【ボリビア/パラグアイ国境】ウユニ、ポトシからバスでパラグアイへ抜けるルート(タリハ、ビジャモンテス経由)

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2018年12月に、ボリビアのウユニからバスを乗り継いで国境を越え、パラグアイの首都アスンシオンまで行きました。
そのときの移動情報と、他のボリビア/パラグアイ国境越えのルート情報です。

ウユニからポトシ、タリハ、ビジャモンテスとバスで移動し、ビジャモンテスでサンタ・クルス発アスンシオン行きのバスに乗り換えて国境を越え、アスンシオンへ行きました(地図など詳細は後述)。

ボリビア/パラグアイ国境越えのルート

ボリビア~パラグアイ間のバスでの国境越えのルートは3つあります。

1.ラパス、サンタ・クルス~アスンシオン

ボリビア/パラグアイ国境越えの、最も一般的なルートはサンタ・クルス~アスンシオンです。
サンタ・クルスのバスターミナルから、パラグアイのアスンシオン行きのバスが出ています。

ラパスやコチャバンバ、スクレからパラグアイに行く場合も、サンタ・クルスを経由することになると思います。

このルートはかなりの悪路と言われていたようですが、2018年12月にビジャモンテス~アスンシオン間を乗った感想として、全く問題ないと感じました。
道が良くなったのか、他の人の話が大袈裟過ぎたのかは、分かりません。

サンタ・クルス~アスンシオンのバスの料金と所要時間

・バスの料金:480~550ボリビアーノ(約70~80ドル)
・所要時間:20~30時間程度

料金は、ビジャモンテスやアスンシオンで聞いた話なので間違っているかもしれませんが、だいたいこれくらいだと思います。

2.ウユニ、ポトシ~アスンシオン(タリハ、ビジャモンテス経由)

ウユニ、ポトシ→タリハ→ビジャモンテス→アスンシオンというルートです。
私たちはこのルートで行きました。

ビジャモンテスでは、サンタ・クルス~アスンシオン間のバスに途中乗車することになります。
しかも深夜0時~5時くらいの間、いつ来るか分からないバスをずっと待っていなければいけないので、少し面倒です。

このルートは、ビジャモンテスからは結局サンタ・クルス~アスンシオンと同じです。
上にも書きましたが、2018年12月の時点では、道路は悪くはないと思いました。

タリハ~ビジャモンテス~アスンシオンのバスの料金と所要時間

【タリハ~ビジャモンテス】
・バスの料金:50~100ボリビアーノ
・所要時間:5、6時間程度
【ビジャモンテス~アスンシオン】
・バスの料金:480ボリビアーノ(約70ドル)
・所要時間:15~24時間程度

3.ウユニ、ポトシ~アスンシオン(アルゼンチン経由)

ウユニやポトシからは、アルゼンチンを経由してパラグアイに行くこともできます。

経由地はいくつかあるみたいですが、今回は行っていないので詳しくは分かりません。
ビジャソン/ラ・キアカ(ボリビア/アルゼンチン)国境、フフイ、サルタ、レシステンシア、フォルモサ、クロリンダあたりのどこか数か所で乗り換えが必要になると思います。

国境も2度越えることになります。

アルゼンチンのバスはボリビアやパラグアイと比べるとクオリティが高いらしいので、あえてこのルートで行く人もいるみたいです。

バスの料金はアルゼンチンペソのレートにもよりますが、他のルートより少し高い程度だと思います。

私たちの国境越えルート

私たちは、「ウユニ、ポトシ~アスンシオン(タリハ、ビジャモンテス経由)」のルートで行きました。

具体的には、ウユニ(3泊)→ポトシ(1泊)→タリハ(1泊)→ビジャモンテス(バス乗り継ぎ)→アスンシオンという感じです。

以下では、このルートについて説明します。

ウユニ~タリハのバスは見かけませんでしたが、手前のトゥピサまでのバスはあったと思います。

ウユニからアスンシオンへの行き方

ウユニからポトシ

ポトシからタリハ

タリハからビジャモンテス

タリハのバスターミナル(Nueva Terminal de Buses de Tarija)は、セントロ(中心地)から市バスで20分くらいの場所にあります。

大きくてきれいでWifiもある、新しいバスターミナルです。

ビジャモンテス行きのバスは、いくつかのバス会社が運行しています。
私たちはExpreso del surというバス会社で19:30のチケットを買いました。

バスの料金と出発時間、到着時間

・バスの料金:50ボリビアーノ
・出発時間:19:30
・到着時間:24:00
タリハからビジャモンテスへのバスは、ほとんどが18:00~21:00頃出発です。
バスではなくコレクティーボ(ミニバン)であれば、昼にも出ているようです。コレクティーボの料金は大体100ボリビアーノくらいです。

ビジャモンテスからアスンシオン

ビジャモンテスのバスターミナルは、小さいけれど、新しくてきれいな建物でした。

タリハからのバスが到着したのが24:00頃で、サンタ・クルス~アスンシオンのバスが通るのが2:00頃(予定)。
さすがにチケット売り場はすべて閉まっていました。

サンタ・クルス~アスンシオンのバスは、あらかじめビジャモンテスから途中乗車することを伝えておかないと寄ってくれないらしいです。
バス会社に電話(警備員のお兄さんが電話してくれた)をして、2:00に係の女性が来てチケットを売ってくれるということになりました。

バス会社の名前はTrans Rosarioです。

▼ターミナル内の一番端にあるTrans Rosario

その後2:00になっても誰も来ず、結局5:00くらいに女性が来て、チケットを買うことができました。
バスが来る時間に合わせて、売りに来るようです。バスは10分後に来ました。

ちなみに、バスターミナルの向かいにあるホテルの受付は深夜も開いていて、有料でトイレを借りたり、飲み物を買ったりできます。

バスの料金と出発時間、到着時間

・バスの料金:480ボリビアーノ(約70ドル)
・出発時間:5:20
・到着時間:22:30
数年前の情報では300ボリビアーノだと聞いていましたが、係の女性には480ボリビアーノ(サンタ・クルス発と同じ料金)だと言われました。
選ぶ余地がなかったので乗りましたが、こんなに夜中まで待ってこんな金額を払うのなら、サンタ・クルスから乗ってもよかったかなと思っています。バスの出発時間、所要時間はそのときの状況によって大きく変わるようです。

出入国

ボリビア出国

7:00頃国境に到着し、まずはボリビア出国。バスの中で出国カードが配られました。

待ち時間が長かったのですが、出国自体はすぐに終わりました。

パラグアイ入国

建物内のボリビアのイミグレのすぐ隣に、パラグアイのイミグレがあり、入国もすぐに終わりました。

全員がバスに戻った後朝食が配られ、バスは出発。

そこから数時間後に検問があり、全員の荷物をすべて並べて麻薬探知犬のチェックと係による目視のチェックがありました。

あとはアスンシオンまで、ひたすら一本道が続きます。

アスンシオンには22:30に到着しました。私たちはバスターミナルのベンチで寝て、翌朝宿に向かいました。

アスンシオンのバスターミナル

アスンシオンのバスターミナルは、セントロ(中心地)から市バスで20分くらいの場所にあります。

かなり大きくてベンチも売店もたくさんあり、深夜でも電気がついていて、治安的にも問題はないと感じました。
このバスターミナルにはWifiもあります。

さいごに

ボリビア~パラグアイ間の移動は、どのルートで行ってもそれなりにお金も時間もかかります。
次の機会があれば、アルゼンチン北部を観光しながら移動するか、チリのアタカマに抜けるか、サンタ・クルスからブラジルのボニートやカンポ・グランジに抜けると思います。

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