過去のバックパッカー海外旅行で、どんな旅行にどんな服を何着持っていったかをまとめました。
女性編はこちら→何着必要?海外旅行にもっていく服の参考例(女性編)
何泊の旅行で何着持っていくのか、この国のこの時期はどの程度の防寒をしていけばいいのか、などの参考になると思います。
アジア編
1.タイ(バンコク・アユタヤ・カンチャナブリー)【9月上旬】

タイ旅行ですがほとんどバンコクにいて、アユタヤもカンチャナブリーも日帰りで行きました。
なので主にバンコクのことになりますが、9月でも暑いので基本的には半ズボンで十分です。
無地のタイパンツ(緩いズボン)を買ってからはそれを履いて過ごしていましたが、ポケットがないのが不便だったので、ポケット付きのものか普通のズボンがおすすめです。
何度か夕方に強烈なスコールが降ることがあって大変だったので、ウィンドブレーカーやマウンテンパーカーなどが1枚あると良いです。
汗もかくし夏服は軽いので、着替えは多くて困ることはないと思います。
持っていった服(10日間)
- Tシャツ×2(+1 現地購入)
- ポロシャツ×1
- 半ズボン×1
- 長ズボン×1(+1 タイパンツ現地購入)
- 帽子×1
- 上着×1
2.カンボジア(シェムリアップ)/ベトナム(ホーチミン、フエ)/ラオス(ルアンパバーン、ビエンチャン)/タイ(バンコク)【11月下旬~12月上旬】

乾季の東南アジア周遊旅行です。
11月下旬から行ったのですが、毎日まあまあ暑かったです。ときどき雨が降りました。
それでも8月、9月の東南アジアに比べたら過ごしやすかったと思います。
長ズボンは、ユニクロのレギンスジーンズです。伸縮性があって快適です。
暑い日は半ズボンにビーチサンダルで、涼しい日やバス移動の日は長ズボンで過ごしました。
お土産Tシャツを買うのが好きなので、現地のマーケットで買ったTシャツもローテーション入りしています。
持っていった服(16日間)
- 白Tシャツ×3
- Tシャツ(現地購入)×2くらい
- 長袖Tシャツ×1
- 半ズボン×1
- 長ズボン(レギンスジーンズ)×1
- ジャンパー ×1
3.ミャンマー(ヤンゴン、チャイティーヨー)/マレーシア(クアラルンプール)/タイ(バンコク)【9月中旬】

ミャンマーがメインでマレーシア、タイは経由程度の旅行です。
ミャンマーは雨季だったのでけっこう雨が降っていましたが、それでも寒くはなく、昼は暑くて夜は涼しいくらいでした。
ただ、チャイティーヨーパゴダ(ゴールデンロック)に行った日は台風かと思うくらい雨も風も強くて、Tシャツと半ズボンでは耐えられず、完全に体調を崩して宿で寝込みました。
ミャンマーにはロンジーという民族衣装があります。
筒状の布を腰に巻きつけるスカートのようなもので、ヤンゴンの街中では男性も女性も多くの人が着ていました。
マーケットで200~500円程度で買うことができるので、滞在中はロンジーで過ごしてみました。
また、ミャンマーでは仏教寺院に入る際は裸足にならなければならず、足の裏がかなり汚れます。
雨季だったので毎日ぐちゃぐちゃでした。なので靴ではなく常にサンダルで良いと思います。
持っていった服(13日間)
- 白Tシャツ×3
- 半ズボン×1
- 長ズボン(レギンスジーンズ)×1
- ロンジー(現地購入)×1
- 上着(ジャンパー) ×1
4.中国(北京)【12月下旬】

寒いとは思っていましたが、12月の北京は狂ったような寒さでした。
特に万里の長城(八達嶺長城)では、幅が狭く角度が急なところがあり、あともうすこしで強風に吹き飛ばされるところでした。
ユニクロのヒートテックのくつ下&タイツ2枚重ねにレギンスジーンズでしたが、レギンスジーンズはペラペラなのでかなり寒かったです。暖かいズボンがおすすめです。
北京市内は八達嶺ほどではありませんでしたが、東京とは比べ物にならない寒さでした。
バブアーのジャケットは暖かくてよかったです。

持っていった服(3日間)
- ヒートテック上下×2
- 長そでTシャツ×2
- セーター×1
- 長ズボン(レギンスジーンズ)×1
- 上着(バブアー)×1
- ニット帽×1
- 手袋×1
- ネックウォーマー×1
5.中国(昆明)/タイ(バンコク・クラビ)/マレーシア(ペナン)【4月下旬~5月上旬】

ゴールデンウィークの時期の中国雲南省・タイ・マレーシア旅行です。
中国雲南省の昆明は比較的過ごしやすく、薄手の上着が1枚あればちょうど良いくらいでした。
バンコク、クラビ、ペナンとマレー半島を下るにつれて暑くなりました。
クラビはビーチリゾートということもあり、水着姿の観光客がうろうろしています。
この時期のこのあたりでは、基本は半そでTシャツに半ズボン、薄手の上着があれば十分だと思います。
持っていった服(12日間)
- 白Tシャツ×3
- 半ズボン×1
- 長ズボン(レギンスジーンズ)×1
- ジャンパー×1
6.ベトナム(ホーチミン、カントー)/フィリピン(プエルトプリンセサ、マニラ)【9月中旬~下旬】

シルバーウィークの時期のフィリピン・ベトナム旅行です。
かなり暑かったです。
汗をすごくかくので、気になる場合はTシャツを多めに持っていくと良いかもしれません。
現地の人はほとんどが半そでTシャツに半ズボン、サンダルでした。
フィリピンではパラワン島でアイランドホッピングに行ったんですが、水着でシュノーケリングをした後にボートで移動するときが寒いので、タオルや濡れても良い上着があると便利です。
持っていった服(13日間)
- 白Tシャツ×3
- 半ズボン×1
- 長ズボン×1
- ジャンパー×1
ヨーロッパ・トルコ・モロッコ編
1.フランス(パリ、モンサンミッシェル)/イタリア(ローマ、フィレンツェ、ポンペイ)【2月上旬】

初めて一人で海外旅行に行ったときで、このときはバックパックではなくボストンバッグで行きました。
持っていった服も多めですが、こんなに要らなかったです。
2月のモンサンミッシェルは風が強くかなり寒かったです。
パリやローマは極寒ではなかったのですが、東京よりは寒いです。
パリでオペラを見ようと思って、一応白シャツとウールのジャケットを着ていきましたが、一番後ろの席では全く必要なかったです。
持っていった服(14日間)
- ヒートテック上下×2
- Tシャツ×2
- 長そでTシャツ×2
- シャツ×1
- セーター×2
- パーカー×1
- 長ズボン×2
- コート×1
- ジャケット×1
- ニット帽×1
- 手袋×1
- マフラー×1
2.ドイツ(フランクフルト、ケルン、ベルリン、ミュンヘン)/チェコ(プラハ、チェスキークルムロフ)/オーストリア(ウィーン、ザルツブルク)/フランス(パリ)/スペイン(バルセロナ、グラナダ、トレド、マドリード)【2月~3月】

冬(2月~3月)のヨーロッパ1か月周遊旅行です。
この旅行にもなぜかシャツを1枚持っていきましたが、一回も着ないで終わりました。
毎日インナーを変えて、同じセーターを着ていました。
ただこのとき、ヨーロッパでは10年に一度(?)の寒波が襲来していたらしく、かなり寒かったです(特にドイツ)。
スペインには3月になってから行きましたが、ドイツと比べると暖かかったです。
冬のヨーロッパ旅行では洗濯物がなかなか乾かないかと思ったのですが、ヨーロッパの多くのホステルには暖房(白いパイプの中をお湯が循環して部屋をあたためるラジエーター)があり、その上に置いておくとすぐに乾きます。
また、1か月くらいの旅行ではズボンが2つあると良いです。
持っていった服(1か月)
- ヒートテック上下×2
- Tシャツ×2
- 長そでTシャツ×2
- シャツ×1
- セーター×1
- パーカー×1
- 長ズボン×2
- キルティングジャケット×1
- ニット帽×1
- 手袋×1
- マフラー×1
▼冬のヨーロッパに行くならなにかしらの防寒着は必須
3.ポルトガル(ポルト、ブラガ、リスボン)/モロッコ(タンジェ、フェズ、メルズーガ、マラケシュ、ラバト)/トルコ(イスタンブール)【2月~3月】

ポルトガルに1週間弱、モロッコに3週間弱、イスタンブールに数日という旅行です。
ポルトガルは1年を通して比較的温暖な気候だと聞いていましたが、ポルトガルにいた1週間のうち半分以上は冷たい雨がしとしと降っていて、肌寒かったです。
それでも晴れた日は暖かくて気持ち良く、2月とは思えないほどでした。
モロッコも寒くもなく、暑くもなくちょうど良い気候でしたが、フェズ、シャウエンやサハラ砂漠の朝晩はすこし肌寒いので、上着は必要です。
それから、メルズーガ(サハラ砂漠)~マラケシュのアトラス山脈越えの夜行バスはかなり寒いです。
2月~3月のモロッコは、極寒バス以外は日本の冬の服装(よりちょっと薄着くらい)で快適に過ごせました。
3月のイスタンブールもだいたい同じくらいで、日本の冬の服装でOKだと思います。
持っていった服(1か月)
- ヒートテック上下×2
- Tシャツ×2
- 長そでTシャツ×2
- セーター×1
- トレーナー×1
- 長ズボン×2
- ジャンパー×1
- モッズコート×1
- ニット帽×1
- ネックウォーマー×1
▼歩きやすいスニーカー
さいごに
わたしが大事にしているのは、荷物をコンパクトにすること、なるべく好きな服を着ることです。
海外旅行に行くときの荷物の大半は着替えが占めますが、行きは荷物全部でバックパックの5割~8割くらいに収まるようにしています。
お酒などお土産を入れて帰るために…
限られた服の中で「動きやすさ」、「持ち運びやすさ」、「気候にマッチするか」などを考えてやりくりすることも、海外旅行ファッションの楽しさなのではないでしょうか。













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