メイです。
今日、シュンの実家を出て、千葉のおばあちゃんの空き家に(バックパックを担いで)引っ越しました。
しばらく掃除や片づけに追われそう。
さぁ、隠居生活のはじまりです。
タクシーしかないとは
2017/8/14 イラン ヤズド
朝5時半にヤズドに到着したので、外のベンチで7時まで仮眠を取った。
明るくなったので、移動を開始する。
バスターミナルから街の中心地へは、タクシーしか出ていないらしい。
そんなバカな。
ほとんどの国ではターミナルから市内へはバスも出ているのに、それがないなんて不便というか、選択の幅が狭い。
もちろんタクシーは高い。
でも歩いていける距離ではないので、乗るしかない。
「”高い”以外の選択肢がない」。私たちが一番嫌いなパターンだ。笑
イランに来てからタクシーを使わなくてはならない場面が多く、なんかだ調子が狂う私たち。
▼プリペイド式チケット購入場所
ぶつくさ文句を言いながら仕方なくプリペイドチケットを書い、目星をつけていた宿のひとつであるシルクロードホステルまで。
▼タクシーの中にもナザールボンジュウ
宿探し
ここから宿探し。
4軒ほどホテルをまわり、偶然見つけたTermeh Hotelというところに決めた。
見せてもらった部屋は、朝食、クーラー、冷蔵庫、テレビ(いらないけど)、バスタオルも付いて、20ドル。
よく見てみると、食器、石鹸、シャンプー、靴置き場、洗濯物を引っ掛けられるところ、上着を掛けるところなど、細やかな設備は普通のホテル並だ。
これで20ドルは安い!
ここ泊まりたい!
だけど、20ドルかぁ…。
ダメ元で15ドルにできないか聞いてみると、「もともと30ドルなんだよね」と言われた。
「でも一応ボスに聞いてみる」、と。
▼中庭も素敵
そして、答えはなんとOK。
えっ!いいのっ!
絶対「18ドルならいいわ」とかそういう駆け引きが始まるのかと思ってた。
こんなところに泊まれるなんていつぶり?超嬉しい。
宿探し、粘った甲斐があったな~
とりあえず、この幸せ空間で寝る。
シエスタ
起きたら12時半。だいぶ寝てしまった。
とりあえず街を歩いてみる。
日差しが強くて暑い。
▼鍋鍋鍋
バザールに行ってみたら、ほとんどの店が閉まっていた。
もしかして今日って休日?
やっとのことで見つけた店で、クビデとハツの串を食べた。
帰りに果物屋に寄って戻る。
戻って宿のスタッフに今日はホリデーなのか聞いてみたら、違うらしい。
じゃあ何、シエスタ?
あとで調べたら、イランにもシエスタがあるらしい。知らなかった。
喉に効く花
19時過ぎにふたたび外へ出る。
今度はさっきよりちょっとだけ店が開いていた。
途中、スパイスの薬局みたいなお店を見つけたので、喉に効くものはどれか聞いたら、青紫色の乾燥花を紹介されたのでとりあえず購入した。
紅茶みたいにして飲むらしい。
喉に効く花ってどんなもんだろう。
▼スパイスや乾物の薬局。お客さんがひっきりなしに来る
夕飯探し。
いつもどおりだけれど、全然いい店がない。
イランに来てから毎回これ。毎回夕飯探しに苦労する。
で、諦めて結局フェラフェル。
ここのフェラフェルは揚げなす、マカロニ、紫キャベツなど、初めての具があったのでちょっとテンションがあがったけれど、味はいつもどおり。
パサパサのパンをかじりながら、しっとりして温かいカオマンガイのことを考えていた。
あ~バンコクのあのおばちゃんのカオマンガイが食べたい……
恋しくて涙が出そうだ。
お腹を満たすだけのこんな食事、いやだ!!やめたい!!
旅を始めてから精神的に一番キツい気がする、イラン飯。
ちなみにシュンは、わたしほど辛くはないらしい。
もともとサンドウィッチが好きだからだと思う。
わたしは、火が通った温かい食べ物が好きだ。
フェラフェルも決してまずくはないのだけれど、毎食同じ温かくないご飯というのが嫌だし、パサパサのパンももう嫌だ。
せめてフェラフェルがバインミーくらいおいしければな。
念願のマントと夜道
今日こそマント探し。
今日は本気。本気で探す。
じゃないと、今日帰ってすぐこの紺Tを洗ってまた明日着なきゃいけない。
(イランでは女性は肌を出してはいけないので、唯一持っているロンT1枚を毎日着ていた)
いくつも試着して、悩みに悩む。
シュンは、はやく決めてくれといわんばかりに「それでいいんじゃない」を連発。笑
もうこれでいいや。
カーキのマントにした。
ヤッタ!買えた!うれしい!
▼買ったのはこのカーキのマント(翌日撮影)
▼買わなかったらずっとシュンから借りてるヨレヨレのロンTのままだった(パキスタンで撮影)
夜のヤズド歩き。
雰囲気があって、ちょっとドキドキする感じ。
明日もヤズド。
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