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アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を見学

2017/11/8 ポーランド クラクフ

今日はアンドレとアウシュビッツに行く日だ。
昼ご飯がどうなるかわからなかったので、朝ご飯に追加して袋ラーメンを食べたら遅くなってしまった。

よし、出発。3人でバスターミナルへ向かう。

アンドレはブラジル人だけれど、両親はふたりともポーランド人。
どおりで見た目がブラジル人ではなかったわけだ。

彼は大学で農学を学んでいて、戻ったら就職するらしい。
姉のいるダブリンで英語を2か月勉強して、今はヨーロッパを旅行中。
この旅行は姉からのプレゼントで、ブラジルからヨーロッパの往復航空券をもらったのだと。
姉すごい。

アンドレは姉に、「道に迷ったら日本人に聞くといい」と言われたらしい。
彼らは旅行が好きで、行き方をよく調べているから、と。
その通りかもしれない。

バスターミナルで、オシフィエンチム行きのチケットを買う。
一人14ズロチ。ネット情報より値上がりしていた。
ライコニック社の9時40分発のバスはもう来ていたので、すぐに乗り込んだ。

11時10分、時間通りにオシフィエンチム(アウシュビッツ第一強制収容所の前)に到着した。
帰りのバスの時間を確認し、インフォメーションオフィスに入る前に荷物を預けて(4ズロチ)、ほとんど並ぶことなくチケット(無料)を入手。

さっそく門から入場。
ダッハウと同じ、「働けば自由になる」と書いてある門。

【2017 ドイツ⑥ミュンヘン】ダッハウ強制収容所とお土産さがし
午前からダッハウ強制収容所を見学する。ママと過ごす最後の夜は、おいしいビールを。

▼Bが逆さになっている

敷地は広く、棟(バロック)がいくつも並んでいる。
私たちは、端の方から入れる棟に順番に入って見学を始めることにした。

おぞましいなと思ったのは、収容された人たちの所持品の山。

▼めがね

▼靴

▼カバン

▼義足や杖

他にもたくさん。
中でも一番衝撃的だったのは、女性の髪の毛の山。
それと、それで作った絨毯。

なんていうか、言葉も出ない。

▼亡くなった人の顔、年齢、職業、いつここに連れてこられて、いつ亡くなったのかが書かれているポスター

▼亡くなった人たちの名前が書かれている巨大な本

▼銃殺が行われた死の壁

ガス室と火葬場。
ガス室には壁にひっかき跡があって、これは苦しみとともに爪で引っ掻いた跡だとアンドレが言っていた(姉に聞いたらしい)。

特設展だからなのか、ツアー客が全くいなかった展示室には、当時のヒトラーやトップの人が演説する様子、そのときのドイツ国民の様子の映像があった。
ドイツの国民は笑顔で旗を振り、これから盛り上がっていくはずの国に対してワクワクしているような表情だった。

それは、想像していたような魔法にでもかかったような黒い雰囲気ではなかった。
ごく普通の、明るく快活な雰囲気。

ホロコーストは、わずか7,80年前に起きたこと。
自分の祖父母の世代だから、想像もできないほど大昔のことでもない。

こんなことは二度と繰り返さないと言い続けても、足りないくらい気をつけないとまた簡単に繰り返すと思った。

人間の心理なんて、きっと簡単に動かせるから。
それが集団ともなると、もっと簡単だと思う。

現代の日本を見ていてそう思う。
周りの空気に流され、立場の高い人の言うことを聞き、ネットの情報を信じ、メディアの印象操作に惑わされ、企業や政治家のイメージ戦略に騙され。

私たちは今、日本から離れ、何にも所属せず、余計な情報から距離を置いた生活をして、より危機感を感じるようになった。
何が本当で、何が嘘なのかを見分けるのは難しいけれど、もっと本質を見たい、正しいものを選択したいと思うようになった。

大ボリュームの展示を見終え、オシフィエンチムから3kmほど離れたビルケナウにあるアウシュビッツ第二強制収容所に、無料のシャトルバスで向かう。

ここにあるほとんどの場所はドイツ軍の証拠隠滅のため取り壊されたらしく、だだっぴろい空間が広がっていた。
アウシュビッツのように、棟に入って写真を見たりする施設はない。

本当に寒い。
当時の過酷さを肌で感じる。

イスラエルの国旗を掲げたツアー団体は、大きなお供え用の花を2,3人で運び、儀式のようにゆっくり歩いていた。
イスラエルの人たち(ユダヤ人)にとって、ここは他のどの国の人たちよりも思いが強い場所だろう。

とにかく寒くて、見終えたらすぐに退散。
またシャトルバスでオシフィエンチムに戻り、クラクフ行きのバスを待つ。
15時のバスに乗り、16時半にバスターミナルに戻ってきた。

あぁ、お腹が空いた。
やっぱり昼は食べられなかったから、朝食を多めに食べておいて本当によかった。

節約自慢とポーランドのバー

スーパーで食材を買って、夕飯を作る。

夕食後、シンガポール人のアレックスが、余った冷凍のカツみたいなものをくれた。
そして食後にはクッキーも。嬉しい。

アレックス「これはあそこのスーパーで4ズロチ(約124円)だったんだ。安くない?よくない?いいよね?」
私たち「4ズロチって別に安くなくない?(もらっておきながら)」
アレックス「え、でもこれ286gだし、袋にもXXXLサイズって書いてあるんだよ?」

たしかに書いてあるけど、XXXLってなんの基準か分からないし。笑

このクッキーはおいしいけれど、私たちだったら4ズロチじゃ買わないな。
ほとんどの場合、日本円で100円以内のお菓子しか買わない。

その他にも、「どこどこであれをいくらで食べたんだけど、安くない?よくない?いいよね?」といちいち確認してくるアレックスがかわいい。
節約パッカーの節約自慢だ。
でもたぶん、私たちには勝てないと思う。笑

アレックスと話している間、アンドレは近くにいたエディタという可愛いポーランド女子と仲良くなっていた。
話しているうちにビールを飲むことになったらしく、アンドレが私たちを誘ってきた。

アンドレ「ビールを買いに行くことになったんだけど、一緒に行かない?」
私たち「スーパーに?それともバー?」
アンドレ「わかんないけど、多分スーパーかな」
私たち「まあ、じゃあ行くわ。アレックスは?」
アレックス「スーパーなら行くけど、わからないならやめとく」

4人でビールを買いに行く。

正直この時間の外出は面倒だったけれど、外に出てみればそこまで寒くなく、気分良く歩けた。
だけど、案内役のエディタについて歩けども歩けども、どこにもたどり着かない。
むしろ、何もないところへ突き進んでいる気がする。

アンドレもスーパーかと思っていたらしいけれど、エディタ的にはバーを探していたようだ。

エディタがやっと、「なんか違う!」と言い出して止まり、地図を確認する。
アンドレが「じゃああのスーパーが安いからそこでいいよ」とやんわり言うも、「わたしがガイドなの!」と言う気の強いポーランド女子。

みんなで地図を確認し、道を行ったり来たりして30分以上歩いたかな?
やっとバーに着いた。

店の前で配られたクーポンを使えば、ビールがなんと4ズロチで飲めるらしい。
安っ!
ちなみにウォッカは7ズロチ、何かのショットは4杯で10ズロチとかそのくらいで飲める。

カウンターでビールを買う。
海外のバーはつまみが充実していないから、日本の居酒屋が恋しいなぁ。

ここのバーは、古いレンガ造りの建物のリノベという感じで、洞窟みたいな雰囲気。

店内は大きく3つのスペースに分かれていて、1つはバーカウンターのあるいわゆるバー的なスペース。
2つ目は広めの部屋で大画面とカラオケがある、日本のカラオケパブみたいなスペース。
3つ目は普通のレストランみたいな机と椅子があって、そんなにうるさくないスペース。

うるさいバーは嫌だなと思っていたけれど、ここは全然そんなことなくてよかった。
乾杯!

エディタは私たちと同い年の26歳で、クラクフ近くの小さな街の出身だそうだ。
仕事はホテルのレセプションで、3日間の休みでクラクフに遊びに来ているらしい。

彼女はめちゃくちゃハイテンションで、一人でぺらっぺら喋っておもしろい。
「カモーン」が口癖。

しばらく楽しくしゃべったあと、私たちは明日以降の予定が決まっておらず宿も探さなくてはいけなかったので、先に帰ることにした。
アンドレ、頑張れよって意味も込めて。笑

宿からそのバーはめちゃくちゃ近かった。
30分以上歩いた意味……
まぁ疲れて少しはおいしくビールが飲めたかな。

宿に戻ったあと、バスや宿を調べたけれどいまいち決め手がなく、今日はもう遅いので寝ることにした。

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