メイです。
今日はクリスマスイブです。
今いるのはポルトガルの住宅街なので、クリスマス感はあまりないです。
世界旅行記、2017年2月のタイ編です。
各国の旅行記、コラム、情報のもくじはこちら(世界一周)から。
カード保険でバンコク病院へ。点滴と南京虫
2017/2/19 タイ バンコク
どんどん行こう、病院
昨日バンコクに着いてからクレジットカード会社に電話して、海外旅行保険でキャッシュレス診療ができる病院を紹介してもらったので、今日はそこに行くことになっている。
これでやっと両太もも裏のボツボツの猛烈なかゆみの正体がわかるぞ。
十中八九、南京虫(ベッドバグ/トコジラミ)だけど。
とにかく痒みを止めたい。
このまま掻き続けると、一生虫刺され跡が残ってしまう……
それと、朝なぜか下痢だったので、ついでに病院で内科も追加で診てもらうことにした。
なんせタダだから、日本にいるときよりも気軽に病院に行ける。
ちなみに、私たちはクレジットカードの付帯保険を使って旅をしている。
多くの長期旅行の旅人は日本の世界一周保険などに入っているけれど、2人で1年40万とか、それ以上かかる。
そんな額を払ったら、私たちの旅は3ヶ月くらいで終わってしまって本末転倒だ。
クレジットカード付帯保険での旅は、ちょっと頭を使わなければいけないけれど、保険料はほぼ0円。
補償金額が少なくて心配という人もいるけれど、複数のカードの補償金額を合算できるからそれほど見劣りしない。
いくつか詳しく記事にしたので、気になる人は読んで欲しい。
タクシーを拾って、運転手に「バンコクホスピタルまで」と言っても、どこだそれ?という反応が返ってくる。
結局止めた3台とも知らなくて、仕方なく案内しながら向かうことにした。
ちなみに、もちろん交通費もあとで戻ってくる。
▼朝食はカオパット
バンコク病院(Bangkok Hospital)に到着
無事バンコクホスピタルに到着。
▼入り口はここ
日本語カウンターというのがあるらしいのでそこへ向かう。
▼スタバ横のエスカレータを上がって、
▼ここが日本語カウンター
きれい!
ホテルや空港みたいな、こういうきれいで清潔な内装の建物は無条件にテンションがあがる。
日本人の受付の人にパスポートとクレジットカードを提出し、渡された用紙を記入。
2つの科での受診なので、それぞれの用紙に個人情報やカード番号、細かい症状を書き、血圧や熱を測ってもらって待つ。
診察
今回は、皮膚科(虫刺され)と内科(下痢)を受診する。
まずは内科。
診察室に入るとオシャレな丸メガネをかけた、おそらくタイ人の若い男の先生が待っていた。
通訳が同席するのなと思っていたけれど、なんと先生が日本語を喋り出した。
こちらが症状をいろいろ説明したあと、最後の方に先生が「じゃあ、初回は芋を食べてください」と言った。
えっ、芋?
芋って消化に良いの?タイではそうなのか。
と一度は飲み込んだものの、やっぱり芋は消化に良くないだろうと思って、「芋ですね?芋を食べればいいんですね?」と確認すると、「シ ョ ウ カ ニ イ イ モ ノ !」って言われた。
すません、。
「初回はイモ」と「消化にいいもの」……似てるんだもん。
これで内科は終わり、と思ったら「血圧が低かったようなので、じゃあ点滴もしときましょうかね」。
点滴ってそんな感じでしてもらっちゃっていいの?
点滴ってもっとギリギリの状態の人が使う手段かと思ってた。
インフルエンザにかかったことがないことが自慢のわたしなので、点滴なんてそれはそれは初体験。
ウホっとしながら「点滴ですか」と言った。ちょっと憧れてたんだ。
真っ黄色の液体が体内へ。
なんでこんなに真っ黄色なの?黄色越えて蛍光黄色じゃん、これ着色料とか使ってないよね?
これだけ黄色ならビタミンCとか身体にたくさん入ってるんだろうな、肌とかきれいになったりして、あぁなんだか体にイイコトしてる気分、エステとかいく女子もこんな気分なのかな、とかいろんなことを考えた。
記念の自撮りもたくさんした。
ご褒美の点滴タイムは終わった。
次は皮膚科だ。
今度はわたしと、タイ人の女の先生、それからテレビ電話でタイ人の日本語通訳の男の人と3人だ。
これはちょっとやりにくかった。
女の先生はせっかちなのか、すぐ話を終わらせようとするし、少しカタコトの通訳さんも途中で入ってくるから、しゃべるタイミングがなかなか難しくて、説明したり聞きたいことを聞くのが大変だった。
病院に来る前に南京虫についていろいろとネットで調べていたのだけど、何の虫に刺されたのかの見分けは医師にでも難しいと書いてあった。
なのに、先生はわたしのふくらはぎに少しだけある虫刺されを見てすぐに南京虫だと判断した。
いやいや全部見てから判断してくださいよ!と思って「こ、これも見てください!」と太ももの裏まで半ズボンをグィっと上げて見せた。
そしたら、通訳を介した先生が、「その性器のまわりの部分も痒いですか?」と聞いてきた。
性器のまわり??
太ももの裏は完全に足だと思ってたので、一瞬何のことを言っているのかと考え込んだ。
そうかぁ、医者的に言うとここは性器のまわりなのかぁ。
ちょっと恥ずかしい気分。
まぁとりあえず、最近南京虫の被害が多いらしいので、すぐに南京虫と判断されたっぽい。
今後の対策のため、いちおう市販の虫よけは効かなくもないらしいという情報は聞き出すことができた。
薬受け渡しの窓口で薬をもらって、最後にレシートを見てびっくり。
診察と点滴と薬代で、5000バーツ(約17000円)。
これがタダっていうのもすごい話だ。
▼かゆみ止めと炎症止めと塗り薬
宿に帰ってから、2人ともすぐにバックパックの中身を全部出し、服はもちろん、バッグやポーチなど布系はすべて高温乾燥機へ。
南京虫は高温で一定時間熱しないと死なないヤバイ虫なのだ。
持ち物が全部ホッカホカになった。
ものすごく体力のいる作業だった。
疲れた。二度とやりたくない。
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