フランスでの出産に備えて買ったものリスト 新生児身の回り品編

フランスで出産するにあたり、妊娠中に準備したものと、買った場所を紹介します。
今回は新生児身の回り品編です。

スポンサーリンク

おむつ(Couche de bébé)

新生児用(2~5kg)のおむつを、スーパーとアマゾンで買いました。

Casinoで22枚入りが2.99ユーロ、アマゾンで48枚入り×2が7.58ユーロだったので、全部で118枚用意してあります。
おむつの値段はだいたい日本と同じくらいかなと思います。

新生児は1日10~15回くらいおむつを交換するようなので、この量を7~11日で使い切ってしまう計算になります。
なるほど子供を育てるにはお金がかかるな~と思いました。笑

同じブランドのおむつでも、スーパーによってけっこう値段が違うので、時間があったら比べてみてもいいかもしれません。

ちなみに、今アマゾンの購入履歴で商品ページを見てみたら、レビューに偽物パンパース疑惑がわんさかあることに気づきました。
使ってみるまでわかりませんが、もう返品期間も過ぎているので使うしかありません……。
アマゾンで商品を買うときは注意!

粉ミルク(Lait en poudre)

母乳がどれくらい出るのかわからないので、入院中の3日間で様子を見てから買おうと思っていましたが、新型コロナの影響で入院が1日になってしまい、いざとなったときに慌てなくてもいいように買っておくことにしました。

新生児用の粉ミルクは1番(0~6ヶ月用)です。
Intermarchéで900g入りが11.97ユーロでした。

粉ミルクは種類がたくさんあって迷いましたが、フランスの育児サイトに、”市場に出ているすべての乳児用乳はヨーロッパの推奨事項に準拠しているからブランドにより大差はない”、”すべての乳児用製品は各段階で非常に厳しい管理を受けている。BIO粉ミルクといってもオーガニックなのは製品の80%にすぎず、追加されている植物油が必ずしもオーガニックとは限らないので環境以外の面でBIOがいいとは必ずしも言えない”などということが書いてあり、てきとうに選びました。笑

参考
Quel lait infantile choisir ? – Magicmaman.com

哺乳瓶(Bibron)

Sage femmeから哺乳瓶の試供品を3本もらいました。おしゃぶり(tétine)も付いています。
どのくらい使うのかわからないのでとりあえず3つですが、足りなくなったら買い足します。

ちなみに、Sage femmeからは哺乳瓶の消毒は一切必要ないと言われています。
フランスでも消毒液や滅菌器なども売られてはいますが、そういう物は買わなくてもいいとのことでした。

水(Eau)

フランスでは、ミルクを作るのに常温のミネラルウォーターを使います。

粉ミルクの箱に書いてある説明を読むと、なぜかブランドがEVIANと指定されていますが(利権?笑)、ペットボトルのラベルに赤ちゃんマークがあるものはすべて赤ちゃんに飲ませて問題ないもののようです。

CRISTALINEの赤ちゃんマーク

でも、そもそもなぜ日本やその他の国では熱湯を使ってミルクを溶かすのか。
調べてみると、ミルクやボトルに入っているかもしれないサカザキ菌やサルモネラ菌を殺すためだそうです。
(2004年に粉ミルクが原因と思われるサカザキ菌の集団感染によりフランスで乳児2名、ニュージーランドで1名が死亡した事件があった)

水で作ったほうが簡単だからとか感染する確率がすごく低いからという理由で、フランスでお湯でミルクを作ることが広まっていないのだとしたら、自分がそれに従う必要はないと思うので、ミネラルウォーターを70℃以上に温めて作ろうかなー、と今のところは思っています。

参考

タオル(Serviette de toilette bébé)

バスタオル

入院持ち物リストに「5 serviettes éponge bébé」 と書かれていたので調べてみたところ、普通のバスタオル?みたいです。

子供用バスタオルを調べてみると、フード付きのバスタオル(Cape de bain)が主流のようですが、とりあえず普通のバスタオルでいいかなと思ったので、義母がアカチャンホンポで買ってくれたふわふわのバスタオルと、あとの4枚は家にあった普通のバスタオルを4枚用意しました。

フランスではガーゼタオルはあまりメジャーではないかもしれませんが、これも義母が買ってくれたタオルセットの中にたくさん入っていたので、沐浴布やその他いろいろな場面で使おうと思っています。

よだれかけ(Bavoir)の代用としても使えるかなと思っているので、よだれかけは用意しませんでした。

マイクロファイバー×撥水タオル

スポーツ用品店のDECATHLONで水泳用のフットタオルとして売られていたものなのですが、かわいくて4ユーロと安かったので用途をよく考えずについつい買ってしまいました。

家に帰って調べてみると、このタオルの片面はマイクロファイバーで速乾性があり、片面は撥水性があり、使わないときはゴムで巻いて小さく折り畳めるという、なんだかものすごく使えそうな機能が満載のタオルでした。

用途としては、お風呂上がりのタオルやオムツ替えシート、おくるみやプレイマットなどにも使そうかなと思います。

商品詳細:Serviette pieds bi face en microfibre douce violet foncé diamètre 60 cm Nabaiji | Decathlon

おくるみ(Lange)

日本で言うおくるみのような、何にでも使える大きめの布があるとなにかと便利そうだなと思ったので、IKEAとアマゾンで買いました。

写真右がIKEAで2枚4.99ユーロ(70×70cm)、左はアマゾンで10枚セットが15.99ユーロ(80×80cm)でした。
→IKEA:RÖDHAKE Carré mousseline – IKEA
→amazon.fr :Zollner 10 Lange Bébe

今思いつく用途としては、おくるみ・バスタオル・吐き戻し・掛け布団・シーツ・オムツ替えシート・ケープなどなど。

フランス語で「Lange」と検索するとこのような布がいろいろ出てくると思います。

掛け布団(Couverture Bébé)

アマゾンで半額になっていたので、これで赤ちゃんをくるんだらかわいいな…と思い、買わなくてもいいものをついつい買ってしまいました。

Couverture(タオルケット/ブランケット)として売られていたもので、6.49ユーロ(100×70cm)でした。
→amazon.fr : Urban Kanga Couverture Bébé

おくるみやタオルケットの他にも、シーツやプレイマットとしても使えるかなと思います。

リニモン オレオカルケール(Liniment oléo-calcaire)

おむつを替えるとき、日本ではウエットティッシュを使いますが、フランスでは「Liniment oléo-calcaire(リニモン オレオカルケール)」というクリーム(とコットン)を使って拭き取ります。

リニモンにはおしっこやうんちを拭き取るクリーナーのような役割の他に、皮膚の保湿作用や保護作用があるので、赤ちゃんはおむつかぶれ知らずらしい。

フランスでウェットティッシュが売られていないわけではありませんが、入院持ち物リストにも「1 flacon de liniment oléo-calcaire」と書かれていたので、この方法がメジャーなようです。

薬局でSaforelleのリニモンを2.99ユーロで買いました。

ベビーソープ(Savon liquide bébé)

入院持ち物リストに「1 savon liquide bébé(赤ちゃん用液体せっけん1つ)」と書かれていたので、アマゾンでBiolaneのベビーソープ(5.09€)を買いました。
→amazon.fr :  Biolane – Gel Lavant Surgras

種類がたくさんあるのでとりあえず何でもいいかと思い、手頃な値段でレビューが良く、デザインもかわいいこれを選びました。
体と髪に使えます。

▼Sage femmeからもらった試供品たち

保湿/マッサージオイル(Huile de massage)

赤ちゃんの保湿用のオイルとして、Weledaのカレンドラマッサージオイル(Huile de Massage Douceur au Calendula)を薬局で購入しました(200ml11.39€)。

会陰マッサージにも使えると聞いたので、この商品を選びました。

→amazon.fr : Huile de Massage Douceur au Calendula

https://unusual-web.com/france/?p=1503

ベビーケアセット(Coffret soin pour bébé)

入院持ち物リストに「1 brosse + 1 peine( ブラシ1つ+くし1つ)」、「1 thermomètre médical(体温計1つ)」と書かれていたので、アマゾンでNUKのベビーケアセット(割引ありで10.5€)を買いました。
→amazon.fr : NUK Coffret Soin pour Bébé

ブラシ・くし・体温計の他に、スポンジと爪切りもセットになっています。
病院で使わなくても、今後もずっと使えるものなので大事にしたいと思います。

ベビーベッド(Réducteur de lit)

フランスで赤ちゃんが寝るところといえばベビーベッド(Lit de bébé)が主流ですが、まだ小さいうちはベビーベッドの中にこのような小さいベッドを入れて寝ることがあるようです。

フランスではこういったベッドのことを「Réducteur de lit」とか「Lit bébé cocon」とか、さまざまな言い方をするみたいです。

私たちはワーホリで一時的に家具付きの家に住んでいるだけなので大きなベビーベッドは買わず、このようなベッドを買ってソファや布団に置いて寝かせようかなと思っています。

いろいろ見た中でフランスで人気そうなのは、Red CastleのCocoonababy(160€、3ヶ月までしか使えない)やSleepyhead(200€)などですが、どれもちょっと高い……。

中古でもよかったのですが、もう少し簡単な作りでデザインが気に入ったものを探した結果、Urban Kangaのベッドをアマゾンで買いました(39.9€)。
→amazon.fr :  Urban Kanga Réducteur de lit

抱っこひも(Porte-bébé)

抱っこひもは、フリマアプリのVintedでBABYBJÖRNのPorte-bébé Oneを買いました。
ほぼ新品で、送料と手数料は抜いて22ユーロでした。

新生児から3歳まで使える、前向き抱っこもおんぶもできる、デザインがシンプル、という理由で決めました。

まだ使っていませんが、ためしに装着してみると思ったより重かったです。
病院から連れて帰るときにさっそく使ってみようと思いますが、うまく使えるのか今から心配です。

ヨーロッパのフリマアプリVintedの使い方(まとめ買い、値引き交渉など)
ヨーロッパのフリマアプリ「Vinted」での商品購入(まとめ買いや値引き交渉)や利用履歴の確認、設定の方法などについて紹介します。

授乳クッション(Coussin d’allaitement)

入院持ち物リストに「Coussin d’allaitement(授乳クッション)」と書かれていたので、VintedでRed CastleのBig Flopsyを買いました。
送料と手数料は抜いて10€でした。

日本で授乳クッションというと、名前のとおり授乳のためだけに使うU字型のものが多いイメージでしたが、フランスの授乳クッションは妊娠中の母親の抱き枕としても使える2way(もしくは赤ちゃんを寝かせておく場所にもなる3way)が多くあるように思いました。

授乳クッションとしての使い心地はまだわかりませんが、抱き枕としてはけっこう使い勝手が良くておすすめです。

だいぶ大きいので、入院バッグの中のかなりの場所を取っています。

必要かもしれないけれどまだ用意していないもの

鼻水吸引器(Mouche-Bébé)

Sage femmeに買っておいたほうがいいと言われた鼻吸い器(鼻水吸引器)。
フランスではMouche-Bébéと言うみたいです。

近所の薬局に売っていたので、必要になってから買うのでも間に合うだろうということで、まだ買っていません。

ベビーバス(Baignoire bébé)

帰国の予定があるため、場所を取るものは買いたくなかったので、とりあえず沐浴はキッチンのシンクか洗面台で入れてみようと思っています。

ベビーカー(Poussette)

ベビーカーを買うかは本当に迷ったのですが、生後数ヶ月で帰国の予定なので買うならA型ベビーカー。
だけど長く使いたいからAB型兼用がいいし、そうするとすごく大きかったり、チャイルドシートなども付いてきてしまって帰国のとき荷物になる……、と思い今のところ買っていません。

さいごに

初めての出産でなにがなんだかよくわからないし、周りにフランス人の知り合いもいないため、自分たちでいろいろ調べながら準備しました。
果たしてこれで大丈夫なのかはわかりませんが、誰かの参考になれば嬉しいです。

Comments

タイトルとURLをコピーしました