私たちが食料品を買っている店(スーパー、八百屋、マルシェ、パン屋など)と、その使い分け(買っているもの)について紹介します。
フランス生活ですこし食費を節約したいと考えている人、これからフランスに住もうと考えている人の参考になるかと思います。
あくまでもモンペリエ(の私たちが住んでいる周辺地域)での話なので、他の都市では状況が異なるかもしれません。
↓日用品の買い物についてはこちらの記事でまとめています。
スーパー
スーパーは、私たちの中で「安いスーパー」と「普通のスーパー」に分けています。
安いスーパー
安いスーパーの中でも、LIDLはドイツ系だからか、ダントツで安いです。
ただプライベートブランドの商品は安いのですが、フランスらしいものは売っていないことが多い(例えばBonneMamanやfrancineなど。あとはクレームフレッシュやバターの種類が少ないとか。私たちが行く店だけなのかもしれませんが)ので、そういうものはIntermarche、Auchan、Super Uで買っています。
安いスーパーで買っているもの
- 大容量のじゃがいも・たまねぎ・にんじん
- パスタ
- 米
- 小麦粉
- バナナ
- 肉
- 安いコーヒー・紅茶・ハーブティー
- 安いビール・ワイン
- 安いチーズ(カマンベールなど)
- アルコール酢
- オリーブオイル
- チョコレート
普通のスーパー
- Monoprix:Monoprix Gourmet(モノプリグルメ)という「ちょっと質が良いけどお手頃価格」のPB商品を買いたいとき。ときどき肉が安い
- Carrefour、Spar、Casino:家の近くにあるので、安いスーパーに行く予定がないときに、どこで買ってもあまり値段が変わらないような商品(マッシュルームや水、牛乳など)を買う。大型店は安い商品もある
八百屋
近所に安いムスリム系の八百屋があるので、よくトマトとパプリカを買いに行っています。
似たような八百屋は色々なところで見かけるので、家の近くにあるかどうか探してみると良いと思います。
多くの野菜や果物が1Kg/1ユーロ程度と、値段はスーパーよりもかなり安いのですが、品質はあまり良くないときもあります。
フランスの大手スーパー(上に挙げた7社)は販売する野菜に対してそれぞれ品質基準を定めていたと思うので、そちらのほうが信用できるような気はします。
八百屋で買っているもの
- トマト
- パプリカ
- なす
- みかん
- その他野菜・果物
マルシェ
家から歩いていけるところで、週に2回比較的大きな規模のマルシェが開かれているので、週に1度買い物に行っています。
マルシェでは主にBIO(オーガニック)製品や減農薬・持続可能な栽培方法で育てられた野菜が売られていて、値段はスーパーの1.2~3倍くらいです。
土がついたままの新鮮な野菜が買える(よく虫もいる)し、店の人と顔見知りになるとおまけをくれたりするのが楽しいです。
マルシェで買っているもの
- 野菜・果物(レタス、セロリ、にんにく、しょうが、レモン、かぶ、かぼちゃ、ビーツ、季節の野菜など)
- フレッシュハーブ
- オリーブ
- パン
- チーズ
パン屋(ブーランジェリー)
バゲット1本の相場は0.8~1.2ユーロくらい。
パン屋のパンはやっぱりおいしいので、夕飯用にときどき買っています。
朝食用のパンは家で焼いています。
肉屋
肉屋はスーパーよりも肉の種類が多いし、量り売りで買えます。
ムスリム系の肉屋だと豚肉を置いていないのですが、牛肉が少し安かったりするので、スーパーと使い分けています。
BIOショップ
、Biocoop、Bio c’ Bonなどです。
BIO製品の店なので他のスーパーよりは全体的に高いです。
主に量り売りのものを買っています。
BIOショップで買っているもの
- 穀物(キヌアやレンズ豆、ひよこ豆、オートミール、ピーナッツ、ごまなど)
- オイル
- ビネガー
- コーヒー豆
外国食材店
うちの近くには中国系、韓国系、ベトナム系、マグリブ系などの外国食材を置く店がいくつかあります。
主にスパイスを買うときに利用しています。
外国食材店で買っているもの
- スパイス(唐辛子、クミン、パプリカ、コリアンダー、シナモン、ローリエなど)
さいごに
当たり前のことですが、買い物する店を使い分けることで、食費はそれなりに安くなります。
フランスでは日本と比べてBIO(オーガニック/有機)製品が手に入りやすいのですが、すべてをBIOで揃えるとけっこう高くなります。
私たちはそこまでこだわっていないので、毎月の食費は夫婦二人で20000~25000円程度に収まっています。
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