英語(US)配列キーボードでの日本語入力への切り替えを使いやすくする

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私は2015年からSurface pro3を使いはじめ、2021年からはSurface pro7を使っています。
そして、キーボード(タイプカバー)はどちらも英語(US)配列のものを使っています。

Surface proとキーボード(タイプカバー)はeBayという海外のオークションサイトで買ったのですが、ヤフオクより安かったのでおすすめです。

この記事では、英語(US)配列キーボードでの日本語入力への切り替え方法について紹介します。

英語(US)配列のキーボードの使いづらい点

英語(US)配列のキーボードは見た目がすっきりしていて気に入っているのですが、日本語入力がしにくいという問題点がありました。

正確に言うと、直接入力(英語などアルファベットの文字列入力)とひらがな入力(ローマ字による日本語入力)の切り替えがしにくい。
これは同じ悩みを持つ人は多いのでは?と思っています。

↓私が使っているUS配列のキーボード(タイプカバー)はこれ

eBayで探すならこちら

私の入力切替の設定内容

英字とひらがなの入力切替(JIS配列のキーボードでいう半角/全角ボタンを押したときの機能)をCapsボタンに割り当てました。

これで英語(US)配列のキーボードが劇的に使いやすくなりました。

英語(US)配列とJIS配列の違い

surface-4[1]

今まではJIS配列(アルファベットとひらがなの両方が書いてあるもの。普通の日本のもの)のキーボードを使っていました。

そして現在使っているのがUS配列。

私を含めた一般人にとって、US配列とJIS配列の(おそらく)最大の違いは、半角/全角ボタンがないということだと思います。

今まではキーボードの左上にある半角/全角ボタンを押せば、英字とひらがなを簡単に切り替えることができましたが、US配列では半角/全角ボタンがないため、他の方法で切り替えなければなりません。

軽く調べたところ、一般的にはAlt+、またはCtrl+Spaceを使っている人が多いようでした。

私も最初はCtrl+Spaceを使っていましたが、どうしても1ボタンで切り替えたいと思い、試行錯誤の末、Capsボタンに切替を割り当てることにしました。

それでは早速、英字とひらがなの入力切替をCapsボタンに割り当てる方法を紹介したいと思います。

入力切替を「Caps」ボタンに割り当てる方法

今回紹介する方法を実行する場合は、自己責任でお願いします。

【手順】

  1. IMEを「Google日本語入力」にする。
  2. 「KeySwap」というフリーソフトでキーの割当を変更する。
  3. 変更したCapsに「IMEを有効化/無効化」を割り当てる。

Google日本語入力とKeySwapを使って、日本語入力の切り替えをCapsに割り当てます。

1.IMEを「Google日本語入力」にする。

Google 日本語入力

をインストールしておきます。

Google日本語入力は、Googleが提供している日本語入力システム(IME)です。
私はWindowsの純正(Microsoft IME)よりも使いやすいと感じています。

2.「KeySwap」でキーの設定を変更する。

KeySwap

をインストールします。

KeySwapは、キーの入れ替えを行うソフトです。このソフトを使って、Capsを違うキーに入れ替えます。

インストールが済んだら、SeySwapを起動します。
解凍したKeySwap.exeを右クリックから「管理者として実行」してください。

今回は以下のように設定しました。

keyswap
  1. 右上の「キーボード種別」を英語にする。
  2. 左側の表に割り当てるキーを入力する。(マウスでセルを選択し、キーを押す。【キー名】は実際に押すキー、【変換キー名】は割り当てるキー。)
    今回はCapsF12を割り当てました。
    これでCapsを押すと、F12を押したのと同じになります。
    この場合、元のCapsの機能は失われてしまうので注意してください。
  3. 上の方にある「ファイルに保存」を押して、設定を保存する。
  4. 左上の「終了」を押してkeyswapを終了する。

3.変更したCapsにGoogle日本語入力の「IMEを有効化/無効化」を割り当てる。

ime
  1. IME(①)が「Google日本語入力」になっていることを確認する。
    なっていなければ、クリックして「Google日本語入力」に変更する。
  2. ②を右クリックして、Google日本語入力のプロパティを選択する。
    ime2
  3.  一般タブで、「キー設定」-「キー設定の選択」-「編集」ボタンを押す。
    ime_property
  4. 以下のように設定を追加する。
    (左下の「編集」から「エントリーを追加」を選択し、追加する。)

    ime_property2

    ・入力文字なし、F12、IMEを無効化
    ・直接入力、F12、IMEを有効化

  5. 「OK」を押す。

これで設定は完了です。
Capsを押すだけで、「半角/全角」の動きを実現できたかと思います。
この設定をしたら、US配列のキーボードがかなり使いやすくなりました。

今回、IMEはGoogle日本語入力を使いましたが、同じような設定があれば他のIMEでも応用できると思います。

注意点

  • 私はCapsF12を使うことがほとんど無いため、このような設定にしました。
  • 同様の手順で、他のキー設定を行うことができます。
  • この設定を行うことにより、Capsのランプは点灯しなくなります。
  • F12Insにもなっていますが、Fnをoff(ランプは消灯)にしている状態であれば、従来通りInsとして使用することができます。
  • CapsFnの状態に関わらず、設定した通りの動きとなります。
  • この設定を行うと、Google chromeなどで文字カーソルが出ていないとき(入力モードになっていないとき)にCapsを押すと、「検証」タブが出るようになります。もう一度押すと戻るのですが、鬱陶しいので気をつけてください。

Surfaceやタイプカバーの購入はeBayがおすすめ

SurfaceやUSキーボードのタイプカバーを購入するとき、新品が欲しい場合やMicrosoft Office(オフィス)の付属が欲しい場合はAmazonやオフィシャルショップなど日本で買ったほうが良いのですが、
中古で良かったり、英語版(USキーボード)が欲しい場合はeBayでの購入がおすすめです。

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Profile
夫婦で約2年の世界旅行後、ワーキングホリデーで南フランスに滞在。 旅行記や旅の準備について書いています。 現在は兵庫県豊岡市に移住しました。
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