【2018 モロッコ② マラケシュ】初ビサラとムサ

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メイです。

世界旅行記、2018年3~5月のモロッコ編です。
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初めてのビサラ

2018/3/20 モロッコ マラケシュ

朝食を食べに、シュンが4年前の1人旅で何回か通ったという、フナ広場の向かい側の食堂に行く。

ビサラとホブス(平焼きのシンプルなパン)で5ディルハム(約60円)。

ビサラは前回の旅でシュンのお気に入りになった、モロッコの冬の定番のそら豆のポタージュだ。
朝に食べられることが多いらしい。

話に聞いていたわたしは、ビサラを食べることをずっと楽しみにしていた。

スプーンがついてこなかったけれど、これまでの旅の経験から自然にうまく食べている自分に気づく。

ビサラはもったりずっしりとしていて濃厚で、口の中に残るザラザラ感と、ニンニク・クミン・オリーブオイルのガツンと感がたまらない。
これ、ボタージュ好きな人はハマるんじゃないかなぁ。

わたしももちろんドハマりし、この日からビサラを食べまくることになるのだが。笑
なにより、モロッコ人が朝食にふらっとビサラを食べに来る、その“感じ”を私たちも日常にしたいと思った。

周りのモロッコ人のおっちゃんたちを観察してみると、私たちと同じようにビサラ+ホブスを食べていた人もいたけれど、ビサラだけ(スプーンあり)、ホブス+バターだけ、ホブス+オリーブオイルだけ、など、皆思い思いの朝食を食べている。
「いつもの。」と少し無愛想に店主に注文するおっちゃんたちの姿を想像した。

アッツァイ(ミントティー/3ディルハム/約36円)は、昨日他の店で飲んだものよりミント感が少なく感じたせいか、中国茶のエグミが強く感じられた。
ミントの草が入っていないからかな。

再び周りを見ると、ミントの草が入っているものもあったので、草ありとか草抜きとか、そういう注文の仕方もあるのかもしれない。

アッツァイは飲んでいるうちに、ただの温かい砂糖水を飲んでいるような感覚になるのだけれど、その圧倒的な甘さがいい。
これこれ、いまこれが欲しかったんだよーという気持ちになる。

隣のおっちゃんがビサラをかき込みだし、周りもなんだか忙しくなくなってきたなと思ったら、アザーン(イスラム教の1日5回のお祈りの合図の声)が鳴り出したことに気づいた。

急いで支払いを済ます人や、そうでもなくゆっくりしている人。
朝食と同じように、皆思い思いの信仰心を持って暮らしている。

広場でスパイスコーヒー。
これもシュンが以前何回か通った、やかんを持ってスパイスコーヒーを売り歩いているコーヒーじいちゃんを探したが、今日は見つからなかったので違うじいちゃんから。

一旦戻って久々のシャワー。
飛行機の遅延でリスボンでホテルに泊まったとき以来だから、4日ぶりか。
熱いお湯が出てよかった。
水圧も最高。洗濯もできたし。

わたしの次にシュンが入ると水しか出なかったらしく、ろくに洗えずに戻ってきた。
久々のシャワーなのに本当にかわいそうだった。
わたしの使いすぎ?と内心焦ったが、アブドゥラティフに確認してみたらガスがオフになっていた。なーぜー。

タジン、クッキー、魚団子

昼食はチキンタジン、20ディルハム(約240円)。

じゃがいも・人参・タマネギ・ピーマン・グリーンピース。
スパイスも味もそんなに強くなく、とてもシンプルなタジンだった。
ほっこりという表現が似合い、肉じゃがを思い出した。
下に敷いてある、柔らかくなって味の染みたタマネギがたまらない。

歩いている途中、ふと「いいな」という感情がふわっと湧き出てきた。
モロッコ楽しい。

ピンクシティ・マラケシュ

カルフールでは、イスラム教で禁じられている豚肉(ハムやソーセージ)が普通に売られていた。
同じく禁じられているお酒のコーナーは、少し別の区画に配置されていたが、種類は充実していた。

客は観光客が多いのだろう。
お店は清潔感があり、広々としていて空いている。

ここでトイレットペーパーやシャンプー、洗剤などの日用品を買った。
水は5Lで8.25ディルハム(約100円)、安い。

レートのいい両替屋を探しながら歩く。

ねこが人間と同じように街を歩いている

手作りのクッキーやケーキがたくさん売られているお店を見つけた。
その中でわたしが好きそうなボソボソ食感のスノーボール風クッキーを発見!

いつもなら悩んだあげく節約を優先して買わないところだけれど、昨日シュンと話しをして、食べ歩きをどんどんしていこうと決めたので、勢いで「4つください!」と言ったら10ディルハム(約120円)だと言われた。

1つ3ディルハム(約36円)?高くない?観光客価格でしょ!と思ったけれど、どうしても食べたかったのでやっぱり買った。
味はとてもおいしかったから後悔はない。

それに、モロッコはこういうスイーツ系は比較的値段が高いことがあとあとわかったので、観光客価格ではないかもしれない。
まぁなんにしろ、私たちの基準では高いのでもう一度買うということはないが。

昨日も行った安食堂群へ。

魚(いわし?)のつくねの網焼きを入れたサンドを発見。
10ディルハム(約120円)で、つみれを5個以上入れてくれたのでボリュームもそこそこ。

ピリ辛の赤いタレと、なにかのペーストと、トマトとタマネギなど。
これはおいしかった!また食べたい。

迷宮のスーク(市場)を1時間くらい歩き、疲れて帰宅。
マラケシュには長くいるつもりだから、1日にそんなに欲張らなくてもいいのにね。
楽しいからついついたくさん歩いてしまう。

モロッコはねこ好きにとって天国だ

シュンとムサの再会

20時半、フナ広場の郵便局前でムサと待ち合わせ。

ムサは、4年前にシュンが泊まった(今も泊まっている)ホテルアフリキアで働いていて、お世話になった友人だ。
いまは違うホテル(リヤド)で働いている。

人が多いのに、向こうはこちらにすぐに気づいてくれた。

郵便局前から見たフナ広場

私たちはムサと一緒に食事をすると思っていたのでお腹を空かせていたが、ムサはもう夕飯を食べたらしく、自分が働いているリヤドに行ってお茶を飲もうと言ってくれた。
この辺のすれ違いは文化の違いか。

結局私たちのご飯を食べに行くことになり、何が食べたいかと聞かれて「レモンチキンタジン」と答えると、近くのお店を歩きながら探してくれた。
だがこのあたりはどこも観光客価格で高く、40ディルハム(約480円)はしてしまうということだった。

そこまでしてタジンを求めているわけではないので、ムサがそこらへんに歩いていた人におすすめのお店を聞いて、サンドウィッチ屋さんに行くことになった。

チキンサンドと羊のミンチ肉のサンドを選んだ。
サンドウィッチと言ってもボリューミーで、これだけでも夕飯になりそう。

具はトマト、じゃがいも、オリーブなど。
サンドウィッチにオリーブって、モロッコならではかも。

チキンサンドウィッチ
マトンサンドウィッチ

チキンはスパイスで味がついていて、たまに香るパクチーがいい。
マトンのほうはあまり味付けがされていなかったので、ケチャップを付けて食べた。
どちらもソースのようにどろっと粘りのある炒めタマネギがおいしかった。

フライドポテトもついてきたのだけれど、これはムサがこっそり頼んでくれたんじゃないかとわたしは思っている。
注文のときに店員になにかを言っていたし、最後ちょっとコインを渡していた。

サンド2つ(とポテト2つ?)で30ディルハム(約360円)。
肉が入っていてこれは安い方だと思う。地元民がたくさんいたし。

わたしは、「この会計をムサが払ってくれちゃったらどうしよう」と食べながらドギマギしてしてしまうタイプなのだけれど、心配無用だった。

トルコやイランだったらこの場合150%払ってくれた上、手土産まで持たせてくれたと思うけれど、
今回みたいに自分たちだけが食べるときは自分で払わせてくれたほうが気が楽でわたしは好きだ。

タクシーで新市街にあるムサの働いているリヤドへ。
かなりトラディショナルないい感じのリヤドだ。
こういうところにも泊まってみたい。

ムサは客対応などをして普通に働いているのでなにかと思ったら、夜勤中(夜勤前?)だったらしい。
あ~だから私たちがご飯食べるくだりのところでちょっと急いでいたのか、申し訳なかった。

仕事が落ち着くと、アッツァイを持ってきてくれた。

どうしてアッツァイは高いところから注ぐの?とずっと気になっていた質問をすると、「フォーム(泡)のためだ」と。

意外な回答に驚いた。
冷ますためとか、砂糖とよく混ぜるため、という答えを予想していたが、泡を立てることがポイントだったとは。
モロッコのお茶文化も奥が深そうだ。

ムサは、モロッコについてのいろんな情報やこれからの私たちのルートなどについて教え、ときに調べてくれる。
とても親切な人だ。

気づいたら22時を過ぎていた。
今日タジンを食べられなかったから、明日の昼にまた行こうと誘ってくれた。

私たちが歩きで帰ると言うと、本当にタクシーじゃなくて大丈夫?帰り方はこうこうこうで、と丁寧に教えてくれる。
本当に親切な人だなぁ。
たった数時間でいい人だと思わせるって、なかなかできるものじゃない。

夜のフナ広場でエモ写真撮影。

夜は光り物の販売
この光るおもちゃのターゲットは誰なのか。観光客の子供?それとも地元の子供?

帰り道は大通り沿いを歩き、23時半ごろに宿に着いた。

すれ違う若者が「アチョー!(ブルース・リーのマネ。悪気がない人もいると思うが、無知から来るアジア人差別)」と言ってくることはあったけれど、2人で歩いていればそれほどの危険は感じない。

あぁ、モロッコ編が始まってから充実して楽しくて、気分がいい。

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