【2014 モロッコ⑫ エッサウィラ】潮風香る港町、エッサウィラ

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2014.2.6~3.6 ポルトガル、モロッコ、イスタンブールを旅行したときのエッサウィラの記事です。

2014.2.6~3.6 ポルトガル、モロッコ、イスタンブール

潮風香る港町、エッサウィラ

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マラケシュからバスで2~3時間のところにある海沿いの街エッサウィラに来た。

エッサウィラは芸術と音楽、そして魚介の街として有名である。また、旧市街(メディナ)は世界遺産に登録されている。

エッサウィラのバス停で降りると、安宿の客引きが何人か待ち構えていた。
その中の一人が、「一泊60DH(当時約720円)で朝食付きの宿がある」と言ったので、とりあえずついていくことにした。

同じバスから降りてきた白人の男性も同じ客引きについていくことにしたようで、同じように客引きの後ろについていた。
彼の英語は癖が強く、ラトビアから来たということ以外はほとんど分からなかった。

そんなこんなで案内された宿は眺めの良い屋上付きで、綺麗ではないけど結構良い宿だったのでそのまま決めた。
ラトビア人は、「バカンスで来たからもう少し良さそうな宿を探す」と言って別の宿を探しに行った。

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新しい町に着いて、宿を決めた後はまずビールを飲みたい。
メディナの外に出てすぐのところに酒屋があると聞いて、そこに行くことにした。

でも、言われたところからメディナを出ても、それらしき店はなかった。
近くの人に聞くと、酒類を売っているのはあっち・・・のスーパーだ、ということだったので、「あっちのスーパー」に向かった。

結局、「あっちのスーパー」までは徒歩で30分くらいかかった。

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多くの人で賑わうメディナの中と違って、外は恐ろしいくらいひっそりとしていた。
まるで世界の果てに来たかのような、もしくは別の時代にタイムスリップしたかのような静けさで、空も曇っていた。

それにやたらと野犬が多かった。
海外旅行に行くようになってから、「野犬は怖い」というイメージが自分の中に刷り込まれた。

東南アジアでは、なにかの病気で体が変色してしまっている野犬が暑そうにうなだれていたり、鼻をクンクンさせながら徘徊していたりするのをよく見る。
噛まれたら危ないから近づくな、というのが一般的に言われていることである。

メディナの中は猫が多かったのに、外は犬ばかりいて不思議な街だ。

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宿に戻ると日が暮れ始めていた。
屋上に出ると、先客が二人、音楽を流しながら夕日を愉しんでいた。

一人はモロッコで買ったであろうシャツを着て、ベンチの上に立って遠くを見つめている。
人は海を見ると、長旅を振り返ったり故郷を思ったりするものなのだろうか。それとも、ただ「夕方の風、気持ちぃ~」と思っていただけなのだろうか。

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夕飯は、魚を食べられる店に行った。
自分で好きな魚を選んで、焼いてもらった。

翌日。
今日もエッサウィラは快晴。
この海が大西洋だということを考えると、ずいぶん遠くまで来たもんだなと感慨深くなる。

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調子に乗って、ミントティー用のグラスも買った。
元々食器とかグラスが好きなのもあるけれど、この6個セットで1000円しないとなるとやっぱり買うしかない。

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これは結構頑丈で、今でも自宅でたまに使っている。良い買い物だった。

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