これは、2012年8~9月に女友達と2人でスペインとイタリアに行ったときの記事です。
旅はおしまい
12日間のイタリア・スペイン旅行は今日が最終日。
飛行機の出航は昼なので、朝から空港に向かう。
6時40分に起床し、ゆっくりと準備。
ほとんど使い終わったシャンプー・リンスー・ボディソープは捨てた。
8時に宿をチェックアウトし、トランクを持ってバーで朝ごはん。
カスタードデニッシュとカプチーノを食べ、バス会社のカフェで待った。
おなかが痛くなりそうだったので、痛め止めを飲んでおいた。
9時10分発のバスが20分前に来るはずが来ず、バス停も大混乱。
みんな「まだなの?!?!」と怒ってた。
空港に向かうバスなので、遅れたら冗談じゃない。
9時08分になって、やっとバスがきた。よかたー
これ絶対遅れちゃいけないやーつだからまじで。
もしバスが10分に来なかったら、レオナルドエクスプレスのチケット(14ユーロ)をカードで買うつもりだった。
それにしても、イタリアの交通機関終わってるなー(笑)
ヴェネチア、フィレンツェ、ローマ、全部遅れた。
結局9時16分にテルミニを出発し、10時にフィウミチーノ空港に到着。
チェックインを済ませ、税関に並ぶ。
友人がフィレンツェでフェラガモのバッグを買ったので、免税でいくらか返ってくるはずだからだ。
ところが30分以上並んでわたしたちの番になったのに「ここではない」と弾かれ、「H1ゲートへ行け」と言われてしまった。
じゃあここに並んでる人たちはなんなの?
搭乗時刻は迫っている。
混乱しながらも走って身体チェックへ。
友人は一発で通れたけれど、わたしはピーーーー。
時間がないのでここは友人ひとりで税関に行ってもらい、あとで搭乗ゲートで落ち合うことにした。
友人はひとりでH1ゲートに向かって走った。わたしは再びピーーーー。
2度引っかかったけど、検査官はチェックすることなく通してくれた。
わたしが危険物持ってたらどうする。
わたしはひとりで搭乗ゲートであるG13ゲートへ。
パスポートチェックで審査官にパスポートを見みせたのに、審査官はそれには見向きもせず、
審査官「コニチワ」
わたし「こんにちは」
審査官 「アリガト」
終わり。
日本語披露されて終わり。
あいつらの仕事はなんなんだ。
素敵だとおもう。
搭乗ゲートは、モノレールのようなものに乗っていかなければならないところだった。
わたしは友人が飛行機に乗り遅れたらどうするか考えていた。
しばらくしてなんなく友人と合流できたけど、どうやら免税はできなかったみたい。
友人は、それはそれはひどく不機嫌で泣きそうな顔をしていた。
16000円返ってくるはずだったのにね。
「もったいないけどしかたないよ」とだけ言ってそっとしておいた。
チョコを食べて、ゲームをして少しは落ち着いたみたいだ。
飛行機は11時45分出航のはずが、これまた遅れて12時05分出航に。
ここでも遅れるイタリア。
ああ機内食なんだろうな。
機内食って、まずくはないけど、うんって感じだからあんまり期待できない。
贅沢言っちゃいけないけど。
今までおいしい!って思った機内食は、JALのスープストックとコラボ?したスープしかないな。
今回の機内食。
うん。
はやく日本にかえってうどんが食べたい。うどん。
出汁のきいたうどんをちゅるちゅるっと頂きたい。
イタリア時間15時52分に、経由地モスクワに到着。
モスクワ時間でいうと17時52分、日本時間だと22時52分。
少し酔った。
空港ではFree Wi-Fiが飛んでいたけど、なぜか使えず断念。
空港ってこういうことが多いけど、なにか方法があるのかな。
3時間後、モスクワを出航。
機内食。
うん。
機内ではひとり東方神起祭り。
動画を片っ端から見て、ニヤニヤしていた。
たまに声とか出して笑っちゃった。
さてそろそろ寝なきゃなと思ったけど、全然寝れなくて携帯のメモに小説を書いてみた。
書きはじめたはいいけれど、全然まとまらない。
自分でも何を書いてるのかわからない。
やっぱ作家はすごいな。
ちなみに設定はコンビニ店員の男が、常連の男のことが気になっているという話。
わたしは腐女子ではない。
オチもなにも考えてないで書き始めたので、導入を書いているうちに話の内容はどっか飛んでった。
そうこうしているうちに、あっという間に成田着。
ああああ着いてしまった。。。
日本時間、朝の11時。
さっぱりしたくて、空港でうどん。
味は最高。
なんだけど、やっぱりもう日本に着いてしまったことで、気持ちがちょっと沈んでる。
それは友人も同じで、いつもはうるさい二人も今日はちょっとおとなしい。
横浜までのバスチケットを買う。
25歳以下は2000円らしい。
そしてなんともあっけなく友人ともお別れ。
約2週間、片時も離れることなく行動していたから、離れるのが変な感じ。
まぁまぁすぐに遊ぶことだろうけど。
11時40分、バスが出発した。
バスが去るまでお辞儀をし続ける日本の接客に、そこまでしなくていいよ、と少し不快感を覚えながら、寝すぎによる眠気に襲われ、また眠りについた。
13時16分横浜到着。
家の最寄り駅までは電車。
家はもうすぐ。
トランクが重い。
短い旅の終わりは、すがすがしいものではない。
心の準備ができないまま、気づいたら日本へ運ばれてしまう。
日本での生活が嫌なんじゃない。
ただ毎日が刺激的すぎた。
帰ったらすぐに軽く物を片付け、お風呂に入ってからふかふかのベッドで寝た。
寝てばっかりだけど、しばらく目をつぶってからじゃないと。
2012 スペイン・イタリア編、おわり。
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