2014.2.6~3.6 ポルトガル、モロッコ、イスタンブールを旅行したときのマラケシュの記事です。
休憩の一日
2/20 マラケシュ
朝7時過ぎに、極寒バスはマラケシュに到着した。
嘘みたいな話だけど、バスの車内があまりに寒くて、うまく歩くことができなかった。
ナオキくんと今日は日本人宿に泊まろうと話していて、ちょうどフェズで会ったショウタさんが泊まっているという宿にチェックインした。
スタッフは親切で感じの良い人たちで、内装もおしゃれで決して広くはないけれど居心地の良い宿だと思った。
チェックインを済ませてシャワーを浴びるともう昼だったので、とりあえずなにか食べようと思って外に出た。
マラケシュのメディナは規格外に広い。フェズは迷宮だが、マラケシュは単純に規模が大きい。
ジャマ・エル・フナ広場を中心に大小様々な道が入り組み、沢山の店に沢山の人が集まっている。
▼昼のフナ広場
しばらく歩いて気づいたが、マラケシュは少し物価が高いらしい。
レストランやカフェは他の都市と変わらないように見えたけど、サンドイッチなどの屋台飯の相場が少し高いと思う。
フェズで5DHで食べていたものがマラケシュだと10DH~15DHくらいする。
仕方がないので売店でパンとチーズを買って、サンドイッチを作ってもらうことにした。
大きなホブスが2DHとチーズが1DH。
肉も芋もないけれど安くあがるし、代わりに他の店でジュースを飲んだり、お菓子や果物を買ったりできる。
僕の場合は何を食べてもあまりお腹いっぱいにはならないので、こういうときはこれでいいと思っている。
それに、地元の人がタバコや水を買っているような小さな売店でホブスを買うほうが楽しい。
午後は酒を買うために、新市街にあるカルフールに行った。
泊まっていた宿からは歩いて30分近くかかったけどビールが買えて満足。
▼Flagというモロッコのビール
宿に戻る頃にはすっかり夕方になっていて、ショウタさんや他の宿泊者が続々と帰って来て、みんなで出かけることになった。
夕飯の前に、フナ広場にあるカフェドフランスというカフェのテラスに夕日を見に行った。
ここで夕日を見るのは結構有名らしく、写真を撮りに来ている人がたくさんいた。
マラケシュの夜は長い。
観光客が多いので夜も開いている店が多いし、欧米人が多いからかピザやハンバーガーを出す店も多い。
フナ広場には毎日沢山の屋台が出て、タジンやクスクスはもちろん、ハリラ、羊の煮込み、エスカルゴなどいろいろな種類がある。
一番多いのはオレンジジュースで、何故か同じオレンジジュースを売る店が何軒も並んでいる。
数ある屋台の中で、僕たちは宿のスタッフの方おすすめの魚のタジンを出す店にした。
▼魚のタジン
夕飯後は宿に戻ってみんなで酒を飲んだ。
イスラム圏の国では外で酒を飲めない場合もあるのが残念だけど、日本人宿は日本人ばかりなので気にせず飲めるし、やっぱり旅先で知り合った人と飲むのは旅の楽しみのひとつだと思う。
あの国が楽しかったとか次はあそこに行きたいとか、あるいは今いる街の話でも盛り上がるし、みんないくつかは自分の旅の鉄板ネタを持っているから面白い。
今日は休憩の一日だった。
今回分で、2014.2-3 ポルトガル~モロッコ~イスタンブール旅行の一日毎のメモが途絶えた。
なのでこの先は一日ごとではなく、適当に記憶と写真を元に書くことにする。
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