シュンです。
世界旅行記、2016年10月の中国編です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。
SIMカード購入、鉄道で深センから広州へ
2016/10/6 中国 深セン~広州
深センから広州に移動。
移動は広州と深センを結ぶ広深鉄道で、所要時間は1時間半くらい。
ちなみに、中国の鉄道の時刻、所要時間、料金を調べるならTrip.comというウェブサイトが便利。
▼深セン火車駅(railway station)
列車が発車する数分前にならないとホームに行けず、それまでは待合スペースのようなところで時間を潰した。
▼深セン→広州は2等で79.5元
SIMカード購入
待合スペース内でsimカードが何種類か売っていたので覗いてみると、売り子のおばちゃんが中国語で説明してくれた。
ちょうど中国のSIMカードを買おうと思っていたところだからここで買うか、と思って売り子のおばちゃんと身振り手振りで意思疎通し、なんとか値段を聞いてみると、
①中国と香港で使える、180元
②中国のみ使える、150元
③中国のみ使える、120元
の(おそらく) 3種類あることがわかった。
全部、中国の電話番号が付くらしい。
もう香港には戻らないし、③だな。
120元のsimカードを購入した。
使い方は簡単で、自分のスマートフォンにsimカードを挿入するだけ。
どこかに電話をして開通手続きをすることもなく、おばちゃんの電話に試しに掛けてみて、開通確認が終わった。
クレジットカードの紐付けもなく、その場で現金払い。
中国聯通(china unicom)という通信業者のsimカードだった。
4G回線で快適に使える。
携帯のモバイルデータ設定を見ると、10月のデータ使用量とともに、日本語で「上限は2GBです。」と書いてある。
1か月、中国国内電話かけ放題、データ通信容量2GBまで、らしい(のちにぜんぜん違うことに気づく)。
鉄道で移動
今回の移動は都会から都会に移動するので、その間の地域はどうなっているんだろうと思いながら車窓を眺めていたけど、案外ビルやショッピングモールは点在していて、超ド田舎みたいなところはそんなになかったように感じた。
それと、車窓から見える家々の窓(バルコニー)には、上から下まで鉄格子。
洗濯物はその内側に干していた。
洗濯物落下防止?赤ちゃん、子どもの落下防止?
車内は、2等でも清潔感があってごくごく普通だった。
時間も定刻通りの運行だった。
広州駅到着
広州駅についたのは午後2時頃。
前に行った北京駅や昆明駅も大きかったけど、広州駅もすごい大きい。
地方の空港のターミナルより大きいんじゃないかというくらい。
めちゃくちゃ広いし平日なのに人もものすごい多いので、そんなところでも中国を感じた。
予約した宿に向かおうと、さっき買ったばかりのsimカードのデータ通信をonにして、google mapで経路を調べた。
現地のsimカードを買うと、wifiのないところでもマップで経路検索ができたり、気になったことをすぐに調べたりすることができるので本当に便利。
予約したのは、中穂酒店(ジョンシーホテル)という宿。
ちなみに中国では「酒店」や「飯店」は(簡単に言うと) ホテルという意味になる。
初めて中国に来たときは混乱した。
街散策と昼食
宿に荷物を置いた後は、近くの道を散策した。
そこで通りかかった、正宗重慶麻辣燙のお店。
自分で具を選んで、おばちゃんに茹でてもらったものがスープと一緒に皿に盛られる。
香菜、油揚げ、魚丸のトッピングで値段はなんと10元(約150円)。
皿が大きくて量もかなり多く、二人でちょうどいいくらい。
ついでにビール(5元)も買った。
近所には野菜・肉・魚を売る市場があり、活気があった。
公園は、近所の団地風の集合住宅に住む老人たちの溜まり場になっていた。
爺さんたちはトランプや将棋に似たボードゲームでの賭けをしていて、婆さんたちはお喋りを楽しんでいた。
大木を囲むように設置してあるベンチに、老人たちが雀のように並んでぼーっと座っていたのが印象的だった。
大都会の広州で、最初にこんなにほのぼのした光景を見るとは思っていなかった。
夕飯
夕飯は、宿の近くの定食屋に行った。
肉や野菜の惣菜を3品選んで、スープ、ごはん(おかわり自由)付きで13元。
安くてお腹いっぱいになる。
近くに営業所があるのか、タクシーかバスの運転手たちで溢れかえっていた。
▼メイセレクト。好みっぽい具を選んだら、全部同じような感じになって3種類乗っかってるようには見えない。
▼シュンセレクト。けっこう油っこかったけどご飯が進んだ。
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