これは、2012年8~9月に女友達と2人でスペインとイタリアに行ったときの記事です。
あっぱれ!アルハンブラ宮殿
4日目。7時起床。
ドミトリーの洗面台の順番待ちで、なかなか思うように準備ができない。
シャワー室と洗面台が一体型なのは、なかなかキツイ。
なんてったって女子は風呂が長い。
こんなとき、男っていいな~って思う。
部屋には欧米人の子がまだひとり寝ていたので、カーテンは閉め切っていて、部屋が真っ暗だった。
このままでは見えずらくて準備が進まないので、申し訳ないがそーっと1か所だけ電気をつけた。
まだ寝ている子「ん~・・・(目を覚ます)」
わたし(やべ、起こしちゃった)
まだ寝ていた子「・・・・・」
わたし「・・・・・」準備を進める。
まだ寝ている子「・・・・ねぇ、カーテン開けたから電気消して」
わたし「OK 」食い気味の即答
自分のところだけ照らすミニライト持っていくべきだった?(笑)
寝起きでちょっとイライラ気味っぽくて、ガラスのハートのわたしはちょっとしょんぼり。
朝早くでなきゃいけないのに洗面台順番待ちだし、音も立てにくいし、気を遣う共同部屋。
8時にホステルの朝食でコーンフレーク、ココア、パンを食べる。
8時25分に、バッグを置いといてもらってチェックアウト。
ダッシュでアルハンブラ宮殿へGO!!!
遅くなると入れないこともあるらしいので、20分以上走り続けて8時53分にアルハンブラチケット売り場到着。
ふう、間に合った!!
並んでるけど入れそうだ。
ここからはアルハンブラ宮殿の写真が続きますが、とにかく素晴らしいのでぜひ見てみてください。
ため息が漏れます。
はぁ~
はぁ~ん
はあああああ~ん
もう黙りますね
すごい!(黙れない
思わずハトも水に頭突っ込む
壁ぜんぶがこの細かさっていうのがもうすごい
かわいい模様もあります。
日本?中国っぽい?
気持ち悪いくらいに。
このタイルほしい。
圧巻。
ステンドグラス。
なぜここまで細かいのかというと、イスラム教では偶像崇拝が禁じられていたため、人とか動物の形をしたものの代わりにこういった装飾が発達したという説があるらしい。
宗教ってすごいよなー
ここらへからは宮殿の外にある離宮、ヘネラリフェ。
水がふんだんに使われており、涼しげです。
景色もいい。
アルハンブラ宮殿のすぐそばにある工房では寄木細工が。
タラセアというらしいです。
宣教師を介して箱根に伝えたという話もあるみたい!
中で職人さんが作ってます。
出口まで戻ってきた。
なにか食べ物ないかな~、のねこちゃま
と、このねこのシーンまでがわたしにとってのアルハンブラ宮殿の思い出。
本当にアルハンブラ宮殿すごいので、感動するので、ぜひ!みんなに!行ってほしい!
4時間近く休憩なしで夢中だったので、見終わったらお腹が空きすぎてふたりとも元気がなくなってきた。
昨日の夜にホステルのみんなで行ったバル、La Rivieraで軽くご飯。
1ドリンクに1タパス無料でついてくる幸せなしくみのこの店。
なんと、これはグラナダのバルだけらしい!すばらしいなグラナダ。
ふたりで2杯ずつ飲んだら、タパスが4つもついてきて、この量が女子2人のお昼にはちょうどいい。
ふたりで8.8ユーロ。
安いしおいしいし、あぁ良い気分最高!
このとき以来サングリアがすごく好きになった気がする。
ヌエバ広場から31番のバス(1.2ユーロ)に乗り、サンニコラス展望台に到着。
展望台が近づくにつれ、スペインっ!! って感じの情熱的なギターの音が聞こえる。
このおじさんの演奏だ。
演奏に夢中なおじさんのアソコと目が合ってしまったのはここだけの秘密。
展望台から眺めるアルハンブラ宮殿もかっくいいなぁ~
ホステルに戻って少し時間があったので、ミルクティ飲んでトイレに行ってLINEでもしようと思ったらなぜかWi-Fiがつながらなかったから諦めた。
さ、覚悟を決めて魔の石畳をトランクを抱えて歩き、バス停へ向かう。
こんなことになるからバックパックは楽なんだろうなーと思った。
グラナダの悪いところは、トランクの引けないガタガタな石畳と、夜が暗くて危なそうなことだけだ。
グラナダからマラガへ
バスに乗り、17時にチケット売り場に到着。
18時出発のマラガ行きのチケットを買った。(1人10.5ユーロ)
車酔いするわたしは、友人以外にはバレないように静かにきれいに袋に吐いた。
慣れたもんだ。
吐いてる最中に、ちょうど振り返った前の方の1人と目が合って申し訳なくなった。
吐いたらすっかりばっちり元気。
車酔い常習者としては、揺れ(振動)・暑さ・匂い・おなかの締め付けで酔う気がします。
対策は、ズボンのホックやベルトを外しておくこと。
そして乗ったらすぐに寝てしまえばこっちのもん。
気持ち悪くなってからも睡眠が効きます。
って吐いた人に言われてもねぇ。
でも今回は原因が明らかだから。
後ろの方に座ったこと(揺れが激しい)と、腰に巻くタイプの貴重品入れをつけていたこと(暑さ・締め付け)が原因。
ちなみにですが、普通に酔い止めも効きます。
今回は乗ってる時間が短いから大丈夫かなーと油断してしまった。
これ、ドラッグストアで買うとすごい高いのにamazonだとこんなに安くてちょっとショック。
水なしで飲めるラムネみたいなやつよりやっぱりこれが効きます。
わたしはこれを飲んでアジアで24時間のバス移動に耐えました。
ついでにamazonで見つけてしまったこれ。
見た目胡散臭すぎるのにレビューを見るとどうやら効果てきめんらしい!
いつか高波の中、漁に出るときはこれをつけていきます。
19時45分マラガ到着。
デパートのスーパーで急いでお買い物。
オレンジジュース、ミネラルウォーター、りんご、プレジデント(チーズ)、ハム。
りんごの量り売りのやり方がわからなかったけど、優しい夫婦が教えてくれた。
おみやげの紅茶とコーヒーもここで買った。
タクシーでピンクハウスという、怪しい名前だがまともなホステルへ向かう。(2.5ユーロ)
21時にホステルに到着し、もう遅いので夕飯は日本から持ってきたお茶漬けと味噌汁を食べた。
みそ汁はおいしすぎて2杯飲んだ。
しめに日本茶をのんで、日本人であることを喜びを噛みしめた。
2日分の洗濯物を洗い、部屋にあった鍵付きの棚と壁とに洗濯ひもをかけて干していたら、ひっかけていた棚がものすごい音をたてて跡形もなくぶっ壊れた。
夜中に鳴り響いた破壊音で宿の人が来たらどうしよう弁償だと焦り、ふたりで30分くらいかけて直したときの達成感。
でもほんと超焦った。
お風呂入ってパックしながらシュンとLINE電話して、2時半くらいに就寝。
マラガはすごく発展していてデパートが3つ4つある。
この旅で方向音痴が少しずつでも治るといいな。
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