メイです。
母と姉から、このブログの読み方がよくわからないと意見をもらったので、説明します。笑
最初のこの部分が私たちの近況を報告するオマケ部分で、ここから下の部分が本文です。
というわけで、リアルタイムではパキスタンのラホールにいます!
ここから下は約5ヶ月前のラオスの記事です!
(普通説明しなくてもわかるよね?w)
ソンテウ劇場とコーヒー散歩
2016/12/15
今日はパクセーの街を出て、パクソンに向かう。
そこそこ観光客が多い街であるパクセーをほとんど見ずにパクソンに向かうのは、コーヒーの産地だからだ。
モーニングマーケットのターミナルへ
宿をチェックアウトし、20分ほど歩いて9時前にモーニングマーケット裏のバス停、というかソンテウ駐車場に到着した。
モーニングマーケットに行く途中、欧米人を乗せた大型バスが後ろから追い越していった。
追い越すときに、「4000island(シーパンドンというラオス南部の観光地)」と書いてあるプリントを窓に押し当ててきて、私たちに対する無言の伝達がウケた。
走って追いかければ乗せてくれたんだと思う。笑
バックパックを持って歩いていたのでちょっと疲れてたんだけど、ぷぷっと笑わせてもらった。
モーニングマーケットに食堂コーナーがあった。
そこで朝ごはんのカオチー。
ここのはシュウマイ、というか肉団子のサンドウィッチだ!
テンションあがる。
▼これを崩してパンに塗る~!
シュウマイカオチーがあるのは知ってたけど、全然巡り会えなかったんだよなー。
かなりおいしかった!
見つけたら絶対食べて欲しい。
ソンテウ劇場
ソンテウターミナル到着。
雨が降ったから、地面がぐちゃぐちゃ。
足元に注意しながら歩いていると、すぐに「パクソン?」と内藤大助似のソンテウ運転手に声を掛けられ、ついていくと2人で40000キープで行けるとのこと。
1人40000~50000キープっていう事前情報だったから、ラッキー。
雨が降ってきた。
ドロだらけの水たまりをものともせず、ザブザブ歩き回る姿は見てて爽快だ。
ソンテウに乗り込んで、人が集まって出発するのを待っていたけど、結局出発したのは10時30分くらい?
1時間半も待ったけど、全然飽きなかったなぁ。笑
おもしろいことが次々と起こるから、早く出発しないかな~なんて思う暇はなかった。
心も時間も余裕を持った旅。
これも長期旅行のいいところ。
▼運転前の腹ごしらえをする内藤大助
出発までの間、いろーんな売り子さんが次々とやって来る。
野菜、みかん、ぶどう、子供服、 生きた鶏、茹でたまるごとの鶏、コーヒー豆、袋に入った麺、ドーナッツ、変な薬・・・
売り子さんもおもしろいけど、乗客のキャラもなかなか濃い。
生まれたばっかりのちっちゃーい赤ちゃんを抱えた夫婦。
見た目は若すぎて、お母さんは中学生くらいに見えた。
男性は17歳くらい?
ジャニーズにいそうな背の低いクリクリおめめ系。
買ったみかんの皮の匂いをひたすらかぎ続けるおばあちゃん。
リラックス効果?酔い防止?
生きた鶏2匹を購入したおばちゃん。
お互いの足を結ばれ、身動きをしても無駄だということを知ってるかのように、全く暴れず大人しくしている2匹の乗客。
さらにおばちゃん、子供服も購入。
ははーん、これから孫に会いに行くんだな。
パクソンに向け出発
乗客が集まり、いよいよソンテウがパクソンに向けて出発。
途中、巨大なかごを2つも買うおばちゃん。
きっと、さっき買った鶏を閉じ込めておく用だろう。
そのカゴ屋にあったミニミニカオニャオ入れキーホルダー(わかる人にはわかると思う)に心を奪われた。
あれ、欲しいーーーーー!
普通のカオニャオ入れも可愛くてずっと欲しかったんだけど、ミニミニともなるともう可愛すぎてやばい。
カオニャオを注文するときに、ここに入れてくれっていうギャグをしてラオス人にウケたい。(が、結局その後も見つけられず買えなかった、後悔。)
12時15分頃、サバンナゲストハウスの真ん前で下ろしてもらう。
おもしろい乗客の皆さん、明るい内藤大助、ばいばーい。
パクセーからパクソンまで、1時間45分ほどで着いた。
昼食はマーケットで
チェックインを済ませて、昼ごはんを食べに市場へ。
もう雨は止んでいた。
▼市場前の広場ではサッカー。ゴミがすごい。
▼パクソンマーケット
▼立派なぶどう
▼炊きたてのカオニャオ
▼麺15000キープ
▼焼き鳥5000キープ
▼揚げパン1000キープ
田舎だけど、物価はそれほど安くない。
現地の人からすると、けっこう高い値段だと思う。
コーヒー散策
パクソンのコーヒー情報について調べていると、どうやらMr.コーヒーという人が、コーヒーのワークショップをやっているらしい。
とりあえず、その人がやっている「coffee’s coffee」というお店を探すことにした。
大通り沿いを歩いていると、オシャレなカフェを発見。
シュンの感想
アラビカ ティピカ、1杯15000キープ。
一番おすすめということで、注文。
豆19gで水300cc。
2分30秒で淹れる。
淹れ方が面白い。
HARIOの陶器のドリッパーを使ってハンドドリップ。
日本人としては、国内メーカーのHARIOが使われているのは嬉しい。
漂白のフィルターを使ってるのに、最初に湯通しをしていた。
そして、蒸らし。
コーヒーを淹れるのに大事なところ。
普通、真ん中にゆっくり少量の湯を注いでから蒸らして、それから「の」の字に注ぐ。
でもここでは周りに湯を注いで、その後に真ん中。
初めて見た。
色々な淹れ方があるんだな~と感心。
感想は
・滑らかさ、クリーミーさはあまりないけど後味が良い
・コク(ボディ)はそんなにない
・香りはしっかりあるけど、いわゆる「コーヒーの香り」じゃない
・繊細
・すこしスパイシー
・香ばしさはあまりない
・酸味と苦味が8:2。フルーティー
・あまり甘くない
・さらさらっとしていて、後味がすっきり
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真面目そうな若オーナー、ジャッキーのコーヒー談義を聞いていると、「in japan」というワードが何回も出てきた。私たちが日本人だということはその話の途中で聞いてきたので、特に私たちが日本人だから日本の話をしてくれているわけではなさそうだった。
日本って話に出るほど世界的なコーヒー大国なのか、と驚き。
コーヒーの焙煎の様子も見せてもらった。
▼一部を取り出して香りと色を確認
▼それを細かくノートに記入、の繰り返し
▼その後予熱をとって
▼ドバー-ーー
コーヒー2軒目
2軒目、coffee’s coffeeかと思って入ったカフェだけど、違った。(のちにここで合っていたことを知る)
ここでもコーヒーを飲んだ。
アラビカのエスプレッソ、1杯10000キープ。
シュンの感想
感想は
・クリーミーではない
・苦味、コク(ボディ)がしっかり。ミルク、チョコに合いそう。
・香ばしさはない
・ガツンと強い印象
・スパイシーさはなし
・香ばしさはあまりない
・酸味と苦味が3:7。
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ついでに、あの「コピ・ルアク」を見せてもらったけど、キモチワルかった!
まんまうんちの形!(知らない人は調べてネ!)
帰宅
明日はちゃんと場所調べてから行こう。ってことで帰宅。
▼男たちが金属の球を投げるゲームで賭けをしている
▼コーヒーの実を積んだトラック発見
▼食べてみると、甘酸っぱい
▼この中からこういうのを取り除く大変な作業をするらしい
▼おじさんおすすめのコーヒーアイスおいしかった
▼お店のこういうところにあります
▼少年たちが公園でサッカー
▼シュン参加。全員がボールを奪い合って全員がゴールを目指すから大混戦
▼夜は真っ暗になる道
夜ご飯とフランス
夜、辺りはすっかり真っ暗で、ほとんど明かりはない。
足元をスマホのライトで照らしながら、明かりがついてた数少ないお店の1つへ。
お店を覗くと、どうやらソムタム(タムマークフン)屋っぽい。
おばちゃんにソムタムいくら?と聞くと、タダ!的なこと言うから、え?って思ったら、どうやらおばちゃんすでに酔っ払っちゃってたみたい。
さすがラオス。
▼ソムタムに麺入れてもらって、それでも辛かったので麺を追加。
▼ソム・ムー2つ(葉っぱを剥くと小さい!笑)
これにビアラオを2本。
食べている途中で、フランス人の女性がお店に来た。
エリーゼという名前の彼女は、さっきパクソンに着いたらしい。
きっと彼女も暗い中、この店の明かりを頼りにやってきたんだと思う。
彼女は32歳で、わたしたちは何歳に見える?と聞くと「30歳?」って言われてしまった。
弁明に、「アジア人は年齢よりかなり若く見えるから!」と言っていた。
「日本には行きたい、けどフクシマは行きたくない!」
「パリにはカメラを持った日本人がたくさんいる。フランス人は結婚したらパリなんかじゃなく田舎に住みたがるのに」
「コーヒーが好きでベトナムやラオスに行ったけど、昔のフランスに感謝ね!(フランスによる占領時代のこと)もちろん冗談よ。」
それ、日本人の前で言う?とか、そんなこと言っちゃっていいの?ってことをサラっと言ってしまう彼女は、良くも悪くもフランス人らしく思えた。
日本人と韓国人は顔が似ていると言われたので、そりゃそうだよねーアメリカ人とヨーロッパ人も区別つかないもん、と言うと、え!わからないの!と驚いていた。
本人は似てるっていう自覚はないことにびっくり。
帰り道、激寒。
ウルトラライトダウン着てきてよかった。
宿のシャワーは、お湯がぬるくて寒かった。
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