メイです。
パキスタン ラホールで私たちが泊まった安宿をご紹介します。
パキスタン ラホールで泊まった安宿は、Regale Internet Inn(リーガルインターネットイン)です。
パキスタン ラホール〈リーガルインターネットイン〉
私たちが泊まった部屋は、ダブルルームで700ルピー(約752円)でした。
トイレ、シャワーは共用です。
本当は800ルピーのところ、交渉で700ルピーにしてもらいました。
入り口は少しわかりにくいので、人に聞くといいと思います。
階段を上がって、2階はインターネット屋、3階が宿になっています。
宿泊日:2017年5月9日~2017年5月11日(2泊3日)
→リーガルインターネットインの詳細情報(トリップアドバイザー)
良い点
・スタッフが親切
→マリックさんという有名なオーナーはいませんでしたが、ロン毛のスタッフは親身になって相談に乗ってくれました。
・キッチン、洗濯機、冷蔵庫が無料
→使っていませんが、一応キッチンが使えます。
洗濯機、冷蔵庫もあります。(停電のたび冷蔵庫の電気も消えるのであまり冷えませんが。笑)
悪い点
・セキュリティーが甘い
→私たちはダブルベッドの部屋でしたが、壁の上の部分は大きく開いているので、覗こうと思えば覗けるし、入ろうと思えば入れると思います。
ドミトリーは2部屋(4ベッドと2ベッド)ありますが、4ベッドの部屋に行くには2ベッドの部屋を通らなければいけないし、2ベッドの部屋に入るときには鍵なしで誰でも入れるになっていたので、セキュリティー的に怖いなと思いました。
・停電になるとなぜか水が出ない&扇風機が止まって暑い
→ラホールは1日に何回も計画停電するのですが、そうなったときはなぜか水も出なかったです。
また、当然扇風機も止まるので、そうなると暑くてたまりません。
屋上に行って、真っ暗闇の中おしゃべりをしながら、電気がつくのを1時間ほど待ちました。
総評
数年前に名物オーナーと言われていたマリック氏とは一度も会うことはありませんでした。
昔の旅人は皆マリックさんにとても良くしてもらったと言うのですが、もしかしたらもうあまり宿にはいないのかもしれません。
ところで、ラホールには外国人が泊まる宿で有名なところが2軒あります。
ここリーガルインターネットインと、ラホールバックパッカーズです。
2つはとても近くにあるので、値段や設備など比較してから決めてもいいと思います。
私たちもどちらに泊まるか迷いましたが、バックパッカーズは数十年前に泥棒宿だと言う噂があった、(今はそういう噂は聞かない)というのと、知り合いのおすすめもあり、インターネットインに泊まりました。
かといって、インターネットインが居心地がよかったかというとそうでもなかったし、評判のマリック氏はいないし、セキュリティー的にはいつでも物を盗める状況ではあったと思うので、どちらがおすすめかはわかりません。
▼ちなみに、Lahore Backpackersの場所はこちら。
写真
▼部屋が暗いのでスマホのライトで明るく。
周辺情報
▼宿のすぐ下のチャイ屋
▼すぐ近くのケバブ屋
ラホールの治安について
街を歩いていると、どれだけ肌を隠していてもかなり見られるので、居心地は悪いかもしれません。
特に女性であるわたしは刺さるような視線がストレスで、少しふさぎ込んだ時期もありました。
ですが、パキスタンの人は珍しがって見ているだけで、関わると優しい人であることが多いです。
かといって、治安について油断はできません。
木曜日にスーフィーナイトというスーフィズムの集会が行われると聞いて、(十数年前の情報なので今でもやっているのかは確認していませんが)気になっていましたが、行こうとするのはやめました。
※イスラム神秘主義スーフィズムは、原理主義からは異端と見なされていて、2016年6月、スーフィー音楽家が銃撃されたテロ事件があった。
何もなかったとは言え、この選択は今でも正しいと思っています。
私たちがこの宿を出た2ヶ月後(2017年7月)、ラホール市内で自爆テロが起き、多くの犠牲者が出ました。
また、最近である2018年3月にもラホール郊外で自爆テロがありました。
パキスタンに旅しに来て、何も危険がないまま過ごせることがほとんどだとは思いますが、今の安定していない時期にパキスタンに行くのなら、人が集まるところや宗教施設に行くのは控えた方がいいと思います。
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