【2017 バルカン半島①セルビア ベオグラード】久しぶりの1人旅

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シュンです。

世界旅行記、2017年11~12月のバルカン半島(セルビア・マケドニア)夫一人旅編です。
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旅のルート
東京→香港中国ベトナム中国②ラオスタイラオス②タイ②ミャンマータイ③インドバングラデシュインド②ネパールインド③パキスタン中国③→東京→タイ④マレーシアイランアルメニアジョージアトルコチェコ→ドイツ→オランダ→スイス→ドイツ②ウクライナポーランド→ハンガリーセルビア→マケドニア→アルバニア→コソボ→モンテネグロ→クロアチア→スロベニア→イタリア→ポルトガル→モロッコ→ドイツ③→キューバ→メキシコ→グアテマラ→メキシコ②→コスタリカ→パナマ→コロンビア→エクアドル→ペルー→ボリビア→パラグアイ→ブラジル→ドイツ④→フランス→日本
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久しぶりの1人旅

2017/11/19 ハンガリー ブダペスト~セルビア べオグラード

7:40頃、2時間遅れでバスがベオグラードに到着した。
今日から、この旅では初の別行動。
久しぶりに1人になるとなんとなく変な感じがする。

とりあえずバスターミナルから歩いて予約していた宿に行く。
事前にメールで何時に着くのか聞かれていて、バスは朝着くと返したけれどそれの返事はまだ来ていなかった。

宿のインターフォンを鳴らすと出てきてくれたが、「早すぎるわ、14時以降に来て」と言われた。

ということで、荷物を置かせてもらい、外へ出る。
街を歩いてみてもまだどこも閉まっているし、寒いしどうしたもんかな。

仕方なく、充電とWifiと暖かさを求めて、開いていたマックへ。
コーヒーを買って、コンセントの場所を教えてもらって、スマホを充電して日記を書いて昼まで過ごす。
コーヒーは130ディナール(約143円)、結構高いな。

昼過ぎ、街をぶらついて、見つけたスーパーでパンとジュースを買って昼食にしてからしばらく散策した。

カレメグダン公園へ。ここは見晴らしが良い。
天気は曇りだけれど、なかなか良い景色を見ることができた。

宿に戻って、30分くらい寝てから夕飯の買い物でスーパーへ。
今日の宿はキッチンはあるが調理禁止だった。困ったな。

スーパーで惣菜とパン、ハム、チーズ、オレンジ、ビールなどを買って宿に戻って食べる。
ビールは1本55円くらいだった。

「ユーゴスラビア内戦の舞台」という先入観

2017/11/20 セルビア べオグラード

起きて、シャワーを浴びて、朝食。
ジャムと昨日買ったチーズ、ハム、トマトとパン、オレンジ。

同じ部屋のトルコ人が残っていたチーズパンをくれた。

セルビアをはじめとしたバルカン半島の国々は、かつてオスマン帝国(トルコ)の支配下にあった。
その影響で、いまでも食など多くの面でトルコ風の要素が残っているらしい。

東欧旅行記①:セルビアの概要と歴史
ヨーロッパと言えばイギリス、ドイツなど、世界の国々をリードする先進諸国。でもそうした国々とは少し違う、ほんの数年前まで紛争が絶えず、現在でもその火種が消えない地域もあるのです。

そういう流れで、この周辺にはトルコ人旅人がたくさんいるという話を聞いたことがある。
やっぱり通ずるものがあると旅行がしやすいのかもしれない。
ウクライナにロシア人がたくさんいたり、モロッコにフランス人がたくさんいたりするのと似ているのだと思う。

宿のスタッフの女性に「シュン、明日出るの?」と聞かれた。

「うん、明日か明後日に。まだ決めてなくて、スコピエ(マケドニア(現北マケドニア)の首都)かプリシュティナ(コソボの首都)に行こうと思ってる」
「あーそうなの。スコピエは良いよ。でもプリシュティナは退屈、小さい町だし」
「バスと電車どっちが良いかな?今から駅に行って聞いてこようかと」
「バスのが良いと思うよ」
「ありがとう」

セルビアとコソボの間には深い溝がある。
彼女がコソボのことをどう思っているのかは分からない。「プリシュティナは退屈」という言葉をどういう意味で言ったのかは聞くことができなかった。

東欧旅行記③:わかりやすいコソボ紛争の原因
激しい紛争を経てセルビアから独立したコソボ。コソボ紛争についてわかりやすく説明します。

とはいえ、国家どうしは対立していても国民どうしはそうでもない、という場合はよくある。
日本と中国と韓国もそうだし。

ここで彼女の真意を聞いていないので、安易に知識に当てはめて考えてはいけない。

昼食用のサンドイッチを作って外へでかける。

まずはバスターミナルに行き、チケット売り場で明日のスコピエ行きとプリシュティナ行きのバスについて教えてもらった。

スコピエ行きは2810ディナール、プリシュティナ行きは2020ディナール。
どちらも一応夜行バスはあるが、思ったより値段が高かったので、結局フリックスバスのInterflixを使うことにした。

セルビア/コソボの国境を通ってみたいという気持ちもあったが、今回はやめた。
これでバルカン半島の旅のルートはだいたい決まった。

セルビア→マケドニア→アルバニア→コソボ→モンテネグロ→ボスニア・ヘルツェゴビナ→クロアチア。

旧ユーゴスラビア・バルカン半島旅行。ルートと移動情報まとめ
2017年11月~12月の約3週間でバルカン半島(主に旧ユーゴスラビア諸国)を旅したときの、私たちのルートや移動情報をまとめます。

話は変わるが、僕は過去に訪れた世界の街の中で、「川」や「坂」のある街が美しいと感じることが多かった。
例えば、パリやローマ、プラハ、リスボン。

ベオグラードの街には坂が多い気がしたし、また2つの川の合流地点でもある。
だけどなんとなく「美しい」という風には感じなかった。すこし物寂しさや冷たさがあるような。
日中はたくさんの人が行き交っているし、今日は天気も良いのだけれど。

理由を考えてみたら、「ユーゴスラビア内戦の傷跡」という先入観が大きいのかもしれないと思った。

中世のセルビア王国、オスマン帝国の支配、ユーゴスラビアの建国、多民族・他宗教の共生とその崩壊、凄惨な内戦と本当に濃い歴史を歩んできたセルビアの、自分たちこそがバルカン半島の中心なのだという意地とプライド。

これがセルビアに対して持っているイメージ。でも実際のところはどうなのか分からない。

ただ、セルビアに対してその程度の知識しか持ち合わせていなかったし、街を歩き回ったらけっこう破壊の跡が残っていたり、あまり整備されていないように見える場所が多かったので、やっぱり「街の美しさ」よりも「内戦のイメージ」が上回ってしまったような気がする。

▼NATO軍による空爆跡

今日も夕方のカレメグダン公園に夕日を見に行った。

なんとも都合の良い流れだが、さっきまでぼんやり考えていた悲しいことを打ち消すかのような、「美しい」景色だった。

今日もスーパーで買い物をして、宿に戻る。

キッチンでイギリス人のチャリダーと一緒になった。

彼の英語は早口じゃないのに全然聞き取れない。やっぱりまだ相性はあるな…英語は難しい。
こっちの言っていることは理解されているのに向こうの言っていることがなかなか聞き取れないっていう。

マンチェスター出身なのにサッカーより野球が好きで、ユナイテッドのこともシティのことも特に知らないらしい。当然、香川真司も知らないと。

あとは料理の話。

「イギリスの食事が恋しいよ。フィッシュアンドチップスにビール」
「失礼だけど、イギリスの料理はあまり良くないって言っている人が多いけど、イギリス人的にはどうなの?(僕はイギリスに行ったことはない)」
「あー(笑)、イギリスにもちゃんとした料理はあるよ!?パイとか…」
「ミートパイとか?」
「そうそう。あとは、、、他のパイとか……血のソーセージ!あとはビールも良いよ!」

イギリスに戻ったらまた働くらしい。
「仕事をみつけるのはそんなに難しくない。特にITのジャンルでは」
「経済はどう?ブレグジット(Brexit)とか」
「経済はそれほど悪くないよ。よくやってる。ただ、あれ(ブレグジット)は愚かなことだと思う」

同じ部屋のアメリカ人が会話に入ってきた。

「よう、お前イギリス人?」
「そう。君は…アメリカ人?」
「2人ともなんで分かるの?」
「アクセントとかでなんとなく分かるんだよ。あとはカナダも分かる」
「俺にはネイティブスピーカーかそうじゃないかくらいしか分からない…(顔も)」

バスでベオグラードからスコピエへ

2017/11/21 セルビア ベオグラード~マケドニア(現北マケドニア) スコピエ

シャワーを浴びて、朝食を食べて、バッキングをして、チェックアウト。
宿に荷物を置いて、国立博物館へ。

国立博物館にはすぐに着いたが、工事中で閉まっていた。
仕方ないので街歩き。

適当に歩いていたら市場を発見した。果物や野菜、肉、乳製品、日用品など色々ありけっこう賑わっている。

パン屋に入ると、ベオグラードでよく売っている形のパン(中にカッテージチーズのようなものが入っている、ジョージアのハチャプリのようなパン)がここでも売られていた。

昨日トルコ人がくれたのもこのタイプのパンだ。
パンのようなパイのような生地を棒状にして中にチーズを挟んで、それを巻いて焼き上げたもの。1つ85ディナール。

夕方にバスで食べる用に買っておいた。

▼コーヒー豆屋を見つけたので、100gだけ買った

精肉屋でソーセージのようなものを焼いているのを見つけた。
覗くと、客の一人が英語で話しかけてきてくれた。

肉を焼いているのが見えたので、あれはいくらかと聞くと、”セルビアンハンバーガーは190ディナール”だと教えてくれた。

セルビアやこの周辺の国では、トルコの影響で肉を焼いたケバブ系の料理が有名らしい。
今日はベオグラードで評判のレストランに行ってみようと思っていたが、ここで食べても良いな。こっちのほうが安いし。

そのハンバーガーみたいなものを注文した。
成形されたひき肉(100%牛肉だそう)とパンを炭火で焼いて、刻んだキャベツ、玉ねぎを入れて、サワークリームのようなクリー厶を塗り、チリパウダーをかける。ケチャップ、マスタード、マヨネーズも置いてある。

チリパウダーが辛くて、新しい味。

肉屋で売っている他の肉も、好きなものを選んで焼くことができるようだ。チョリソーや串に刺さったレバーのベーコン巻きなどがあった。

イメージ的には、日本の商店街の肉屋でコロッケや焼鳥も売っていたりするのに近いかな。

ローカルなところでローカルフードを食べられると嬉しい。
まだまだきちんと理解できていないバルカンという地域について、少しずつは知れている気がする。

ただ残念なのは、僕はまだ今いるこの場所を”旧ユーゴスラビアの国(バルカン地域)”として感じているということだ。本当は”セルビア”とか”ベオグラード”として見られたらもっと良いのだけど、あまりにも知識が足りないし、時間も十分じゃない。

今回のバルカン半島の旅で訪れる予定なのはそれぞれの国で1,2都市ずつ、しかも数日ずつしか取れない。
これはかなり残念。まあ、また来るだろうけれど。

雑貨店のような店の表にコイルヒーターが並べられていた。
ちょっと迷って素通りしてしまったけれど、行けばよかった。ヨーロッパでコイルヒーターなんてなかなか買えない。
バルカンではコイルヒーターを必要とする場面があるということなのか。

宿に戻ってしばらく休憩して、14時半過ぎにバスターミナルに向かう。

バスターミナルは乗り場に入るのに入場料の180ディナールが必要だった。
FUDEXとFlixbusの共同運行バス。Wifiもトイレも空調もついていた。

車内サービスでチョコレートとコップ一杯のコーラが配られた。

20時半に国境に到着。セルビア出国は特にチェックはなく、バスポートを見せただけで終わり。
マケドニア入国はバス内に管理官が入ってきてパスポートを回収し、チェック後に返却。
セルビア出国、マケドニア入国ともにスタンプなし。大丈夫か?

21時半頃、スコピエのバスターミナルに到着した。

歩いて宿に行き、チェックイン。
スタッフはトルコ人旅人だった。フリーアコモデーションで働いているらしい。やっぱりトルコ人は多そうだ。

まだ夕飯を食べていないので、近くに店はあるかと聞くと、スーパーは22時までで他はないと。
そしたら冷蔵庫にもらいものが残っているからあげるよ、と言われ、パプリカの米肉詰めをくれた。ありがとう!よかった。

お湯を沸かして宿のフリーティーを飲み、持っていたオレンジも食べる。
とりあえず今日はこんなもんで。寝よう。

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