メイです。
世界旅行記、2018年3月のポルトガル編です。
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ラッキーな宿泊
2018/3/16 ポルトガル ポルト~リスボン
よかった、今日は晴れてる。
朝ごはんを食べて、お弁当を持って、いざ出発!
3ヶ月いたポルトガルを出て、ついにずっとずっと行きたかったモロッコに行くぞ!!
モロッコ マラケシュまでの経路はちょっと複雑。
ポルトから飛行機でドイツ フランクフルトへ(リスボン乗り継ぎ)。
フランクフルトに着いたら、バスでポーランド クラクフへ(ドイツ ニュルンベルクで一度下車)。
クラクフに着いたら、空港で1泊して飛行機でマラケシュへ向かう。
簡単に言うと、ポルトガルからポーランドを挟んでモロッコに行くのだ。
なぜモロッコに直で行かずにポーランドを挟んだのかというと、日本と二国間協定を結ぶポーランドを挟めば、シェンゲン圏の滞在期間を超えていても、問題なく出国できるのではないかと考えたからだ。
詳しくはこれを。
まずバスとメトロで空港へ向かう。
この「M」のロゴが好きだった。
フランシスコ・サ・カルネイロ空港に到着。
やっぱりひさびさの空港はテンションが上がる。
ポルトガルのフラッグキャリア「TAPポルトガル航空」にチェックイン完了。
ところが、搭乗時間近くになってもゲート番号が表示されない。
どうやら飛行機が遅れているらしい。
リスボンでの乗り継ぎ時間が45分しかないけれど、フランクフルト行きに乗れるのか?
……無理っぽいぞ。
カウンターで確認。
私たちと同じくリスボン乗り継ぎでフランクフルトに行く人で、預け荷物がない乗客は、さらっと他の便に変更していた。
私たちはリスボンに着いたあと、明日の朝のフランクフルト行きの便に乗ることになるらしい。ほほぅ。
宿泊場所の詳細などについては、リスボンに着いてからTAPのインフォメーションで聞いてくれとのこと。
詳しい情報は知らされぬまま、結局1時間半くらい遅れて出航。
リスボンに到着してから、TAPインフォメーションへ。
リスボン空港、表示がものすごくわかりにくくて探すのに苦労した。
そこでいろいろと知らされる。
フランクフルト行きは、明日の朝8時30の便に変更。
今夜のホテルはTAPが用意してくれて、朝食・夕食付き。
タクシーも往復タダ。
思わずガッツポーズ。
飛行機遅れてよかった!笑
ただ、預け荷物はフランクフルトで受け取りになるのだそう。
いま必要なら出せないこともないけれど、とても時間がかかる、と。
そっかー、本当にフランクフルトで受け取れるんでしょうか。
ロスバゲの予感しかないけど。
フランクフルトからクラクフまで乗るはずだったフリックスバスのチケットは取り直し。
キャンセル代は航空会社は補償してくれないらしい。
カード会社にも電話してみたけれど、補償の有効期間が終わっていた。悔しい。
タクシーでホテルへ。
普段は泊まることのないランクのホテルに無料で泊まれて嬉しい。
夜ごはんはビーフステーキとフライドポテト、スープ、パン、それからフルーツサラダ。
荷物がないので、物が無い。
でもそこそこのレベルのホテルだから何でも揃っているだろうと思ったら、意外にアメニティがないぞ。
とても困る。
スリッパがないせいで、お風呂上がりはスニーカー。
歯ブラシはさすがに電話して持ってきてもらった。
明日早いので24時には就寝。
ふかふかの布団が気持ちいい。
バスでクラクフまで
2018/3/17 ポルトガル リスボン~ドイツ フランクフルト~ニュルンベルク~ポーランド クラクフ
朝6時に起きて、会場で朝食が始まる6時半になるのと同時に食べ始める。
13分で食べ終えないと間に合わない。
豪華でおいしかったはずなのだけれど、急ぎすぎて味がよくわからなかった。
とりあえず生ハムが嬉しかったことは覚えている。
高速で朝食を終え、チェックアウトをしたときに、ここでも一人1ユーロの市税がいると言われた。
航空会社がここも負担してくれるんじゃ?と期待したが、そこは自己負担らしい。
後で空港でも聞いてみたが、やっぱりそういうものらしい。
頑張って食べまくったせいで腹痛になりながらも、6時55分にタクシーに乗ることができた。
タクシーを頼んだときのこと。
ホテルのスタッフがタクシー運転手を呼び、「この2人を空港まで乗せてくれ」というと、タクシー運転手は「わかった、ついてこい!」と少し離れたところにある自分の車のもとへ雨に濡れながらびちゃびちゃと走っていく。
この日は朝から大雨だった。
ホテルの前までつけてくれるんだよね?と思いながらも、一応ホテルのスタッフの方を見ると、ほら、あれにどうぞ、とジェスチャー。
え?この大雨の中?
本気で言ってる?けっこう距離あるけど。
でも急いでるし行くしかない。
自分もバッグもびちょびちょになりながら車に乗り込んだ。
雨に対する認識の差のせいなのだろうか。
海外にいることを再認識したできごとだった。
ホテルからは10分で空港に到着した。
間に合った~
飛行機は少し遅れたものの、無事出航。
あとはフランクフルトでちゃんと預け荷物が帰ってくるかどうかだ。
時間どおりフランクフルトに到着。
荷物はなんと、ちゃんと届いていた!
空港を出て、急いでフリックスバスの乗り場へ向かう。
なんとかギリギリ間に合った。
このバスで、まずはニュルンベルクまで。
17時45分ニュルンベルク到着。
クラクフ行きのバスが出るまであと2時間くらいあるので、スーパーとドラッグストアに行った。
私たち調べで、コンタクト液が一番安い国、ドイツ。
これを買うために寒い中外に出てきた。
ソフト用3.99ユーロ。安いわー
といっても日本のAmazonで買っていたものよりは高いが。
2本購入。
いい街だなぁ。
寒いけど、ドイツはやっぱりいいなぁ。
2時間はあっという間に経ち、バスターミナルに戻って急いでバスへ乗り込む。
今日はずっと急いでいた1日だった。
スーパーで買ったベーコンとチーズをパンに挟んで食べたら、ひたすら爆睡。
優しい空港
2018/3/18 ポーランド クラクフ
朝7時過ぎにクラクフ到着。
窓の外を見ると白い!雪だ!
バスを出ると、とんでもなく寒い。
バスターミナルの中に逃げこんで、しばし休憩。
マラケシュ行きの飛行機は明日の早朝だ。
夜は空港で寝るので、それまで1日暇だからどこに行こうかな~
とりあえず駅地下にあるてんとう虫マークのスーパーで買い物をして、近くのベンチで朝食を食べる。
街なかのマックで夕方までパソコン作業をしようと思っていたが、駅近のモールがもう開いているようなので、とりあえずモールのフードコートに行くか。
以前、シュンが手を切って意識を失った因縁の場所だ。
https://unusual-web.com/?p=30364
ここでしばらくパソコン。
そろそろ外に出てみるかと思って、目をつけていたカメラ屋の営業時間を確認したら、定休日だった。それも2つとも。
行こうと思っていたカルフールも休み。
そうか、今日は日曜だったか。
行き場がなくなり、モールのベンチで休んでいると、係の人にここで休むなと注意された。
シュンは靴を脱いでいたので、靴を脱ぐなとも。
汚いバックパッカーですいません。笑
外をぶらつくにも-8℃は厳しい。
じゃあもう空港に行っちゃおう。
空港ならいくら寝ても怒られない。
スーパーで再び夕飯の買い出しをして、バスで空港へ。
空港着。
着いてすぐ思った。
ここはなんて空港泊をする旅行者に優しい作りなんだ!
旅行者にとって、空港はときに寝床にもなる。
▼こんなサイトだってある
ほとんどの空港のベンチにはひじ掛けがあり、それが横になって寝るときにとても邪魔だ。
それに硬かったり、冷たかったり、そもそもベンチの数が少なかったりして争奪戦になることもよくある。
ところがこの空港にはひじ掛けはほとんどなく、ベンチの素材はゴムっぽくて体に優しい。ベンチの数も十分だ。
それに最終便が21時くらいと早く、すでに人が全然いなくて超快適。
気兼ねなくトイレで顔を洗ったり、歯を磨いたりできる。
よく空港自体が寒かったり、臭かったり、危険な匂いがしたりすることがあるが、ここはそんな心配もなくきれいに整っている。
もはやソファもあるし!
お気に入りの場所を見つけ、夕飯を食べて寝た。
明日は5時起き。
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