シュンです。
世界旅行記、2017年1月のタイ/ミャンマー編です。
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タイのチェンマイからミャンマーへ、バスと徒歩で国境越え
2017/1/23 タイ~ミャンマー(チェンマイ~メーソート~ミャワディ~ヤンゴン)
今日はチェンマイを出て、ミャンマーに行く日だ。
ついにタイを出る日が来てしまった。
という寂しさと、次の国ミャンマーへの楽しみな気持ちが入り交じる。
朝5:30に起きて、6:30にこうだいさんと一緒に出発した。
見送ってくれたかずやさん、けいさん、まさみさん、オーナー、ありがとう!
今回は行っていないパーイやチェンライと一緒に、チェンマイにもまた来よう。
けいさんが通りに出て、タイにソンテウの交渉をしてくれて、アーケードバスターミナルまでひとり30バーツでいけることになった。
けいさんは最後まで親切だった。
7時過ぎにはバスターミナルに着いた。
まずはチケットの確認をする。
昨日、ネットでグリーンバスという会社のチェンマイ~メーソート間のバスを予約しておいた。
Eチケットのようなメールを印刷した紙を見せて確認したところ、それで乗れるとのことだった。
朝食はチェンマイのバスターミナル内の店で食べた。
これが今回最後のタイ飯ってことでカオマンガイとガパオにしたけれど、やっぱりお気に入りの店の味には敵わない。
セブンイレブンでお菓子を買って、タイバーツの小銭を消費する。
こうだいさんが8:00のバスでチェンコーンに出発した。
色々ありがとうございました!
▼同じ色に染めたはずが、青、緑、緑。
8:30にメーソート行きのバスに乗り込む。
チェンマイからは、まずタイ側の国境の街メーソートまでバスで行く。
そして国境を越えて、ミャンマー側の国境の街ミャワディからバスでヤンゴンに向かう。
だけど、今日どこに泊まるかはまだ決めていない。
ミャワディに泊まるかもしれないし、ミャワディとヤンゴンの間にあるモーラミャインやバゴーという街に泊まるかもしれない。
とりあえず国境を越えて、ヤンゴンまでのいいバスがあるかどうかを聞いてみよう。
夜に街に着くのはあまり好きじゃないから、ヤンゴン行きの夜行バスがあると良いけれど。
チェンマイからメーソートへ向かうバスは、ほぼ時間通りに出発した。
トイレ付きバスの一番後ろの席。
グリーンバスにははじめて乗ったけれど、すごく立派なバスだ。
水と菓子パン付きで、添乗員の女性もいる。
このバスの背もたれがかなり寝やすくて、よく寝れた。
ただ、寒い。らしい。
メイが寒いらしい。
たしかにすごい冷風が来る。
風の吹き出し口を閉じようとしたら壊れていたので、ノートをちぎって穴に詰めて塞いだ。
しばらくすると、トイレが水没した。
ドアの鍵が閉まらなくて、車体が揺れる度にドアが勢い良く開いたり閉まったりする。
一番後ろの席だったから結構臭う。らしい。
メイが臭いに参っているらしい。
途中で休憩が数回あり、15:30くらいにメーソートのバスターミナルに到着した。
ここからタイ/ミャンマー国境までは5kmくらいある。
すでにトゥクトゥクに乗っていた他の旅行者たちとともに、1人40バーツでシェアして国境に向かうことにした。
国境付近は思ったより賑やかな雰囲気だった。
まずはタイのイミグレで出国をする。
簡単だと思いきや、タイの出国カード(入国時に渡されるもの)がない…
バッグを探しても見つからない。
インドビザの申請用にバンコクでコピーした紙があったので見せたけれど、それじゃあダメだと。
そりゃそうだわな。
「出国カードをなくしてしまった」と相談すると、近くにおいてあった入国カードを手に取り、「arrival」を消してボールペンで「out」と書いて渡してくれた。
それに記入をして、無事にタイを出国。
歩いて橋を渡る。
徒歩での国境越えは、いつもよりワクワクする。
橋の途中で、路上生活をしている人が何人かいた。
ここで寝泊まりしているのか、日中だけここに出てきているのか分からないけど、きっと出国手続きとかはしていない。
川を船で渡っている人たちもいた。
多分、出国手続きはしていない。
タイ人、ミャンマー人は出入国手続きなしで自由に行き来できるのかもしれない。
改めて、国境ってなんなんだろうと思う。何を隔てているのか。
橋を渡り終えて、ミャンマー側へ。
ノートが置いてあり、そこにパスポートナンバーやビザナンバーを書き込む。
ここで時計を確認すると、16:20。時差が30分あるので戻して、15:50。
ミャンマーのイミグレは小さな小屋だった。
6畳くらいの狭い部屋でパスポートチェックをする。
入国カードを書いて、カメラの前に座る。
入国はすぐに終わった。
ミャワディから夜行バスでヤンゴンへ
外に出ると、怪しいお兄さんに話しかけられた。
トゥーさんという名前の人。
「どこ行くの?」
やっぱりバスの客引きの人か。
聞くと、ヤンゴン行きは16時に10ドルのバス、17時に12ドルのバスがあるらしい。
16時だとあと少ししか時間がない。
でも思ったより高くはないし、喋ってる感じ、トゥーさんもあまり悪そうな人ではない。
まあ、とりあえずは他のことも考えよう。
国境付近をふらついて、ミャワディがけっこう良さそうだったので今日はここに泊まってみようかという話もしたけれど、結局ヤンゴンまで行くことにした。
明日の夜にヤンゴンで会う人がいるので、明日の朝ここからバスで向かうよりも、今日の夜行バスに乗って明日の朝にヤンゴンに着いていたほうが良いかなと思った。
トゥーさんを見つけて、さっきの17時のバスのチケットを手配してもらう。
それから両替。
タイバーツをミャンマーチャットに替えてもらう(100チャットが約8.5円だった)。
トゥーさんの立っているところ(露店)のおばちゃん(母?)にしてもらった。
ついでにそこでミャンマーのSIMカードも買う。
SIMカード本体が1500チャットで、1か月1GB(+キャンペーンで1GBの合計2GB分)のデータ通信が6000チャット。
全部トゥーさんがやってくれて、なんだかんだで16:50くらいになった。
トゥーさんが「ドーテイクはシングルって言う意味だよね? 」と聞いてきた。
前に会った日本人から教わったらしい。
でも、ドーテイクじゃなくて、ドーテイね、しかもシングルとはちょっと意味がちがう。
英語でどう説明するか悩んで、色々言ったけどうまく通じない。
結局通じたのは、
He have not fucked ever.
トゥーさん爆笑。
トゥーさんは僕たちが乗るバスを探し出して見送ってくれて、メイのバックパックも運んでくれた。
もちろんチップもないし、本当にただの親切な人だった。
さすがにさっき手配してもらったバス代にマージンがいくらか含まれているとは思うけれど。
入国後初めて会った人が良い人だと気持ちが良い。
メイも、もうミャンマーを好きになったと言っている。
ヤンゴン行きのバスは大きめのバンかなにかだと思ってたら、すごいバスが来た。
「Special One」と書いてある。
預け荷物に番号札を付けるし、座席はリクライニングできるし、きれいなカーテンに大きな窓。
水、毛布付きで快適。
何度か止まって、人を乗せる度にだれがどこに座っているかチェックをする。
途中で休憩が何回かあった。
深夜なのに屋台やレストランは営業しているし、普通に食べている人も多い。
休憩のときには歯ブラシが配られ、バスに戻ってくると毛布がたたまれている。
すごいミャンマーのおもてなし。
朝の3時過ぎに、ヤンゴンのアウンミンガラーバスターミナルに着いた。
一番きつい時間だ。
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