【2017 ポーランド③クラクフ】喋り倒す女ときれいな街

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メイです。

世界旅行記、2017年11月のポーランド編です。
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喋り倒す女

2017/11/9 ポーランド クラクフ

朝食は昨日の残りのパスタとサラダ、それから昨日アレックスがくれた揚げ物を食べた。
朝食のボリュームが多いといい感じ。

食後の紅茶を飲みながら、共有スペースでブダペスト行きのバスと宿を探していた。

すると、前に座ったヒッピー風の女が話しかけてきた。
ヒッピーっていうのかよく分からないけれど。

彼女の風貌は、髪は下半分がドレッド。
そしてカラフルな毛糸を髪の毛に巻きつけていて、なぜかフォーク(多分宿のやつ)をかんざしのように差している。

鼻ピ、口ピ、目ピ。
アースカラーのゆるいワンピースをまとい、両腰には漫画に出てきそうな剣を携えている。
色は緑系で統一しているので、ファッションテーマはゼルダの伝説かな。

とにかく頭のフォークが気になって仕方がなかった。

女「あなた教師?」
シュン「いや違うけど」
女「わたしの友だちの韓国人に似てるの。彼は教師をやっているの。」
シュン「(そんな理由で教師なわけがない。)韓国人っぽいとはよく言われるけど、日本人だよ。」
女「日本人なの?ちょっと聞きたい事があるの。わたしの画材セットの箱に書いてある文字の意味を教えて、日本のものだから」

彼女は画家らしい(プロではない)。
なるほど、この雰囲気はちょっとだけ理解できた。

ポーランド出身だけれどアイスランドに住んでいたらしい。
彼女はベジタリアンのようで、箱いっぱいの何かの草を食べていた。
それと塩とレモンを絞った水。

女「あなたのそのパソコンのカバー可愛いわね」
女「わたしパソコン欲しいのよ。あなたたちのラップトップはどこの?iPad proよりもいい?絵は描ける?」
女「あなたもこれ食べる?」
女「あー家族に会いたいわ。パートナーにも会いたい。あ~あの人にも」

など、こんな話題をノンストップで永遠に……。

ちょっと、本当にうるさい。
昨日も誰かが標的になっていたようだけれど、今日は私たちがなってしまった。

エディタが起きてきて近くで朝食を食べはじめたのに、全然助けてくれない。
むしろ絶対に絡んでくるなよオーラを出している。

私たちは今日チェックアウトで今調べなくてはいけないこともたくさんあったので、独り言のような彼女の会話の9割はパソコンを見ながらテキトーな相槌でかわすのだけれど、残り1割は質問してくるので「え?何?聞いてなかった」となり、それはそれでめんどくさい。

私たちが真剣にバスや宿について話し合っているのを見て、「あなたたちは旅行について話さなきゃいけないのね、わたし喋りすぎたわ、ごめんなさい」とようやく気づいたようだ。
一瞬ちょっと傷つけちゃったかなと思ったけれど、「ごめんなさい」のあとに「それでね、」とそのまま話を続けていたのでこの人はだめだと思った。

彼女が誰かに電話しはじめたのでホッとしていたら、電話をしながら「アイスランド行ったことある?わたしの家があるから泊まれるわ」とこちらに話を振ってきた。
電話しながら目の前の人とも喋るってどういう技だよ。

もう限界、と思い、彼女が電話をしている隙にドミトリー部屋に退散。
胸をなでおろしていたら、しばらくして彼女が電話をしながら私たちの部屋に入ってきた。
彼女のドミ部屋は隣なのに……。

絶対に目を合わせないようにしていたら、わたしのバッグを指差して「わたしこれ好き!」と言ってきた。電話をしながら。恐ろしかった。

さ、宿移動。
この宿が満室だったから、たった1泊だけのために。

この宿はかなり気に入っていたので出るのが惜しい。
ドミは、人数よりも広さが大事だということを知った。

歩いて20分くらいの新しい宿へ移動し、荷物をおいてそのまま外に出かけた。

https://unusual-web.com/?p=26819

街歩き

まずは、ポーランドの歴代の王族の住居だったというヴァヴェル城へ。

チケット体系が複雑そうだったのと、ここは朝からなかなか気合を入れて観光しないといけないっぽい場所だったので、今回は敷地内で外観だけ見学することにした。

ユダヤ人街地区へ。
この辺りは小洒落たカフェやバー、雑貨屋などが多かった。

広場に閉まりかけた蚤の市みたいなものがやっていたので覗いてみる。

再び旧市街をふらつく。
ビールが1杯4ズロチとかで飲めるバーがけっこうある。いいね。

クラクフは本当にきれいなところだ。
17世紀に首都がワルシャワに移る前までは、クラクフはポーランドの首都だった。
日本でいう京都みたいな感じかな。

明日にはもうポーランドを出てしまうから、最後になにかポーランド料理が食べたい。
そうだ、ピエロギを食べよう。
外食は高いから、冷凍のピエロギを5軒くらいのスーパーで見比べて買った。

ピエロギは日本の餃子のような料理だけれど、皮はもっと分厚くて、具の種類は肉だけでなくポテトやチーズ、デザート系だってある。

宿に戻ってさっそく料理開始。
ピエロギは宿の人に聞くと、焼いても茹でてもいいらしい。

焼いてみたら、これが失敗。
オイルがないのに無理矢理焼いたせいで、フライパンに張り付いてボロボロに。

まぁ味はおいしかったからいいか。
あとで調べたけれど、焼くときはベーコンやタマネギと一緒に炒めたりするらしい。

さぁさ、ブダペストの宿探しをしなければ。
Hostel worldにもBookingにもAgodaにも、ちょうどいい宿がない。
ないわけではないけれど、ドミトリーで1泊900円とか嫌だもんな~

Airbnbで探し、3500円安くなるクーポンを使ってホストにリクエスト。
よしここで決まりそうだ!と思ったのに、別のサイトで先に予約があったらしく、断られてしまった。

はぁ。また探し直しだ。
今日は疲れたから、明日にしよう。

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