現在ラオスのルアンパバーンにいます。
3年ぶりの訪問ですが、あ~やっぱり良い街だなぁと思います。メイです。
世界旅行記、2016年10月のベトナム編です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。
はじめてのタバコとホアロー収容所
昼食その1
2016/10/21 ベトナム ハノイ
朝食は宿で済ませ、昼は「Banh Mi 25 (バインミー25)」という有名なお店へ行ってみることにした。
バインミーに対しての理想が高いので、まだまだおいしい!っていうバインミーに出会えていないハノイ滞在・・・。
ここならおいしいバインミーが食べられるんじゃないかとの期待を胸に・・・!
Google Mapにも載っているので地図を見ながら行って見ると、小さい!
普通の店構えを想像していたけど、形態は普通の屋台で好感をもった。
でもよく見てみると室内のイートインスペースがあったし、外の小さい椅子も全席が埋まっていたから相当の人気店だ。
ちなみにお客さんの9割以上が欧米人観光客。
私たちの後ろに並ぶ日本人のお姉様が、「わたしチキンのパクチー抜きにしてもらおーっと!」と言っていて、それってただのサンドウィッチやん?!と心の中でツッコミながらも、
あれ?バインミーの定義って何?中身がチキンだけとか、卵とチーズだけでもバインミーって呼ぶの?それってスタバとかドトールで食べられない?いやでもベトナムでベトナム人がバインミーとして売り出しているのだからそれはバインミーであることには違いないのか?
などと考えをめぐらし、正常な判断をするため、全部乗せ(Mixed/25000ドン)を頼んだ。
阿部サダヲに似ている、とても愛想のいいお兄さんがオーダーを取ってくれた。
彼は他の欧米人のお客の何人かとすでに友達のように接している。
商売上手だ。
若い女性が丁寧に具を乗せていく。
パンの大きさが少し小さめなのが気になるが・・・。
かわいい紙に包んでくれた。
欧米人に受けそう。
中身はぎっしり。
味の感想は、「うんおいしい。けどふつう。」かなぁ。
やっぱり理想高いのかなぁ。
なますの酸味がもう少し欲しかったのと、甘みがなかったかなぁ。
(Barbecued porkが八角(スターアニス)の味なのが個人的に気になった。)
ネットで書かれていた蓮茶とバナナの無料サービスもなかったし、パンも温めてもらえなかったなぁ。
人気が出て、今はサービスや味もいろいろ変わったのかも。
期待しすぎてたのかもしれないし。
でもたぶんここよりおいしいバインミー、ハノイに探せばたくさんあると思う。
昼食その2、はじめてのタバコ
ちょっと肩を落としつつ、昼ごはん2軒目を探すと、すぐ近くに地元のおっちゃんたちで賑わっている店があった。
肉・野菜などのおかずを3品選んで、ご飯もついて30000ドンというお店。
Com Binh Dan(ご飯と好きなおかずを選ぶ店)と言うらしい。
鶏の心臓ともやし炒め・骨付き鶏のしょうが煮込み・青菜のにんにく炒めを選んだら、全部めちゃめちゃおいしかった。
ご飯もおかわり自由だったし、良い!!
この店は昼過ぎに店じまいしてしまうらしく、私たちが食べている途中に片付けを始めてしまった。
給食食べるの遅くて昼休みまで食べてる子・・・。
食べ終わったおっちゃんたちは、タバコで一服。
おっちゃんたちが目で誘ってくれたので、ずっと気になっていた大きな竹の筒でタバコを吸う姿を見学させてもらった。
じーっと見ていると、「やってみる?」って。
わたしは、タバコを吸う男の人とは絶対に付き合いたくないって思うくらいタバコが嫌いだけど、このときは「やるやる!」と答えてしまっていた。
普通のタバコなら断っていたけど、この謎の竹の筒、おっちゃんがタバコを吸うと「ひょろろろろろろr!」っておもしろい音が鳴るからやってみたいと思って。
まずはおっちゃんのお手本を見せてもらい、
まわりのお兄さんたちに心配がられつつ、
煙をぐいっと肺に入れ・・・
ゴッヘッへッッッ!!!!!!!!!!!!!
久しぶりにこんなに歯茎出したわ。
おっちゃんの「だよねーー」って顔。
タバコを吸わないシュンも挑戦。
お、いけるかも。
ケホっ。
最後におっちゃんが得意気にひょろろろろろろrを披露。
ちなみにベトナムでは女の人はほっとんどタバコを吸わないらしい。
確かに今までで1回も見たことがない。
おじちゃんたちも優しかったし、ご飯も美味しかったし、またここ食べに来よう。
ホアロー収容所(Hoa Lo Prison)
昼ごはんを済ませたら、ホアロー収容所へ。
ここはフランス植民地時代にフランスにより建てられた収容所で、多くの独立派のベトナム人が政治犯としてここに放り込まれ、その後ベトナム戦争で北ベトナム軍がアメリカ兵捕虜の収容所として使った。
ドキッとするような展示が多く、1人で行くのはちょっと怖い。
▼脱走の跡
▼ギロチンが意外にでかい。生首の写真は怖くて撮れず。
団体ツアー客3組くらいとかぶってゆっくりとは見れなかったけど、事前に少し調べていったおかげで少し理解できた。
フランス植民地時代のベトナム人に対する扱いはかなりひどく、目を覆いたくなるような場面もいくつかあった。
一通り暗い気持ちになったところで、後に続くベトナム戦争時代の展示を見てみると、アメリカ兵に対する扱いはかなり緩いようだった。
展示されている写真を見るがぎり、アメリカ兵は居心地が良さそうに見えた。
▼スポーツを楽しむアメリカ兵
▼クリスマスツリーの飾り付けをするアメリカ兵
▼チェスを楽しむアメリカ兵
▼国に帰るときお土産をもらうアメリカ兵
▼VICKSがある!
ベトナム人が捕虜に対して優しかったのか、そういう風に見える展示に仕上げているのか?
アメリカ兵たちは当時ここを「ハノイ・ヒルトン」と呼んだようだけど、それが皮肉なのかそうじゃないのかはわからなかった。
おやつ
宿への帰り道、揚げ餃子。
中身はひき肉・春雨・桜えび・刻み野菜。
うまい!つまみに良さそう。
気になっていたエッグコーヒー、偶然見つけた!
40000ドンと、普通のコーヒーの2倍の値段。
エッグコーヒーって響き良いけど、生卵をそのままコーヒーに落としてる感じだったらどうしようと少し不安になりつつ。
店員さんが電動泡立て器でなにやらめっちゃ泡立ててる・・・
もう想像付いてきたぞ?
目の前に出てきた君。
スプーンですくって飲んでみると、めっちゃクリーミー。むしろクリーミーでしかない。
いつまでたってもコーヒーが出てこないくらいのクリーミー。そして甘い。
つまりおいしい。
サイゼでカプチーノのあわあわ部分だけすすっていた派のわたしとしてはかなり満足な一品。
ベトナムの生卵って大丈夫なのかなってちょと思っちゃったけど大丈夫でした。
卵が入ってるからか、泡が多くて空気がお腹にたまるせいか、けっこうお腹にずっしり来る。
おすすめ。
あとで調べたけど、エッグコーヒーってハノイ発祥らしい。
しかももっと有名な店あったっぽい。
(ガイドブック持ってない上に調べないからこういうの多い)
夕飯
夕飯は、ナイトマーケットの通りでプリン。
プリンに厳しいわたしの感想。
「いっちゃん好きなやつ」
パルシステムのプリンに似た、あの無駄のないおいしさ。
いっちゃん好きなやつ。
焼き鳥。
下味がしっかり効いていておいしい。
つけ麺。
なんか新しい。
Mien Tron。
春雨みたいな麺の汁なしのまぜ麺。味が少し濃いけどおいしかった!
いつものおばちゃんのとこでビアホイで終わり。
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