これは、2013年8~9月に女友達と2人でドイツ・オーストリア・チェコに行ったときの記事です。
- 【2013 中欧旅行①】ヨーロッパバスでロマンチック街道をフュッセンまで
- 【2013 中欧旅行②】フュッセンからのミュンヘンからのザルツブルク
- 【2013 中欧旅行③】ザルツブルクからウィーン
- 【2013 中欧旅行④】プラハでプラハ城
- 【2013 中欧旅行⑤】ドレスデンからベルリン
- 【2013 中欧旅行⑥】ポツダムでサンスーシ、ベルリンでパフェ
- 【2013 中欧旅行⑦】ベルリンで蚤の市とユダヤ博物館
- 【2013 中欧旅行⑧】ケルンで大聖堂とビール
- 【2013 中欧旅行⑨】ケルンからのフランクフルトからの羽田
無料のパフェは高かった
ベルリンからポツダム
を9時半に出て、ポツダムまでのチケットを買った。
今気づいたけど、こっちの人は「Hi」とか「Hello」的な挨拶を「アロ」って言うっぽい。
サンスーシ宮殿に到着。
世界史専攻だった友人は、「教科書に載ってたあこがれの場所にやっと来られた!」と感動していた。



🔻ぶどう畑

わたしにとってはここに来るまで特に思い入れのない場所だったけど、来てみればこの景色だけで満足した気になった。
写真をパシャパシャ撮っていると、撮ろうか?と声を掛けてくれた人がいた。
マレーシア出身だというその男性と話をしてみると、話し方がどうやらオネエっぽい。
仕事はジャーナリストをしているらしい。
彼はわたしたちに数々のポーズを要求し、同じ場所で何回もポーズを取らせる。
やけになって、肩を組んだり、わざとらしくかっこつけたポーズを取ると「そうよ!いいわね!」と嬉しそうにする。
もういいから・・・、とカメラを受け取ろうとすると、「次はこっちでも撮ってあげる。ほら、立って」とカメラを渡さない。
やっと撮影が終わったかと思うと、「今度はここであたしを撮って」とポーズを取り、1枚撮ってあげるとさっそうと去っていった。
🔻憎めないオネエ

ベルリン
新ナショナルギャラリー。(2015年からは改装で閉館しているらしい)
現代アートってよくわからないけど、あんまり頭を使わずに直感で楽しめる。
上手いか下手かじゃなくて、アイデアがおもしろいと思った。

直感でさらっと見てしまうので、友人より1時間も早く見終わってしまった。
入口の前で寝たり、写真を撮ったり、ぼーっとしていた。寒かった。
そしてわたしは気づいた。
新ナショナルギャラリー前から、富士山が見えると!!!
やっと見終えた友人と合流し、富士山に向かってみることに!
どうやら富士山の正体は、SONYセンターだったらしい。
日本の企業だから富士山の形だったのか~と大いに納得したけど、実は富士山と全然関係ないらしい。
嘘でしょ?!
🔻富士山の内部はこんなふうになってました。
朝からろくに食べてなくてヘロヘロなので、ここで遅めのランチを食べることに。
わたしの舌は完全に肉の塊を求めていたので、今回は値段は気にせずハンバーグ(メニューにはミートボールと書いてあった)を食べた。
望んでいた味とドンピシャ。味が濃くて、お腹に染み渡るぅ。
一心不乱に食べた。

この際値段はもういいから、近くのテーブルの人が食べてたでっかいパフェを二人で食べよう!とメニューを探していたら、テーブルの横を通り過ぎた男性に、何か英語で尋ねられた。
わたしは、その人が日本人だとすぐにわかったので、「日本人ですよね?」と聞き返した。
そしたら、「日本人なんですか!こんなところで日本人と会えるなんて偶然!こっちのテーブルで一緒に飲みましょう!」と言われた。
わたしは、スーツを着た社会人だから絶対パフェおごってもらえる!と思って喜んだ。
でも友人は、「タダより高いものはないよ~?」と嫌がっていた。
まぁまぁ~と友人を半ばむりやり連れてテーブルを移動したけど、この時の友人の言葉は正しかったかもしれない。
ということで、偶然会った日本人と一緒の席に座ることに。
テーブルにはもう一人スーツの男性がいた。
話を聞くと、彼らはS○NYの社員で、ベルリンには出張で来ているらしい。
34歳のK田さんと、31歳のモスクワさん。
K田さんはすでにちょっと酔ってる(ように見えた)。
モスクワさんは、普段はモスクワ支社で働いていて、そこの売上を3倍に伸ばしたらしい。
K田さんはチャラそうで、モスクワさんは真面目そう。
正直K田さんだけだったら怪しすぎたけど、モスクワさんがいたからちょっと信用した。
年収は1200万なんだって。
部下はみんな年上なんだって。
体鍛えてるんだって。
結婚してないんだって。
中高でバスケやって選抜だったんだって。
毎日4時間くらいしか寝てないんだって。
waterの発音は、ウォーラーじゃないと通じないんだって。
はいはいすごいねえらいね。男の人はいつまでも男子だね。
K田の話に愛想笑いで対応しながら、おごってもらったパフェとカリーブルストに夢中。


さてとそろそろ、と席を立って挨拶をしようとすると、「このあとどこ行くの?」とK田に尋ねられる。
「DDR博物館です」
「じゃあ俺も行こうかな~」
マジかよ!
モスクワさんはこのあとモスクワへ帰るんだそうで、ここでさようなら。
なぜかK田と3人でDDR博物館に行くことに。
モスクワさんという安心感がいなくなり急に不安になる。
普通の人だったならこれは旅の嬉しい出会いだけど、この人からはダダ漏れる下心を感じる。
ただこちらも「おごってもらいたい」という下心で誘いに乗ったので何も言えない。
「タダより高いものはない」という友人の言葉が確信となった瞬間だった。
DDR博物館はとてもおもしろかった。
旧東ドイツ(DDR)の日常生活を知ることができる博物館だ。
体験型の展示が多かったので、写真を撮り忘れていたのが惜しい。
チケット代はK田が払った。
博物館を出て、お礼を言って帰ろうとすると、飲みに行こうとしつこいので嫌々行くことに。
ライトアップされたベルリン大聖堂がきれいだからと、眺めの良いテラスでおいしいシャンパンいただいた。
話の途中でちょいちょい下ネタを挟んでくるK田。

そのあと、この店は室内もきれいだから、と室内の席に移動し、アドレスを教えあった。
友人がトイレに行っているあいだ、K田に「とりあえず近づこうよ」と言われ、「嫌です」と断り、「とりあえずハグしよう」と言われ、「嫌です」と断った。
わたしがトイレに行っているときに、友人も同じことをされ、友人は押しに負けてハグしてしまったらしい(笑)
友人とわたしのどっちかと付き合うと言っていた。
社会人ならもっと余裕を持って欲しいよ。
こっちからハグしたくなるくらいに。
椎名桔平に似てるんだからさ。顔は嫌いじゃないよ。
で、もう23時半だし帰りますというと、ホステルまで送ると頑なに言うので、警戒心MAXでタクシーで送ってもらった。
タクシーを出るときにハグされ、頼むからこれで帰ってくれと念じながら目をつぶって歯をくいしばって耐えた。
結果的には至れり尽くせりな1日だった。
さすがS○NYの社員、いいXPERIAを提供していただいた。
もっとノリの良い女性だったらよかっただろうに、おあいにく様ガードの堅い二人で。
今日学んだことは、
「タダより高いものはない」
「S○NYの社員には注意」
(そもそも本当にS○NYの社員なのかすら疑わしくなってきた)
次の日にメールが来ていたけれど、見なかったことにした。



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