おすすめの格安海外送金サービスTransferWiseの特徴と使い方

格安の手数料で海外送金を行うことができるおすすめのサービス、TransferWise(トランスファーワイズ)の特徴と使い方を説明します。

日本と海外の銀行口座間でお金を送金するときに便利です。

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TransferWise(トランスファーワイズ)とは

TransferWise

(トランスファーワイズ)は格安の国際送金サービスです。

日本の銀行から海外の銀行に送金をする場合(その逆も)、通常だと高額な手数料がかかりますが、TransferWiseでは格安の手数料で簡単に海外送金をすることができます。

格安の送金手数料

例えば、100,000円を日本からフランス(ユーロ/€)に送金したときの着金額を、TransferWiseと国内の金融機関で比較した表が以下の画像です。
適用している為替レート、送金手数料ともにTransferWiseが圧倒的に安いのが分かると思います。

送金の流れ

フランスから日本に送金するときの流れを例として紹介します。
詳しい使い方は記事後半で説明しています。

  • ユーザー(送金者)がTransferWiseのウェブサイトで送金の申し込みをする
    ウェブサイトまたはアプリで送金の申し込みをする
  • ユーザー(送金者)からTransferWise社のヨーロッパの口座へ送金
    通貨によっては銀行振込以外にクレジットカードやデビットカード、オンラインウォレットからの入金にも対応
  • TransferWise社が自社の日本の口座から受取人の日本の口座へ送金
  • 受取人の日本の口座に着金
    国内銀行から円貨で送金されるので、着金手数料(被仕向送金手数料)はかからない

マルチカレンシー口座

TransferWiseにはマルチカレンシー口座というサービスがあります。
これはTransferWise内に口座を持ち、50以上の通貨でお金を保有できるという機能です。

ただし現在は日本居住者(登録住所が日本のアカウント)は利用できません。
→2020年9月に日本向けのサービスが開始されました。詳しい説明や使い方は以下の記事に書いてあります。

TransferWiseのマルチカレンシー口座の機能と使い方(入金・両替・送金・受け取り)
格安海外送金サービスTransferWiseのマルチカレンシー口座の機能と口座開設方法、入金・両替・送金・受け取りの使い方を紹介します。

この記事は国際送金についてなので、マルチカレンシー口座の詳しい内容には触れません。

デビットカード

また、マルチカレンシー口座に紐付いたデビットカードもあります。
世界のATMで現地通貨を引き出したり、買い物に使うことができます。

ただしこちらも現在は日本居住者(登録住所が日本のアカウント)は利用できません。

活用できる場面

  • 日本の銀行口座にあるお金を海外での生活費として使うため現地の口座に送金する(自分の口座間や仕送りなど)
  • 海外で稼いだお金を現地の銀行口座から日本の口座に送金する
  • 海外の家賃を払うのに、日本の口座から直接振込する
  • 海外の取引先へ送金する

など

駐在・留学・ワーホリなどで海外に滞在している人やその家族、海外の企業と個人でやり取りをしている人が活用しやすいと思います。

登録方法

登録と初回の利用(送金)方法については、TransferWiseの公式ブログが丁寧で分かりやすいので、リンクを貼っておきます。

https://prf.hn/click/camref:1011l95w2/destination:https%3A%2F%2Ftransferwise.com%2Fjp%2Fblog%2Fhow-to-use-transferwise

使い方(送金の方法)

会員登録後に実際に送金をするときの操作方法について説明します。
英語の画面ですが、日本語やフランス語でも同じです。

フランス(ユーロ)から日本へ送金するときの例です。
TransferWiseのログイン後の画面左上にある[Send money]をクリックします。

送金元の通貨と送金額、送金先(受け取り側)の通貨を指定します。
ここでは1000ユーロを日本に送金する例で説明します。

また、この画面でTransferWiseへの送金方法別の送金手数料を確認することができます。
実際の送金方法は別の画面で選択できます。

かかる送金手数料は送金方法や通貨、金額によって変わります。

為替レートに関わらず着金額(送金先の通貨での金額)を固定したい場合は、送金先の金額を入力し、鍵マークをクリックします。

「1000ユーロ相当の日本円」ではなく「着金額が100000円ぴったり」になるように送金したいときに使います。

着金額の固定は、為替レートの変動に備えて多めにTransferWiseに送金し、余った分は後日返金されるという仕組みです。

入力内容を確認したら、画面下部の[Continue]をクリックします。

また、画面下部の[Compare price]をクリックすると、他の金融機関での送金手数料との比較表を見ることができます。

次に受取人(送金先)の指定をします。

すでに受取人を登録している場合は[Existing recipients]から選択し、新たに登録する場合は[New recipient]から[Myself(自分宛て)]、[Someone else(他人)]、[Business or charity(ビジネスまたは寄付)]のいずれかを選択します。

ここでは、[Myself]を選択しました。

受取人(ここでは自分)の日本の銀行口座の情報を入力し、[Confirm]をクリックします。
確認画面が表示されます。
送金内容を確認したら[Confirm and continue]をクリックします。

TransferWiseへの送金方法を選択します。
ユーロから送金する場合、銀行振込の他にクレジットカードやデビットカード、IDEAL、Trustly、SOFORT by Klarnaなどに対応しています。

ここでは銀行振込を選択しました。
内容を確認して[Continue to payment]をクリックします。

振込先(TransferWiseの口座)情報が表示されるので、自分の銀行から振込を行います。

オンラインバンクなどからすぐに振込を終えた場合は、[I’ve made my bank transfer]、あとで振り込む場合は[I’ll transfer my money later]、キャンセルする場合は[Cancel this transfer]をクリックします。

今回は[I’ll transfer my money later]をクリックしました。

レートを固定している場合、振込期限が定められています。

送金情報はトップページにも表示されています。

送金方法を変更する場合は[Chose how to pay]、振込を終えた場合は[I’ve now paid]、キャンセルする場合は[Cancel transfer]をクリックします。

振込が終わり、[I’ve now paid]をクリックすればすべての操作は完了です。

送金手続き中のときの表示

送金完了後の表示(これまでの手順とは別の送金時のものです)

さいごに

TransferWiseは海外と日本の銀行口座を両方使っている人にとって非常に便利で、現在ある国際送金サービスの中では最もスマートで優れていると思います。

RevolutN26と合わせて活用してみてください。

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