【2018 モロッコ⑤ マラケシュ】スパイスコーヒーじいちゃんとの再会

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メイです。

世界旅行記、2018年3~5月のモロッコ編です。
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じいちゃんとの再会

2018/3/23 モロッコ マラケシュ

朝起きて、フナ広場の向こう側のお店で朝食。
観光客の目に止まりやすいところにあるのに、なぜか地元民しかいないお店。

ここのビサラはオリーブオイルが少なくて、さらっと飲める。6dh(約72円。1dh=約12円)。

食後のコーヒーを求めて、今日もシュンが4年前に会ったじいちゃんのスパイスコーヒーを探しに。
いつもと違う道を通って行ったら、途中にあのじいちゃんらしき人を見かけた。

これは4年前のじいの写真↓

コーヒー

「あれ?あのじいちゃんじゃない?」と言うと、
「うんそうだ。」とシュン。
人の顔を認識する能力が低いシュンが、珍しくすぐにわかったらしい。

とりあえずコーヒーをもらう。
2dh?値上げしてるやん。笑

大学の卒業旅行として一人旅をしていたシュンが、マラケシュに滞在していた1週間、毎日飲んでいたじいちゃんのコーヒー。

ここで先ほどの写真を見せて、
「これじいちゃんでしょ?4年前もここでじいちゃんのコーヒーを飲んだんだよ」とシュンが言うと、たぶんシュンのことは覚えていないが、じいちゃんの表情が緩んだ。

まぁ座れ座れと。
もう1杯飲むか?と言ってくるじいちゃん。

すばらしかったあの旅を盛り上げてくれたであろう人物。

当時の時点でかなり年老いていたので、数日見つけられなかった間はもしかして……と頭をよぎったけれど、今も変わらず大きなやかんで営業を続けていた。

じいちゃんは英語がわからないので会話などはないが、ただ隣に座って、会えたなぁ、と勝手に感動。
いつか何年後かにマラケシュに来るときも、いてくれたらいいなと思う。

(この写真はこの日のものではなく、マラケシュを去るときに撮ったものだが、内容的に載せたいので載せる↓)

いったん宿に戻って風呂や洗濯などを済ます。

シュンが、今日はサッカー日本代表の試合だというので、またレセプション(Wifiが良いので)に行って、アブドの隣で一緒に観戦。

ハーフタイムになると、いつもの安食堂群へ早歩きで向かい、ホブスに煮たレンズ豆が入ったサンドイッチ5dh。

もう一つはホブスに焼き鳥と、羊の挽肉を焼いたもの、タマネギ、トマト、パクチーなどを入れてもらったサンド。10dh。

いつものヨーグルト屋は休みで、帰りに乾物屋で豆とクッキーを買った。
アブド曰く、このクッキーは伝統的なお菓子で、ヒジュラ暦1月に作るんだとか。
「シュンは4年前、毎日これ食ってたよな?」
さすがアブド、よく覚えてる。

戻って試合後半戦。
わたしはその間、音楽を聴く用に持ってきていた古いiPhoneを、普段遣いのスマホとして使えるようにいろいろと設定を進める(携帯紛失のため)。

アブドは明日彼女と1年記念日で、エッサウィラに旅行に行くらしい。

たぶん卒業したら結婚するけれど、彼女は嫉妬がすごいから心配だと。
女友達と話していると嫌がるらしい。

モロッコでは結婚するまで同棲できないので、彼女がどんなときにどんな感情になるのか分からない。
今会うのは楽しいけれど、一緒に生活してみないと分からないことがたくさんあると。

モロッコは離婚率が高く、離婚後は女性の方が不利になるらしい。

最後の部分だけはちょっと違うかもしれないけれど、どこの国も若者の恋愛・結婚事情はさほど変わらんな。

夜は、昨日閉まっていた黒人のおばちゃんのハリラ屋へ。
おかわりは無料だった。

その後は、いつものフナ広場の奥のお店へ。
豆の煮込み7dh、野菜の煮込み10dh、チキン煮込み20dhを注文。

帰りはフナ広場のダンスに少しだけ参加。
恥ずかしさと、男性の距離の近さと、ぼったくられないかということが心配で、ダンスどころではなかった。

帰宅。
誰かしらが部屋の外に出て、オレンジの木を眺めたり、テラスで読書をしたり、こういう人が集まる良い宿だと思う。

部屋で休んでいると、アブドが屋上に来いとシュンを誘った。
この宿に泊まっているポーランドのマフィアだという2人と飲んでいるらしい。
そのポーランド人マフィアは観光で来ていて、この宿にはもう何十回も泊まっているんだとか。

シュンが帰り際、「最高のセックスパーティにしてくれよな」と言われてエ◯スタシーをもらったらしい。笑
もちろん捨てていたが。
マフィアこわ~。

まだ食べたことのないものを求めて

2018/3/24 モロッコ マラケシュ

少し肌寒い。

今日は土曜日。
いつも人が多いこの街だけど、今日はさらに多い気がする。

朝起きて、フナ広場の奥のお店にアッツァイを飲みに行く。
ミントたっぷり。

ここは羊の足?の煮込みスープをやっているお店だそうで、
それを食べてみようと思ったのだけれど、値段を聞いてみると25dhだという。
んーー?ほんとかぁ?

他の地元民が食べている量やおつりの感じを見るに、25dhではないと思う。
ちょっと食べてみたかったけど、やめた。

店を出るときに、「何も食べずにアッツァイだけ飲みに来るのはダメだ。明日の朝は来るなよ」みたいなことを言って釘を刺してきた。
くそぅ。

昨日のお店でビサラを飲む。

しめのコーヒーを飲みに、またじいちゃんのところへ。
今日は挨拶したらパッと少し笑ってくれた。
ちゃんと認識してくれてる^^

普通の小さい紙コップは1dhで、大きいグラスは2dhだと判明。
何も言わずに高い方を出してくるのは、一昨日のフナ広場のエスカルゴ然り、マラケシュ商人の常套手段みたいだ。
やるなぁじいちゃん。

お昼はいつもの食堂群の近くに行って、まだ食べたことのない新しい料理を探す。

値段を聞くと、ちょっとしたものでも20dhとか、30dhとか、中には40dh(約480円)なんて言ってくる人もいて、絶対観光客価格を言ってきていると思う。
ふぅ、食べたいものも自由に食べられないわ。
ぼったくるならもっと金のありそうな人から取ってくれ。笑

いろいろ探し回ってみると、牛肉と野菜の煮込みを15dhで出してくれるところがあったので、迷わずここに。
それと豆の煮込み10dh。

この煮込みがとてもおいしかった。
地元価格で売ってくれてありがたい限り。

そしていつものヨーグルト5dh。
お店のおっちゃんは私たちの顔を覚えていてくれているみたいで、前を通るだけで反応してくれる。

帰りに真っ赤で大きないちごが1kgキロ20dhで売っているのを発見。安い!
250g5dh(約60円)でゲット。

夕飯はイワシのフライ。
イワシ3尾、ナス、ししとう、トマトソースで15dh。
すごいお得感。

ソースもおいしい!
ビールかワイン飲みたくなるね。

フナ広場でペットボトル釣りを長々と鑑賞してから帰宅。

パウンドケーキ2dh(約24円)。
衝撃の安さ。笑

宿に戻ると、スタッフのスハイブが、シュンの靴を直してやると言って直してくれた!
すごい!ありがたい!
なにかお礼をしなくっちゃ。

マラケシュでのルーティンがだんだん決まってきた感じがある近頃。
居心地が良くなってきた反面、新しい料理への探求心が再び。

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