【2016 中国⑦ 広州~南寧】名残惜しいよ広州

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メイです。
現在はハノイ8日目で、さっきコーヒーを飲んだらお腹が急に痛くなってきたので急いで宿に戻って、ふぅ、ってなってこれを書いています。

世界旅行記、2016年10月の中国編です。
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広州最終日

2016/10/9  中国 広州~南寧

中穂酒店をチェックアウトするときに、ロビーに置いてあった荷物用のはかりでバッグの重さを測ってみた。
メイバックパック→16kg
メイ持ち歩きバッグ→4kg
シュンバックパック→17kg
シュン持ち歩きバッグ→5kg

これって平均くらいかな?軽い?重い?
16kgってそんなに重くなさそうなのに、背負っててすごく重く感じるのは、ヤフオクで買ったNEWバックパックが体にフィットしていないから・・・
腰ベルトが骨盤のでっぱりに当たってめちゃめちゃ痛い・・・アザできてる・・・
バックパックをネットで買うのは良くないってわかってたけど、安さには勝てなかった・・・

バスの車内で

今日は広州最終日。
広州一の繁華街だとも言われる、上下九路(上下九歩行街)というところに行ってみることにした。

バスで向かう車内でのこと。
1歳くらいの赤ちゃんを連れた家族が乗ってきた。
赤ちゃんが履いているのは、中国お決まりのお尻の部分が開いているズボン。
こういうところではどうするのかなぁと見ていると、母親が赤ちゃんのズボンの上からおむつを手で当てていた。
へ~、出しちゃいけないところではこうやってするのかぁ。

ずっと見ていると、手で持っているおむつをはずしたりあてたりしている。
赤ちゃんって顔色ひとつ変えずに用をたすのかと思っていたけど、中国のお母さんはそろそろおしっこかな~?とかと見分けられるんだろうか。

赤ちゃんの話と関係して、わたしは中国を「子供に優しい国」だと思った。
(食品問題とか空気汚染問題は置いといて…)みんな子供大好き!に見えるし、バスでは子供(や老人)には争うようにして席を譲る。
町中には子供服がたっくさん売ってるし、子供は路上おしっこOK。

それだけじゃないけど、いろんなところで、子供は「何しても許される感」が垣間見えた気がする。(シュンは全然そんな風に思わなかったらしいけど笑)
日本で子育てをすると肩身が狭い思いをすることがあるみたいだけど、中国ではそんな心配全くなさそう。
そういう意味だけで言えば、日本より子育てしやすいと思う。

上九東で下車

そんなことを考えつつ、「上九東」というバス停で下車。
賑わっている食堂を見つけたので入ってみることに。

安かった「梅菜肉餅飯」を注文。

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もちもちしていて、味付けは日本っぽくてとてもおいしい!

でも、梅菜肉餅ってなんだ?あとで調べてみると、「梅菜」というのはカラシナ類の野菜(セリホン)で作られる漬物で、広東省の伝統的な料理なんだそう。
見た目は日本の高菜に似てる。
それと、細かくした肉を混ぜて蒸したものが「梅菜肉餅」みたい。

上下九路(上下九歩行街)へ

上下九路(上下九歩行街)に到着。
上下九路とは上九路と下九路を合わせた名称のことで、古い建築様式を残す場所として、歩行者天国になっている繁華街として、とても賑わっている。

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さっそくおかしなカフェを発見。
猫屎珈琲????

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猫の糞だか尿だかカスだかわからないけど、
「熊猫」と書いてパンダと読むように、「猫屎」って書いてなんとかって読む動物がいるんじゃないの~?まったく中国語って変なの!と笑って通りすぎたけれど、
あとあと調べてみると、なんと「ジャコウネコの体内で発酵され、未消化のまま糞として出たコーヒー豆」のことらしい。

「コピ・ルアク」といって世界でも有名なコーヒー豆で、それこそ「糞」高いらしい。
飲んでみたいけど、「猫屎」って書かれちゃうと日本人はなかなか足が向かないな~(笑)

その後も歩行街を散策。

▼ニューバランスのパクリは、あと10社くらいはあると思う。kousyu-lastday06

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▼こういうオブジェがたくさんある
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▼古くからありそうな水筒屋さん。あんまり買う人いなさそうと思ったら買ってる人いた。
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初めての飲茶

上下九路は、西に進むにつれて第十甫路という道に変わり、西関地区(オールド広州)と呼ばれる地域になる。
その第十甫路にある「蓮香楼」で飲茶(ヤムチャ)をすることに。

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15時前に行ったので、けっこう空いていた。
店内は想像していたより、清潔!というわけではなかったけど、照明など豪華な感じはあった。

席についたらまずなんのお茶を飲むかを聞かれた。(聞かれたんだと思う。)
ちなみに英語メニューや日本語メニューはないので、注文はすべて勘。
「茉莉花茶」というのがジャスミンティーっぽいと思って注文したらやっぱりジャスミンティー!

▼ポットで運ばれてくる。(10元)
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おとといの夜に同じ宿のマリ人に教えてもらった、「器を茶で洗う」という儀式をやろうと思ったけど、自信がなかったのでやめた。

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▼漢字メニューから選ぶのは至難の業・・・kousyu-lastday35

わからなすぎるメニューの中から悩みに悩んだ末、注文したのはこの4つ!

▼柱侯牛腩面。
ちょっとスターアニス(八角)の味がしたけど、おいしかった麺。
4つの中で一番好きだった。

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▼香煎葱油餅。
肉まんの皮に葱を練り込んで油で焼いたっぽいやつ。
油がすごい。

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▼西关咸煎餅
よく屋台とかで見る、甘い揚げパンの丸いバージョン。
油がすごい。

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▼咸水角。
まわりはもちっとしてかなり甘く、中は野菜と肉が入っていて、ピロシキみたいな。
おいしいってネットに書いてあったから頼んだけど、甘じょっぱいというか甘さが勝っていて何とも言えない味・・・
とりあえず油がすごい。

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点心はどれも高かったので、安くて食べたことのなさそうなものを選んだらこの4つになった。
メニューが分かる人から見たら、この4つのセレクトは微妙すぎて爆笑されそう。
とにかく油がすごい。
でも、だからこそ、すっきりしたジャスミンティーが本当に合う~~~。
(お茶やビールなどの飲み物と、その国の食事や気候の関係は興味深い)

ちなみにこれで63元。(お茶10元×2杯含め)
屋台飯のほうが安いしおいしいし量も多いなぁって思っちゃった。笑

ぜひまたリベンジしたい。

▼禁煙マークがあってもタバコ吸ってるおじさん
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味はともかく、飲茶とは、中国の「他の店にはない空間」だと思った。
他の店は狭いし、食べたらすぐに出るっていう感じで、ダラダラおしゃべりを楽しむ場所ではないと思ったけど、飲茶はまさにそういうところ。
パソコンでも開けそうな勢いだった、開かないけど。

値段は屋台より安くはないけれど、家族や友達とおしゃべりを楽しむ「時間と空間」こそが飲茶なのかなぁと、円卓でお茶を飲みながらおしゃべりの止まらないおっちゃんたちを見てそう思った。(店の床にペッとツバ吐くのはやめてくれ)

おっちゃんたちがあまりに気軽にお茶のおかわりを頼むもんだから、お茶のおかわりは無料かと思ったら有料だったよ。

オールド広州の裏道

繁華街の1本裏道に入ると、そこはもう別世界。

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本当に良かったし、、写真もたくさん撮ったので、別記事にまとめることにする。
今日で広州は最後だけど、延泊したくなった。

https://unusual-web.com/?p=9293

夜行バスで南寧へ

急いでバスに乗って、宿へ戻った。
宿近くの肉まん屋で、夜行バスで食べる用の肉まん6個と、デカ肉丸2つを買ったらまさかの5元(約75円)だった。
うそでしょ?安すぎない?
閉店間際で冷めていたから半額とかにしていたにしても安すぎる。
1つあたり単純計算で9円!

▼汚い写真だけど、これで5元
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ルンルンでバックパックを持って広東省バスターミナルへ。
ここまでかなり急ぎ足だったせいで、時間には余裕ができた。

▼広東省バスターミナル内
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ここで間違えて、男子便所で用を足してしまった。
出るまで気づかなかった。

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南寧行きのバスは7番乗り場。
時間ギリギリまで7番乗り場前の掲示板に「南寧」という文字が出てこなかったので、遅れているのかと思って出発5分前までフラフラしていたら、外にはすでにバスが待ち構えていて、わたしたち以外の乗客は揃っていた。
どうやらうちら待ちだったみたい。
5分ほど遅れて出発。

夜行だっていうのに、客も運転手も騒がしい。
ピーンポーンパーンポーンという車内放送の音かと思ったら、乗客のケータイの着信音で笑った。
中国人はケータイの着信音を最大音量にしている人が多いと思う(笑)

途中バスが2時間くらい停車してたけど、理由がわからなくて少しイラッとした。
東南アジアではよくあることなので慣れてはいたけど。

長距離移動のときは、ipodで音楽を聴くのが楽しみでもある。
旅中はほとんど音楽を聴かないから、この時間はけっこうワクワクだ。
この日も、すでに眠りについているシュンを横目に、遅くまで久しぶりの音楽を楽しんだ。

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